That came out wrong.の意味は?「今の言い方、まずかった」の使い方

That came out wrong.の意味と使い方を表す英会話イラスト

That came out wrong. は、自分が口にした言葉が意図とは違う響きになったと気づいたときの「今の言い方、まずかった」「変なふうに聞こえちゃった」という表現です。

相手に誤解されたあとだけでなく、話した本人がその場ですぐ「今のは違う」と気づいたときにも使えます。謝るだけで終わらせず、そのあとに本来伝えたかった内容を言い直すのがポイントです。

しゅみすけ(大山俊輔)

英語を話していて「単語は間違っていないのに、思ったより冷たく聞こえた」と感じることがあります。そんな瞬間に会話を止めて修正できる便利な一言です。

That came out wrong. の意味

That came out wrong. の自然な日本語訳は、場面によって次のように変わります。

  • 今の言い方、まずかった
  • 変なふうに聞こえちゃった
  • 今のは言いたかったことと違う
  • 誤解を招く言い方だった

ここでの come out は「外へ出る」から転じて、言葉が口から出た結果、ある響きで伝わることを表します。自分の頭の中では問題なくても、実際に声にしたら厳しく、失礼に、あるいは別の意味に聞こえた。そのズレを wrong で示しています。

どんなときに使う?

思ったより厳しく聞こえたとき

You always make things complicated. That came out wrong. I just mean we may be overthinking this.
「君はいつも話を複雑にするよね。今の言い方はよくなかった。考えすぎているかもしれない、という意味なんだ」

相手を責めるつもりがなかったとき

I don’t need your help—sorry, that came out wrong. I mean you’ve already done enough.
「あなたの助けはいらない――ごめん、今のは変に聞こえたね。もう十分助けてもらった、という意味なんだ」

褒めたつもりが失礼に聞こえたとき

You look better today. Oh, that came out wrong. You look great today.
「今日は前よりよく見えるね。あ、今の言い方はまずかった。今日はすごく素敵だね」

発言して違和感に気づきThat came out wrong.で言い直す3段階の流れ

会話では「気づく→言い直す」で使う

That came out wrong. は、それだけでも意味は通じます。ただし、相手に残った誤解を解くには、次のように本来の意図を続けるのが自然です。

  • That came out wrong. What I meant was …
    今の言い方はよくなかった。私が言いたかったのは~です。
  • That came out wrong. I didn’t mean …
    変なふうに聞こえたね。~という意味ではありません。
  • Sorry, that came out wrong. Let me rephrase that.
    ごめん、今の言い方はまずかった。言い直します。
  • That didn’t come out right. Let me try again.
    うまく言えなかった。もう一度言わせてください。

「私が言いたいのは」と核心を示す表現は、What I mean is … の意味と使い方でも詳しく解説しています。

come out の感覚

come out には「結果として~になる・~のように聞こえる」という使い方があります。

My joke came out sounding rude.
「私の冗談は、結果的に失礼に聞こえてしまった」

The photo came out blurry.
「写真はぼやけた仕上がりになった」

写真が撮ってみたらぼやけていたのと同じように、言葉も口にしてみたら意図と違う仕上がりになった、と考えると分かりやすいでしょう。

似た表現との違い

I didn’t mean that.

I didn’t mean that. は「そういう意味で言ったのではない」と意図を否定します。一方、That came out wrong. は、意図そのものより実際の言葉の響き・伝わり方に焦点があります。

I said that wrong.

I said that wrong. は、発音・文法・言葉の選び方を間違えた場合にも使えます。That came out wrong. は、文法的には正しくても、冷たい・失礼・誤解を招く響きになったときに特に自然です。

That didn’t come out right.

That didn’t come out right. もほぼ同じ意味です。wrong は「まずかった」とはっきり認める響き、didn’t come out right は「うまく表現できなかった」と少し柔らかく振り返る響きがあります。

That sounded wrong.

That sounded wrong. は「今の言い方は変に聞こえた」と聞こえ方を直接表します。ただし、文脈によっては「内容が間違って聞こえた」という意味にもなります。自分の言い方を即座に修正する定型句としては That came out wrong. が便利です。

注意したいポイント

相手の発言を批判する表現ではない

通常、That came out wrong.that自分が今言ったことを指します。相手に対して使うと「あなたの言い方は間違っていた」と責めるように聞こえることがあるため、自分の発言を修正するときに使いましょう。

言っただけで終わらせない

この一言は、会話を修復する合図です。何が間違って聞こえたのかを放置せず、I mean …What I meant was … を続けると誤解を解きやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

完璧な英語を一度で言おうとするより、伝わり方に違和感があれば止めて直すほうが、実際の会話では大切です。「That came out wrong.+本当に言いたかったこと」を一組で覚えておきましょう。

まとめ

That came out wrong. は「今の言い方、まずかった」「意図と違うふうに聞こえた」という、発言直後の自己修正に使う表現です。

come out は、言葉が口から出たあとの「仕上がり・響き」を表します。That came out wrong. What I meant was … の形で覚えれば、誤解をその場で認め、本来の意図へ自然に言い直せます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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