
こんにちは、b わたしの英会話です。
「応募しても受からないと思う」「でも、やってみないと分からないよ」。こんなとき英語では、短く You never know. と言えます。
You never know. は「何が起こるか分からない」「ひょっとしたらね」「やってみないと分からない」という意味です。悪い未来への警戒だけでなく、意外なチャンスを示す前向きな励ましにもよく使われます。本記事では単独での使い方、後ろに続く文、返し方、I don’t know・Nobody knowsとの違いまで解説します。
Contents
You never know.の意味は「何が起こるか分からない」
You never know. は、未来や人の気持ち、結果などを完全には予測できないと伝える定型表現です。直訳は「あなたは決して知らない」ですが、日本語では「先のことは分からない」「ひょっとしたら」「やってみないと分からない」が自然です。
Maybe they’ll say yes. You never know.
彼らが承諾するかもしれません。どうなるか分かりませんよ。
Apply for the job. You never know.
その仕事に応募してみなよ。やってみないと分からないよ。
二つ目の例では、知識がないことを謝るのではなく、「予想外にうまくいく可能性もある」と相手の背中を押しています。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜneverなのに「ひょっとしたら」になる?
never は「決して〜ない」、know は「知っている」。つまりYou never knowは、「何が起きるかを確実に知ることはできない」という意味です。
確実に分からないからこそ、悪い結果だけでなく、良い結果も否定できません。そこで文脈によって「ひょっとしたら成功するかも」「試してみないと分からない」という前向きな意味が生まれます。
You never know.の自然な使い方
単独でひと言返す
相手が未来を決めつけたときや、可能性を低く見ているとき、ひと言の You never know. で「まだ分からないよ」と返せます。
I don’t think she’ll come. — You never know.
彼女は来ないと思う。— まだ分からないよ。
This idea probably won’t work. — You never know.
この案はたぶんうまくいかないよ。— やってみないと分からないよ。
You never know what/when/who …
何が分からないのかを具体的に続ける場合は、疑問詞の後ろを通常の文の語順にします。
You never know what might happen.
何が起こるか分かりません。
You never know when an opportunity will come.
いつチャンスが来るか分かりません。
You never know who you might meet while traveling.
旅行中に誰と出会うか分かりません。
what might happen は「何が起こるか」という文の部品なので、疑問文のように what might happen? と独立して尋ねているわけではありません。
You never know until you try.
You never know until you try. は「やってみるまで分からない」という定番の形です。挑戦を迷う相手を励ますときに自然です。
You never know until you try, so send the application.
やってみるまで分からないのだから、応募書類を送ってみて。
You never know with …
You never know with+人・物事 で、「〜はどうなるか予測できない」という言い方もあります。
You never know with the weather here.
ここの天気はどう変わるか分かりません。
You never know with kids; they can surprise you.
子どもは何をするか分かりません。驚かされることがあります。
場面別の自然な例文
仕事・転職
Send your proposal. You never know—the client may love it.
提案を送ってみて。クライアントが気に入るかもしれないよ。
You never know where one conversation might lead.
一度の会話がどこにつながるか分かりません。
恋愛・人間関係
Why not ask him out? You never know.
彼を誘ってみたら?うまくいくかもしれないよ。
People change. You never know how she’ll feel next year.
人は変わります。来年、彼女がどう感じているかは分かりません。
旅行
Pack a light jacket. You never know.
薄手の上着を持っていって。何があるか分からないから。
Take the side street. You never know what you might find.
脇道へ行ってみよう。何を見つけるか分からないよ。
日常生活
Keep the receipt. You never know when you’ll need it.
レシートは取っておいて。いつ必要になるか分からないから。
I’ll bring an umbrella—you never know.
傘を持っていくよ。天気はどうなるか分からないから。
You never know・I don’t know・Nobody knowsの違い

You never know:可能性はまだ分からない
You never know. は、未来や結果が予測不能で、意外な展開もあり得ることを示します。一般的なyouなので、必ずしも相手個人を指して責めているわけではありません。
You never know. Things may improve.
まだ分かりません。状況が良くなるかもしれません。
I don’t know:私は答えを知らない
I don’t know. は、質問への答えや情報を自分が持っていないという中立的な表現です。未来の可能性を示す働きはありません。
What time does the store close? — I don’t know.
その店は何時に閉まるの?— 分かりません。
Nobody knows:誰にも答えが分からない
Nobody knows. は「誰も知らない」「誰にも分からない」と、知識を持つ人がいないことを明確に述べます。You never knowより断定的です。
Nobody knows exactly when the problem will be fixed.
その問題がいつ直るのか、正確には誰にも分かりません。
You never knowとmaybeの違い
maybe は「もしかすると」と、ある可能性を直接示す副詞です。You never know. は「結果は予測できないから、その可能性も否定できない」というひと言です。
Maybe she’ll call tonight.
もしかすると彼女は今夜電話してくるかもしれません。
She might call tonight. You never know.
彼女は今夜電話してくるかもしれません。どうなるか分かりませんよ。
具体的な可能性を一文で述べるならmaybeやmight、相手の断定をやわらげたり、含みを持たせたりするならYou never knowが便利です。
「一寸先は闇」との違い
日本語の「一寸先は闇」は、将来に何が起こるか分からないという意味で、You never knowと重なる場面があります。ただし「闇」という言葉のため、日本語では不安や悪い展開を連想しやすい表現です。
一方、You never knowは良い可能性にも悪い可能性にも使えます。「一寸先は闇」を英語で説明する表現については、「一寸先は闇」は英語で?で詳しく解説しています。
日本人が間違えやすいポイント
You don’t know.に置き換えると響きが変わる
You don’t know. は、文脈によって「あなたは知らないでしょう」「分かっていない」と相手を直接指すため、対立的に聞こえることがあります。定型表現の You never know. は、一般論として「先は分からない」と言う柔らかい表現です。
必ず悲観的とは限らない
You never knowを「何が起きるか分からなくて怖い」とだけ覚えると、励ましの場面を理解できません。声の調子と前後の文に注目しましょう。
Try it—you never know!
やってみなよ。うまくいくかもしれないよ!
疑問文ではない
You never know. は語尾を大きく上げて相手に答えを求める質問ではなく、話し手のコメントです。通常は落ち着いた下降調で発音します。
しゅみすけ(大山俊輔)
You never know.への返し方
決まった返答はありませんが、可能性を受け入れる、同意する、少し考え直す返し方が自然です。
That’s true.
確かにそうですね。
Maybe you’re right.
あなたの言う通りかもしれません。
I guess it’s worth a try.
やってみる価値はありそうですね。
Good point. I’ll give it a shot.
なるほど。挑戦してみます。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
Maybe.
ひょっとしたらね。
Anything can happen.
何が起きてもおかしくありません。
We’ll see.
そのうち分かります。
It might work.
うまくいくかもしれません。
Try it and see.
試して確かめてみて。
励ましたいなら It might work.、結果を待つなら We’ll see.、挑戦を勧めるなら Try it and see. が使いやすい言い換えです。
You never know.を使った短い会話
A: I don’t think I’m qualified for that position.
B: Apply anyway. You never know.
A: You’re right. I’ll update my résumé tonight.
日本語訳
A:そのポジションに応募できるほどの資格はないと思う。
B:それでも応募してみなよ。やってみないと分からないよ。
A:そうだね。今夜、履歴書を更新してみる。
まとめ
You never know. は「何が起こるか分からない」「ひょっとしたら」「やってみないと分からない」を表す定型表現です。未来への不安だけでなく、思いがけない成功やチャンスを示す柔らかい励ましにも使えます。
I don’t knowは自分が情報を持っていないこと、Nobody knowsは誰にも答えが分からないことを表します。You never knowがすぐに出ないときは、Maybe. や It might work. のような簡単な英語でも十分伝わります。
ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の意味・使い方一覧をご覧ください。









