
up in the airは、予定・計画・結果などが「まだ決まっていない」「未確定である」ことを表す定型表現です。
たとえば、旅行の日程や会議の場所について「候補はあるけれど、まだ最終決定していない」と伝えるときに使えます。
Our travel plans are still up in the air.
旅行の予定はまだ決まっていません。
この記事では、up in the airの意味とニュアンス、自然な語順、例文、on holdやin the worksとの違いを分かりやすく解説します。
Contents
up in the airの意味は「まだ決まっていない」
up in the airの主な意味は次のとおりです。
- まだ決まっていない
- 未確定である
- 先行きがはっきりしない
- 結果がどうなるか分からない
単に「知らない」のではなく、複数の可能性が残っていて、結論が地面に着いていないような感覚があります。
The venue is still up in the air.
会場はまだ未定です。
Whether we’ll move abroad is up in the air.
海外へ引っ越すかどうかはまだ決まっていません。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜairで「未決定」になる?
in the airは文字どおりなら「空中に」です。空中に浮かんでいる物は、まだどこへ着地するか分かりません。
そこからup in the airは、計画や判断が宙に浮いた状態、つまり「まだ結論が出ていない」という比喩になりました。
日本語の「宙に浮いている」「白紙に近い」にもよく似たイメージです。ただし、必ずしも計画が失敗したわけではありません。決定を待っている途中であれば自然に使えます。
よく使う語順と文法
be up in the air
最も基本的なのは、主語の状態を説明するA is up in the airです。
The date is up in the air.
日程は未定です。
My weekend plans are up in the air.
週末の予定はまだ決まっていません。
会話では、未決定の状態が続いていることを示すstillがよく一緒に使われます。
The details are still up in the air.
詳細はまだ決まっていません。
leave A up in the air
leave A up in the airは「Aを未決定のままにしておく」です。
Let’s not leave the schedule up in the air.
スケジュールを未定のままにするのはやめましょう。
疑問節を主語にする
whether / when / whereなどで始まる節を主語にして、何が未定なのかを具体的に言えます。
When the store will reopen is still up in the air.
その店がいつ再開するかはまだ分かりません。
Whether she’ll join the project is up in the air.
彼女がプロジェクトに参加するかどうかは未定です。
日常会話・仕事で使える例文
日常・旅行
A: Are you going to Kyoto this weekend?
A:今週末、京都へ行くの?
B: Maybe. It’s still up in the air.
B:たぶんね。まだ決まっていないんだ。
Our flight time is up in the air because of the storm.
嵐のため、フライトの時間はまだ確定していません。
仕事
The launch date is still up in the air.
発売日はまだ未定です。
We have a budget, but the final scope is up in the air.
予算はありますが、最終的な範囲はまだ決まっていません。
I’ll let you know once the meeting time is no longer up in the air.
会議の時間が決まったらお知らせします。
恋愛・人間関係
Our plans for the holidays are still up in the air.
休暇の予定はまだ決まっていません。
Whether we’ll live together next year is up in the air.
来年一緒に住むかどうかはまだ未定です。
up in the air・on hold・in the worksの違い

| 表現 | 中心の意味 | ポイント |
|---|---|---|
| up in the air | 未決定 | 結論・日程・結果がまだ定まっていない |
| on hold | 一時停止中 | 始めたことや予定していたことを止めている |
| in the works | 進行中・準備中 | 実現に向けて作業が進んでいる |
The project is up in the air.
そのプロジェクトを実施するかどうか、まだ決まっていません。
The project is on hold.
そのプロジェクトは一時停止中です。
A new project is in the works.
新しいプロジェクトが進行中です。
up in the airは決まっていない、on holdは止めている、in the worksは進めているという違いです。
undecided・uncertainとの違い
undecided
undecidedは「まだ決断していない」という直接的な表現で、人の気持ちにも使えます。
I’m still undecided about which course to take.
どの講座を受けるか、まだ決めていません。
一方、up in the airは人の迷いそのものより、予定・詳細・結果などの状況を説明するのが得意です。
uncertain
uncertainは「不確かである」という広い意味を持ち、将来への不安や情報不足も表せます。up in the airのほうが会話的で、「まだ決定待ち」という場面に合います。
日本人が間違えやすいポイント
人を主語にしすぎない
I’m up in the air.だけでは、通常「私はまだ決めていない」という意味にはなりません。未決定の事柄を主語にするほうが自然です。
× I’m up in the air about dinner.
○ Our dinner plans are up in the air.
夕食の予定はまだ決まっていません。
自分が迷っていると言うなら、I haven’t decided yet.が簡単で自然です。
物理的に「空中にある」との見分け
文脈によっては文字どおり「空中に上がっている」こともあります。
The ball was up in the air.
ボールは空中に上がっていました。
一方、plan・date・details・future・decisionなど抽象的な名詞が主語なら、通常は「未決定」の比喩です。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語で言い換えるなら
up in the airがすぐ出てこなくても、次の基本表現で十分に伝わります。
- We haven’t decided yet.(まだ決めていません)
- It’s not decided yet.(まだ決まっていません)
- We’re not sure yet.(まだ分かりません)
- The plan isn’t final yet.(計画はまだ最終決定ではありません)
特にWe haven’t decided yet.は、日常会話でも仕事でも使いやすい言い換えです。
関連表現も確認しよう
「最大〜まで」「あなた次第」など、別の意味を持つup toの使い方も確認しておくと、upを含む表現を整理しやすくなります。
また、英熟語を体系的に増やしたい方は、英熟語・定型表現のまとめもご覧ください。
まとめ
up in the airは、予定・計画・結果などが「まだ決まっていない」「未確定である」ことを表します。
- A is up in the airが基本の語順
- still up in the airで「まだ未定」
- 可能性が空中に浮かび、着地点が決まっていないイメージ
- on holdは「一時停止」、in the worksは「進行中」
- 簡単に言うならWe haven’t decided yet.
まずはOur plans are still up in the air.を、自分の予定に置き換えて声に出してみましょう。









