amount toの意味は?「合計・〜に等しい」の使い方とadd up toとの違い

amount toの意味・使い方・違いを解説するアイキャッチ画像

amount to には、大きく分けて「合計〜になる」と「結局〜に等しい・事実上〜だ」という2つの意味があります。

The total cost amounted to $500.
総費用は500ドルになりました。

His behavior amounts to bullying.
彼の行為は、事実上いじめに等しいものです。

amount toの基本イメージ

amount は名詞では「量・総額」、動詞では複数の要素が集まった結果として「ある合計・意味になる」ことを表します。前置詞toの後ろが、最終的に到達する金額・数量・評価です。

amount toの合計になる用法と結局等しい用法の比較図

意味1:合計〜になる・総計〜に達する

金額・人数・時間・数量などが、足し合わせた結果としてある数値になるときに使います。

The repairs amounted to 80,000 yen.
修理費は合計8万円になりました。

Her working hours amounted to 45 hours that week.
その週の彼女の勤務時間は合計45時間になりました。

The donations amounted to more than one million dollars.
寄付金は総額100万ドルを超えました。

主語には、costs, expenses, losses, sales, donations, hoursなど、合計できるものがよく置かれます。

しゅみすけ(大山俊輔)

amount toは、人が意識的に「到達する」というより、全部をまとめてみた結果、その数字になったという見せ方です。

意味2:結局〜に等しい・事実上〜だ

行動・発言・状況を総合すると、実質的にある評価と同じだと言いたいときにも使います。

Ignoring the warning amounts to accepting the risk.
警告を無視することは、その危険を受け入れることに等しいです。

The new rule amounts to a ban on personal phones.
その新しい規則は、事実上、私物の携帯電話の禁止です。

What he said amounted to an apology.
彼の発言は、実質的には謝罪でした。

この用法は、単純なbeよりも「いくつかの事情を考え合わせると、結局そう評価できる」という判断を含みます。批判や分析でよく使われ、ややフォーマルです。

amount to nothingの意味

amount to nothing は「何の結果にもならない」「何の価値もない」「成功しない」という意味です。

All those meetings amounted to nothing.
あれだけ会議をしたのに、何の成果にもつながりませんでした。

Without action, the plan will amount to nothing.
行動しなければ、その計画は何の成果にもなりません。

人についてYou’ll never amount to anything.と言うと「お前は決して大成しない」という非常に傷つける言い方になるため、使用には注意が必要です。

amount to the same thingの意味

amount to the same thing は「結局は同じことになる」です。

Whether we cancel now or wait another week, it amounts to the same thing.
今中止しても、もう1週間待っても、結局は同じことです。

表面的な方法や言い方は違っても、最終的な結果・意味が同じだと示します。

amount toとadd up toの違い

add up to も「合計〜になる」です。数値の足し算をはっきり意識する日常的な表現です。

The items add up to $200.
商品の合計は200ドルです。

The expenses amounted to $200.
経費は総額200ドルになりました。

  • add up to:足し算した合計。日常的
  • amount to:総計・最終結果。ややフォーマルで抽象的意味にも使える

add up to bullyingのような抽象評価も可能ですが、amount toのほうが「事実上〜に等しい」という分析的な響きを出しやすいです。

amount toとcome toの違い

会計でのcome toは「合計〜になります」という自然な会話表現です。

Your total comes to $75.
合計75ドルです。

The final bill amounted to $75.
最終的な請求額は75ドルになりました。

店員が会計金額を伝えるならcome toが自然です。報告書や説明で総額を述べるならamount toがよく合います。

amount toとequalの違い

equal は数値・価値・状態が「等しい」ことを直接表します。amount toは、複数の事情や要素をまとめた結果、その数字・評価になるという流れを持ちます。

Two plus three equals five.
2足す3は5です。

The extra fees amounted to almost half the original price.
追加料金は、元の価格のほぼ半分に達しました。

語順と文法

基本の語順は主語+amount(s) to+名詞・数値です。toは前置詞なので、後ろには名詞または動名詞を置きます。

  • amount to $1,000
  • amount to a refusal
  • amount to breaking the agreement

This amounts to breaking our promise.
これは、私たちが約束を破ることに等しいです。

amount to breakとはしません。

日常・仕事で使える例文

My travel expenses amounted to about 100,000 yen.
旅費は合計約10万円になりました。

The small monthly fees amount to a large sum over a year.
少額の月額料金も、1年では大きな金額になります。

Refusing to respond may amount to a rejection.
返答を拒むことは、事実上の却下に当たるかもしれません。

The changes don’t amount to a complete redesign.
その変更は、全面的な再設計と呼べるほどではありません。

Her support amounted to more than words could express.
彼女の支えは、言葉では表せないほどのものでした。

しゅみすけ(大山俊輔)

会話で金額を言うだけならThe total is …やIt comes to …で十分です。amount toは、総額を報告したり「実質的にはこうだ」と評価したりするときに力を発揮します。

簡単な英語で言い換えるなら

  • The total is …=合計は〜です
  • It comes to …=合計〜になります
  • It is basically …=それは基本的に〜です
  • It has the same effect as …=〜と同じ結果になります

まとめ

  • amount to+数値=合計〜になる
  • amount to+評価=結局〜に等しい・事実上〜だ
  • amount to nothing=何の成果にもならない
  • amount to the same thing=結局同じことになる
  • add up toは足し算、come toは会計で日常的、equalは等しさを直接表す

関連表現は英熟語・定型表現の一覧でも確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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