「結論から言うと」は英語で?The short answer is・The bottom line isの使い分け

「結論から言うと」は英語で?The short answer is・The bottom line isの違い 「結論から言うと」は英語で一語に決まるわけではありません。質問へ短く答えるならThe short answer is …、仕事で最重要点を示すならThe bottom line is …、前置きを省いて単刀直入に入るならTo cut to the chase, …が自然です。
The short answer is yes. 結論から言うと、答えはイエスです。
The bottom line is that we need more time. 結論から言うと、私たちにはもっと時間が必要です。
表現中心となる意味向いている場面
The short answer is …短く答えると質問への結論を先に言う
The bottom line is …結論・最重要点は仕事・判断・お金の話
To cut to the chase, …単刀直入に言うと前置きを省いて本題へ入る

「結論から言うと」の英語は場面で選ぶ

The short answer is・The bottom line is・To cut to the chaseの比較図
質問への短い答え、仕事上の最重要点、単刀直入な本題への入り方で表現を選びます。

The short answer is …:短く答えると

The short answer is …は、答えに説明や条件が必要であっても、まず結論だけを先に伝える表現です。「短く答えると」「結論から言うと」に近く、質問への返答で特に自然です。
Can we finish this by Friday? 金曜日までに終えられますか?
The short answer is no. We need at least three more days. 結論から言うと、無理です。少なくともあと3日必要です。
The short answer is yes, but there are a few conditions. 結論から言うと、はい。ただし、いくつか条件があります。
yes / noを先に出したあと、理由や例外を説明できるため、会議やメールでも分かりやすい伝え方です。

The long answer is …との組み合わせ

詳しく説明すると答えが複雑になる場合、次のようにも言えます。
The short answer is yes. The long answer is a little more complicated. 短く答えるとイエスです。詳しく説明すると、もう少し複雑です。
相手にまず安心して結論を受け取ってもらい、その後で背景を話せます。

The bottom line is …:結論・最重要点は

the bottom lineはもともと、損益計算書の最終行に示される利益・損失を指します。そこから「最終的な結果」「もっとも重要な点」「結論」という意味で広く使われます。
The bottom line is that we can’t afford it. 結論から言うと、私たちにはそれを買う余裕がありません。
The bottom line is that customer satisfaction must come first. 結論として、顧客満足を最優先にしなければなりません。
What’s the bottom line? 結局のところ、結論は何ですか?
ビジネス、予算、意思決定などでよく使われます。単なる「最後の文」ではなく、判断を左右する核心を示す表現です。

Bottom lineだけでも使える

会話では文頭でBottom line, …と短く言うこともありますが、学習者はまずThe bottom line is that …をチャンクで覚えると安全です。

To cut to the chase, …:単刀直入に言うと

cut to the chaseは「前置きを省いて本題へ入る」というイディオムです。映画で長い展開を省いて追跡場面(chase)へ移ることに由来するとされます。
To cut to the chase, we’d like to offer you the job. 単刀直入に言うと、あなたにその仕事をお願いしたいです。
Let me cut to the chase. We need to change the plan. 単刀直入に言います。計画を変える必要があります。
「結論から言うと」に近い場面もありますが、中心となる感覚は結論そのものより、前置きを飛ばすことです。カジュアル寄りなので、非常に改まった文書より会話や口頭説明に向きます。

To get straight to the point:すぐ本題に入ると

get straight to the pointも「単刀直入に本題へ入る」を表します。
I’ll get straight to the point. Your proposal needs more evidence. 単刀直入に本題へ入ります。あなたの提案には、より多くの根拠が必要です。
To cut to the chaseよりイディオム感が弱く、仕事でも使いやすい表現です。
  • To cut to the chase:前置きを省いて単刀直入に
  • To get straight to the point:すぐ要点・本題へ

In conclusionは「結論から言うと」ではない?

in conclusionは「結論として」「最後にまとめると」です。作文・レポート・発表の最後に、それまでの議論をまとめるときに使います。
In conclusion, regular practice is essential for improving your English. 結論として、英語力の向上には定期的な練習が不可欠です。
日本語ではどちらも「結論」と訳せますが、順番が逆です。
  • 結論から言うと:最初に答えを出す
  • In conclusion:説明の最後に結論を述べる
日常会話で質問へすぐ答えるときにIn conclusion, yes.と言うと、発表の締めくくりのように大げさに聞こえます。

「要するに」との違い

「要するに」は、すでに出た情報を圧縮して要点をまとめます。「結論から言うと」は、まだ理由を詳しく話す前に答えを先に出します。
The short answer is yes. Here’s why. 結論から言うと、イエスです。理由を説明します。
In short, the project was successful. 要するに、そのプロジェクトは成功しました。
  • The short answer is …:答えを先に置く
  • In short, …:話した内容を短くまとめる
「要するに」の使い分けは「「要するに」は英語で?In short・Basically・To sum upの違い」で詳しく解説しています。

仕事で使える例文

納期について答える

The short answer is no. We can’t deliver by Monday without compromising quality. 結論から言うと、難しいです。品質を落とさず月曜日までに納品することはできません。

会議で最重要点を示す

The bottom line is that we need to increase sales by ten percent. 結論から言うと、売上を10%増やす必要があります。

提案を単刀直入に伝える

Let me get straight to the point. I think we should postpone the launch. 単刀直入に言います。発売を延期すべきだと思います。

日常会話で使える例文

Do you like him? — The short answer is yes. 彼のことが好きなの?——結論から言うと、うん。
To cut to the chase, I’m moving to Osaka next month. 単刀直入に言うと、来月大阪へ引っ越します。
The bottom line is that I’m happier here. 結局のところ、私はここにいるほうが幸せです。

失礼に聞こえないための注意点

結論を先に言うこと自体は、英語の仕事コミュニケーションでは分かりやすさにつながります。ただし、Let me cut to the chase.は場面や口調によって「前置きはもういい」という強さが出ることがあります。 やわらかく始めたいなら、次の表現が使えます。
To give you the short answer, yes. 短くお答えすると、はい。
If I had to give you the short answer, I’d say no. 短くお答えするなら、ノーだと思います。

よくある質問

「結論から言うと」は英語で一番自然に何と言いますか?

質問への答えを先に出すならThe short answer is …が自然です。仕事上の最重要点を示すならThe bottom line is …が合います。

To make a long story shortも使えますか?

使える場合もありますが、これは長い体験談の途中を省いて結末を話す「手短に言うと」です。質問への結論を先に答える表現ではありません。

結論をメールの冒頭で伝えるには?

The short answer is yes/no.のほか、To answer your question directly, …(ご質問に直接お答えすると)も丁寧で実務的です。
To answer your question directly, we can begin next Monday. ご質問に直接お答えすると、来週月曜日に開始できます。

Bottom lineはカジュアルですか?

会話的ではありますが、ビジネスでも一般的です。ただし正式な報告書では、the key point is …in conclusionのほうが文体に合う場合があります。

まとめ:答え・最重要点・本題のどれを先に出すか

  • The short answer is …:質問への短い答えを先に言う
  • The bottom line is …:判断を左右する結論・最重要点を示す
  • To cut to the chase, …:前置きを省き単刀直入に言う
  • To get straight to the point, …:すぐ本題へ入る
  • In conclusion, …:説明の最後に結論をまとめる

知っている表現を、会話で使えるチャンクへ

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会話のつなぎ表現をまとめて確認: 英語のチャンクとは?会話が続く頻出チャンク・文頭表現一覧

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