「要するに」は英語で?In short・Basically・To sum upの違い

「要するに」は英語で?In short・Basically・To sum upの違い 「要するに」は英語で、もっとも直接的にはin shortです。ただし会話ではbasically、話の最後の総括にはto sum upもよく使います。
In short, we need more time. 要するに、私たちにはもっと時間が必要です。
3つとも話をまとめる表現ですが、使う場面とニュアンスが少し違います。
表現主な意味向いている場面
In short, …要するに・手短に言えば長い説明を短くまとめる
Basically, …基本的には・つまり会話で要点や本質を示す
To sum up, …まとめると説明・発表の最後に総括する

「要するに」の英語は3つを使い分ける

In short・Basically・To sum upの使い分け比較図
短く言い直すならIn short、会話で本質を示すならBasically、最後の総括ならTo sum upが基本です。

In short:「要するに」「手短に言えば」

in shortは、それまでの説明から細部を省き、結論や要点だけを短く伝える表現です。日本語の「要するに」「手短に言えば」にもっとも近い基本表現です。
The schedule is too tight, the budget is limited, and we don’t have enough staff. In short, we can’t finish by Friday. 日程が厳しく、予算も限られ、人手も足りません。要するに、金曜日までには終えられません。
In short, the plan worked. 要するに、その計画はうまくいきました。
文頭でIn short, …と置くことが多く、会話にも文章にも使えます。少しかっちりしていますが、堅すぎる表現ではありません。

Long story shortとの違い

long story short、またはto make a long story shortも「手短に言うと」を表します。ただし、こちらは出来事や体験談の途中を省いて結末へ進む、よりカジュアルな表現です。
Long story short, I missed my flight and had to stay another night. 手短に言うと、飛行機に乗り遅れて、もう一泊することになりました。
  • In short:説明・意見・状況を要約する
  • Long story short:長い話の途中を省いて結末を言う

Basically:「基本的には」「つまり」

basicallyの基本的な意味は「基本的には」です。会話では、複雑な内容から本質だけを取り出して「つまり」「要するに」と説明するときにもよく使います。
Basically, you just need to click this button and follow the instructions. 要するに、このボタンを押して指示に従えばいいだけです。
So basically, he wants us to start over. じゃあ要するに、彼は私たちに最初からやり直してほしいということですね。
So basically, …は日常会話で非常に自然なチャンクです。相手の話を自分なりに整理して確認するときにも使えます。
So basically, the meeting has been canceled. Is that right? 要するに、会議は中止になったということですね。合っていますか?

Basicallyを使いすぎない

basicallyは便利なフィラーにもなるため、英語話者でも繰り返し使うことがあります。ただし、意味なく連発すると話がぼんやりします。「本質を簡単に示す」ときに使いましょう。

To sum up:「まとめると」「総括すると」

to sum upは、複数のポイントを話したあと、最後に全体をまとめる表現です。プレゼン、会議、説明、英作文などで使いやすく、日本語では「まとめると」「総括すると」が自然です。
To sum up, we need to reduce costs, improve quality, and speed up delivery. まとめると、コストを削減し、品質を改善し、納品を早める必要があります。
To sum up, regular practice is more important than studying for many hours once a week. 要するに、週に一度長時間勉強するより、定期的に練習するほうが大切です。
会話でも使えますが、日常の短いやり取りではin shortやbasicallyのほうが軽く自然です。

In summaryとの違い

in summaryも「要約すると」を意味します。to sum upとほぼ同じですが、文章・報告書・発表などでややフォーマルに響きます。
In summary, the survey shows that customer satisfaction has improved. 要約すると、調査は顧客満足度が改善したことを示しています。

In other wordsとの違い

in other wordsは「言い換えると」です。内容を短くすることより、別の言葉で分かりやすく説明することが中心です。
The service is complimentary. In other words, it’s free. そのサービスはcomplimentaryです。言い換えると、無料です。
一方、in shortは複数の情報を圧縮して要点を示します。
Sales are down, costs are up, and cash is running low. In short, the business is in trouble. 売上は減り、コストは上がり、現金も少なくなっています。要するに、その事業は厳しい状況です。
  • In other words:同じ内容を別の言葉で説明する
  • In short:細部を省いて要点・結論を示す
詳しい使い分けは「「言い換えると」は英語で?In other words・That is・To put it another wayの違い」でも解説しています。

「つまり」は英語で何と言う?

日本語の「つまり」は文脈が広く、英語では目的によって選びます。
言いたいこと自然な英語
要点だけ言うIn short, …In short, we need help.
本質を簡単に言うBasically, …Basically, it’s the same idea.
別の言葉で説明するIn other words, …In other words, it’s free.
最後に総括するTo sum up, …To sum up, the project was successful.
相手の話から結論を導くSo, … / So you mean …?So, you mean we should wait?
日本語だけを一対一で訳すのではなく、「短くまとめるのか」「言い換えるのか」「確認するのか」を先に考えると選びやすくなります。

仕事で使える「要するに」の英語例文

結論を伝える

In short, the current approach is too expensive. 要するに、現在の方法は費用がかかりすぎます。

相手の説明を確認する

So basically, we need the client’s approval before moving forward. 要するに、進める前に顧客の承認が必要ということですね。

会議を締めくくる

To sum up, Mai will contact the client, and I’ll update the proposal. まとめると、マイが顧客に連絡し、私が提案書を更新します。

日常会話で使える例文

Basically, I stayed home and relaxed all weekend. 要するに、週末はずっと家でのんびりしていました。
Long story short, we got lost but finally found the restaurant. 手短に言うと、道に迷ったけど最終的にレストランを見つけました。
In short, I loved the movie. 要するに、その映画がすごく気に入りました。

よくある質問

「要するに」は英語で一番自然に何と言いますか?

説明を短くまとめて結論を示すならIn short, …がもっとも直接的です。カジュアルな会話で本質を説明するならBasically, …も自然です。

Basicallyは失礼ですか?

基本的には失礼ではありません。ただし、相手の長い説明を遮ってBasically, …と言うと、「つまりこうでしょ」と話を切り上げる印象になることがあります。相手が話し終えてから使うと安全です。

In conclusionも「要するに」ですか?

in conclusionは「結論として」で、論文・発表・スピーチの最後に向くフォーマルな表現です。日常会話の「要するに」には少し大げさです。

文頭以外にも置けますか?

basicallyは文中にも置けますが、学習初期はIn short, …Basically, …To sum up, …を文頭チャンクとして覚えるのが使いやすいでしょう。

まとめ:「短くする・本質を示す・総括する」で選ぶ

  • In short:細部を省いて「要するに」
  • Basically:会話で本質を示して「つまり」
  • To sum up:話の最後に「まとめると」
  • Long story short:長い体験談を省いて結末を言う
  • In other words:短くするより、別の言葉で言い換える

知っている表現を、会話で使えるチャンクへ

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会話のつなぎ表現をまとめて確認: 英語のチャンクとは?会話が続く頻出チャンク・文頭表現一覧

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