as long as+時間・数量の意味は?「なんと〜もの期間」と条件用法の違い

as long as+時間・数量の「なんと〜もの長さ・期間」という意味と使い方

as long as + 時間・数量 は、「〜と同じくらい長い」という比較のほか、文脈によって「なんと〜もの長さ・期間」「〜にも及ぶ」と長さを強調します。

The meeting lasted as long as four hours.
その会議は、なんと4時間にも及びました。

「〜する限り」という条件の as long as と同じ形ですが、後ろに時間・距離などの数量が来ている点が見分けるヒントです。

しゅみすけ(大山俊輔)

数字が続くas long asは、条件ではなく「長さ」を比べたり強調したりする表現です。まず後ろの形を確認しましょう。

as long as+時間・数量の基本的な意味

long は「長い」、最初と後ろの as は「同じ程度」を作ります。そのため基本は「〜と同じくらい長い」です。

This bridge is as long as ten football fields.
この橋はサッカー場10面分と同じくらいの長さです。

一方、比較相手ではなく具体的な大きな数字を置くと、「〜もの長さ」「最大で〜にも及ぶ」という驚きや強調を表せます。

The application process can take as long as six months.
申請手続きには、最長で6か月もかかることがあります。

Some whales grow as long as 30 meters.
クジラの中には、全長30メートルにも成長するものがいます。

「同じくらい長い」と「なんと〜も」の見分け方

A is as long as B:Bと同じ長さ

The table is as long as the sofa.
そのテーブルはソファと同じくらいの長さです。

Bが物や別の対象なら、純粋な長さの比較になりやすい形です。

as long as+大きな数字:〜にも及ぶ

The line was as long as two kilometers.
その列は、なんと2キロにも及びました。

The battery can last as long as 20 hours.
そのバッテリーは最長20時間も持ちます。

数字の大きさを印象づけるため、日本語では「なんと」「〜も」「最長〜」などを補うと自然です。

条件のas long asとの違い

as long asの後ろが時間・数量なら長さの強調、主語と動詞なら条件という比較図

  • as long as + 時間・数量:なんと〜もの長さ・期間
  • as long as + 主語 + 動詞:〜する限り、〜でありさえすれば

The wait lasted as long as three hours.
待ち時間はなんと3時間にも及びました。

You can stay as long as you are quiet.
静かにしている限り、ここにいてもかまいません。

条件用法では、you are のように主語と動詞を含む文が続きます。数量用法では three hours のような名詞句が続きます。

よく使う動詞と自然な例文

take as long as:〜もの時間がかかる

Getting through security may take as long as an hour.
保安検査を通過するのに、1時間もかかることがあります。

It took as long as two weeks to receive a reply.
返事を受け取るまで、なんと2週間もかかりました。

last as long as:〜もの間続く・持つ

The interview lasted as long as 90 minutes.
面接は90分にも及びました。

This treatment can last as long as a year.
この治療は1年もの間続くことがあります。

be・grow as long as:〜もの長さがある・まで伸びる

The dress was as long as two meters.
そのドレスは長さが2メートルもありました。

The roots can grow as long as five meters.
根は5メートルもの長さに育つことがあります。

仕事・旅行・日常で使える例文

The contract may remain valid for as long as five years.
その契約は最長5年間、有効な場合があります。

Passengers sometimes wait as long as two hours at immigration.
乗客は入国審査で2時間も待つことがあります。

She commutes for as long as 90 minutes each way.
彼女は片道90分もかけて通勤しています。

The sale could continue for as long as a month.
セールは1か月もの間続く可能性があります。

for as long as + 期間 の形では、「〜もの期間ずっと」と継続期間を強調できます。

as much as・as many asとの違い

  • as long as:時間・距離などの長さ
  • as much as:金額・量など数えられないもの
  • as many as:人数・個数など数えられるもの

The repair took as long as three weeks.
修理には3週間もかかりました。

The repair cost as much as $3,000.
修理には3,000ドルもかかりました。

As many as 200 people attended.
200人もの人が参加しました。

量の強調は「as much asの意味とas many asとの違い」でも詳しく解説しています。

up toとの違い

up to は客観的な上限を示すのが中心です。as long as は、その時間・長さが「かなり長い」と感じさせやすい表現です。

Delivery may take up to ten days.
配送には最大10日かかる場合があります。

Delivery may take as long as ten days.
配送には10日もかかる場合があります。

同じ上限でも、後者のほうが長さへの意識や驚きが伝わります。

間違えやすいポイント

必ずしも正確な時間とは限らない

can take as long as six months は「必ず6か月かかる」ではなく、「長い場合には6か月ほどかかり得る」という意味です。

時間ならalways longではない

時間を尋ねる How long …? では期間の長短に関係なく long を使います。しかし as long as six months の強調用法は、話し手がその期間を長いと捉えている場合に自然です。

条件用法と訳し分ける

You may wait as long as two hours. は「2時間も待つ場合がある」。You may wait as long as you like. は「好きなだけ待ってよい」です。数字か文かを確認してください。

しゅみすけ(大山俊輔)

as long asを見たら、すぐに「〜する限り」と決めつけないことが大切です。数字が続けば、長さや期間の話です。

簡単な英語で言い換えるなら

  • for up to …:最大〜の間
  • for … hours / years:〜時間・年間
  • It can take a very long time.:とても長い時間がかかることがある

It can take up to three months.
最大3か月かかることがあります。

まとめ

  • as long as + 対象:「〜と同じくらい長い」
  • as long as + 大きな時間・数量:「なんと〜もの長さ・期間」
  • as long as + 主語 + 動詞:「〜する限り」
  • 長さ・期間を強く印象づけ、上限だけならup toでも言い換えられる

ほかの表現は「英熟語・定型表現一覧」から確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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