volunteer forの意味は?volunteer to・asとの語順・使い方の違い

volunteer forの意味と使い方を解説するイメージ

職場で「その仕事、私がやります」、地域のイベントで「その係に立候補します」と自分から引き受けるときに使えるのが volunteer for です。

volunteer と聞くと、日本語では無償の社会奉仕を思い浮かべがちです。しかし英語では、報酬の有無よりも「頼まれる前に、自分の意思で手を挙げる」という感覚が中心です。仕事のシフトや会議の役割にも自然に使えます。

しゅみすけ(大山俊輔)

volunteer for は、慈善活動だけの表現ではありません。職場で面倒な係を自分から引き受ける場面にもよく合います。

volunteer forの基本的な意味

volunteer for + 名詞 は、「~に自ら志願する」「~を自分から引き受ける」という意味です。

  • volunteer for the night shift:夜勤を自ら引き受ける
  • volunteer for the cleanup project:清掃プロジェクトに志願する
  • volunteer for military service:兵役に志願する

for の後ろには、自分が引き受ける仕事・活動・担当・機会などの名詞が来ます。

forが加えるイメージ

前置詞 for には「~に向かって」「~を求めて」という方向感があります。volunteer で「自分から申し出る」、for で「何に対して手を挙げるのか」を示す、と考えると語順を覚えやすくなります。

I volunteered for the early shift.
私は早番を自分から引き受けました。

誰かに割り当てられたのではなく、本人の意思で早番に手を挙げたニュアンスです。

volunteer for・to・asの語順の違い

volunteer for・volunteer to・volunteer asの語順の違い

後ろに置くもの 意味
volunteer for + 名詞 仕事・活動・担当 volunteer for the shift そのシフトに志願する
volunteer to + 動詞 自分がする行動 volunteer to help 手伝うと申し出る
volunteer as + 役割 立場・役目 volunteer as a guide 案内役を務める

volunteer for + 名詞

Maya volunteered for the presentation.
マヤはそのプレゼンを自分から引き受けました。

「何を引き受けたか」を名詞で示しています。

volunteer to + 動詞

Ken volunteered to lead the meeting.
ケンは会議の進行役をすると申し出ました。

「何をするか」を動詞で示すときは to を使います。volunteer for lead とは言いません。

volunteer as + 役割

She volunteered as a guide at the festival.
彼女はお祭りで案内係のボランティアをしました。

guide、translator、coach など、「どの役割で参加したか」を示すときは as が自然です。

日常・仕事で使える自然な例文

仕事

Who volunteered for the client call?
誰がその顧客対応の電話を引き受けたの?

I volunteered for the task because I had some extra time.
少し時間に余裕があったので、その仕事を自分から引き受けました。

Nobody volunteered for the weekend shift.
週末のシフトには誰も手を挙げませんでした。

学校・地域活動

Three students volunteered for the school event.
3人の生徒が学校行事に志願しました。

We volunteered for the beach cleanup.
私たちは海岸清掃に参加を申し出ました。

Are you going to volunteer for the fundraiser?
その募金イベントにボランティアで参加する予定ですか?

家庭・人間関係

My brother volunteered for dish duty tonight.
今夜は兄が自分から皿洗い係を引き受けました。

I didn’t exactly volunteer for this job.
別にこの役目を進んで引き受けたわけではありません。

最後の例のように否定すると、「好きでやっているわけではない」という軽い不満やユーモアも表せます。

しゅみすけ(大山俊輔)

“I didn’t volunteer for this.” は、望んでいない役目を任されたときの軽いぼやきとしても使えます。ただし強く言うと不満が伝わるので、職場では声の調子に注意しましょう。

volunteer forと似た表現の違い

offer toとの違い

offer to + 動詞 も「~すると申し出る」です。volunteer は、複数の人がいる場で役目に手を挙げる感覚が比較的強く、offer は相手に助けや行動を差し出すことに焦点があります。

I offered to carry her bag.
私は彼女のバッグを持とうと申し出ました。

二人の会話で助けを申し出るなら offer to が自然なことも多いです。

sign up forとの違い

sign up for は「~に登録する・申し込む」。申込書やウェブフォームなど、参加登録の手続きが意識されます。volunteer for は、自分から役目を引き受ける意思を強調します。

I signed up for the workshop.
そのワークショップに申し込みました。

I volunteered for the reception desk.
受付係を自分から引き受けました。

take part inとの違い

take part in は単に「活動に参加する」ことを表し、自分から役目を引き受けたかどうかまでは示しません。

日本人が間違えやすいポイント

「無償で働く」だけに限定しない

volunteer は無償活動でよく使われますが、職場の業務を自発的に引き受ける場合にも使えます。判断の軸はお金ではなく、自分から申し出たかです。

動詞を続けるならforではなくto

× I volunteered for help.(「手伝うと申し出た」のつもり)
I volunteered to help.
私は手伝うと申し出ました。

ただし volunteer for help は文脈によって「支援を受ける側として志願する」と読まれる可能性があり、意図が変わります。

役割名にはasが分かりやすい

× She volunteered for a guide.
She volunteered as a guide.
彼女は案内係としてボランティアをしました。

簡単な英語で言い換えるなら

volunteer for がすぐ出てこなくても、次の簡単な表現で意図を伝えられます。

  • I can do it.:私がやれます。
  • I’ll take the shift.:そのシフトは私が引き受けます。
  • I want to help.:手伝いたいです。
  • I offered to do it.:私がそれをすると申し出ました。

会話では、難しい熟語を思い出そうとして黙るより、I can do it. と短く言うほうが自然に通じます。

関連表現も一緒に覚えよう

まとめ

volunteer for + 名詞 は、「仕事・活動・担当などに自ら志願する、進んで引き受ける」という表現です。

  • 仕事・活動を示す:volunteer for + 名詞
  • 行動を示す:volunteer to + 動詞
  • 役割を示す:volunteer as + 役割

「ボランティア活動をする」だけでなく、職場や家庭で自分から手を挙げる場面にも使ってみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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