be supposed toの意味は?「〜することになっている・はず」の使い方とshouldとの違い

be supposed toの意味・使い方・shouldとの違いを解説するアイキャッチ画像

be supposed to は、「〜することになっている」「〜するはずだ」「本来〜すべきだ」を表す、日常会話で非常によく使われる表現です。

I’m supposed to meet Ken at six. なら「6時にケンと会うことになっています」。You’re not supposed to park here. なら「ここに駐車してはいけません」です。

日本語訳が複数あるため難しく見えますが、共通する感覚は、予定・規則・周囲の期待などによって「そうするものだ」と考えられていることです。この記事では、be supposed to の主要な意味、否定形・疑問形・過去形、should / be expected to との違い、自然な例文、簡単な言い換えまで解説します。

be supposed toの基本形と意味

基本の語順は次のとおりです。

主語+be動詞+supposed to+動詞の原形

  • I am supposed to call her tonight.
    今夜、彼女に電話することになっています。
  • He is supposed to arrive at noon.
    彼は正午に到着するはずです。
  • We are supposed to wear name tags.
    私たちは名札を付けることになっています。

主語と時制に合わせて am / is / are / was / were を使います。supposed の後ろは、必ず to+動詞の原形 です。

しゅみすけ(大山俊輔)

be supposed toは、自分だけの意志というより、予定・ルール・一般的な期待が「そうすること」を求めている感覚です。

なぜ「〜することになっている」になるの?

suppose は「〜だと思う・仮定する」という動詞です。受け身の be supposed は、もともと「〜だと思われている」という形です。

そこから、人々・ルール・予定などによって「〜するものだと考えられている」という意味になり、「〜することになっている」「〜するはず」「〜すべき」と訳されます。

ただし、実際の会話では受け身を一語ずつ分析するより、be supposed to+動詞 をひとかたまりのチャンクとして覚えるほうが使いやすいでしょう。

be supposed toの4つの使い方

be supposed toの予定・期待・本来・禁止の4用法を比較した解説図

1.予定・約束「〜することになっている」

決まった予定や、人との約束を表します。

I’m supposed to have lunch with my client tomorrow.
明日はクライアントと昼食を取ることになっています。

What time are we supposed to leave?
私たちは何時に出発することになっていますか。

plan to が自分の計画を表すのに対し、be supposed to は、すでに決まっている予定や取り決めに意識が向きます。

2.期待・予想「〜するはずだ」

一般的な情報や予定から、そうなると期待されることを表します。

The package is supposed to arrive today.
荷物は今日届くはずです。

This medicine is supposed to help you sleep.
この薬は睡眠を助けるとされています。

The movie is supposed to be really good.
その映画はとてもよいらしいです。

最後の例では、「人から聞いた評判によると」という伝聞のニュアンスもあります。

3.本来の期待「〜すべきなのに・〜のはずなのに」

現実が期待どおりでないときに、困惑・不満・皮肉を含めて使えます。

This key is supposed to open the back door.
この鍵で裏口が開くはずなのですが。

You’re supposed to be helping me.
あなたは私を手伝うはずでしょう。

The new system was supposed to save time.
新しいシステムは時間を節約するはずだったのですが。

声の調子によっては、「なのに、実際はそうなっていない」という対比が強く伝わります。

4.ルール・禁止「〜することになっている/してはいけない」

規則や社会的な決まりを表します。否定形 not supposed to は、強すぎない禁止として非常によく使われます。

We’re supposed to take off our shoes here.
ここでは靴を脱ぐことになっています。

You’re not supposed to use your phone during the test.
試験中は携帯電話を使ってはいけません。

Am I supposed to pay at the counter?
カウンターで支払うことになっていますか。

否定形not supposed toの意味

be not supposed to+動詞 は、「〜しないことになっている」「〜してはいけない」が基本です。

  • You’re not supposed to tell anyone.
    誰にも話してはいけません。
  • Guests aren’t supposed to enter this area.
    宿泊客はこのエリアに入ってはいけないことになっています。
  • I’m not supposed to eat before the test.
    検査前は食べてはいけないことになっています。

must not よりも会話的で、規則や周囲の期待を伝える響きがあります。ただし、内容としては明確な禁止を表すこともあるので、軽い提案だと思わないようにしましょう。

過去形was / were supposed toの使い方

was / were supposed to+動詞 は「〜することになっていた」「〜するはずだった」です。実際には実現しなかったことを暗示する場合がよくあります。

I was supposed to call you last night.
昨夜あなたに電話することになっていました。

この文だけでも、「でも電話できなかった」という含みが生まれやすくなります。

We were supposed to meet at the station, but he went to the wrong exit.
駅で会う予定でしたが、彼は違う出口へ行ってしまいました。

The meeting was supposed to start at nine.
会議は9時に始まるはずでした。

疑問形の語順と定番フレーズ

Am I supposed to …?

「私は〜することになっていますか」「〜すればよいですか」と、手順や期待を確認します。

Am I supposed to sign both pages?
両方のページに署名することになっていますか。

What am I supposed to do?

「私はどうすればいいの?」という非常によく使われる表現です。単なる手順の質問にも、困り果てた気持ちにもなります。

The website won’t open. What am I supposed to do?
ウェブサイトが開きません。どうすればいいのですか。

How am I supposed to …?

「いったいどうやって〜すればいいの?」と、実現が難しいことへの困惑や不満を表します。

How am I supposed to finish this by noon?
これを正午までにどうやって終わらせればいいのですか。

What is that supposed to mean?

直訳は「それは何を意味することになっているの?」ですが、実際には「それ、どういう意味?」という強めの問いです。相手の発言に不快感や疑いを感じたときに使われることがあります。

What is that supposed to mean?
それはどういう意味ですか。

言い方によっては険しく聞こえるため、純粋に説明を求めるなら What do you mean by that? のほうが無難です。

日常会話・仕事で使える例文

日常生活

I’m supposed to pick up my sister after work.
仕事の後、妹を迎えに行くことになっています。

Are we supposed to bring our own towels?
タオルは各自で持ってくることになっていますか。

仕事

We’re supposed to send the report by Friday.
金曜日までに報告書を送ることになっています。

The update is supposed to fix the login problem.
そのアップデートでログイン問題が直るはずです。

I thought you were supposed to lead today’s meeting.
今日の会議はあなたが進行することになっていたと思っていました。

旅行

The train is supposed to arrive in five minutes.
電車は5分後に到着するはずです。

Are we supposed to tip the driver?
運転手にはチップを渡すことになっていますか。

恋愛・人間関係

We were supposed to have dinner together tonight.
今夜は一緒に夕食を食べる予定でした。

You’re not supposed to read other people’s messages.
人のメッセージを勝手に読んではいけません。

be supposed toとshouldの違い

should は、話し手が「〜したほうがよい」「〜すべき」と考える助言・判断によく使われます。

You should leave early.
早めに出たほうがいいですよ。

be supposed to は、予定・ルール・一般的な期待によって「そうすることになっている」と示します。

You’re supposed to leave by six.
6時までに出ることになっています。

つまり、should は話し手の助言になりやすく、be supposed to は外側にある決まり・期待を伝えやすい、という違いがあります。

be supposed toとbe expected toの違い

be expected to は、「〜することを期待されている」「〜する見込みである」という、よりフォーマルな表現です。

Employees are expected to respond within one business day.
従業員は1営業日以内に返答することが求められています。

Employees are supposed to respond within one business day.
従業員は1営業日以内に返答することになっています。

仕事の規定や公式な予測では be expected to がよく使われます。日常的な予定・ルール・困惑まで幅広く表せるのは be supposed to です。

be supposed toとI supposeの違い

I suppose … は「〜だと思う・まあ〜でしょう」と、自分の控えめな推測を表します。

I suppose he’s busy.
彼は忙しいのでしょうね。

He is supposed to be busy.
彼は忙しいことになっています/忙しいらしいです。

前者は「私の推測」、後者は「周囲の情報・期待」です。I supposeの意味とI think・I guessとの違いも参考にしてください。

日本人が間違えやすいポイント

suppose toとbe動詞を抜かない

× I supposed to go.
〇 I’m supposed to go.

私は行くことになっています。

ただし過去形の I was supposed to go. では supposed の形は同じで、be動詞が was に変わります。

toの後ろは動詞の原形

× I’m supposed to going.
〇 I’m supposed to go.

予定と自分の意志を混同しない

I’m going to call her. は「電話するつもり」、I’m supposed to call her. は「電話することになっている」です。

「はず」をすべてbe supposed toにしない

自分の推論による「〜のはず」は should が自然なことがあります。

He should be home by now.
彼はもう家に着いているはずです。

人から聞いた予定なら He is supposed to be home by now. と言えます。

しゅみすけ(大山俊輔)

「誰がそう決めたのか」を考えると使い分けやすくなります。予定やルールならbe supposed to、自分の助言ならshouldが基本です。

簡単な英語で言い換えるなら

be supposed to が出てこなければ、意味ごとに基本語で言い換えられます。

  • We have a meeting at three.
    3時に会議があります。
  • The train will arrive at ten.
    電車は10時に到着します。
  • The rules say we can’t park here.
    規則ではここに駐車できません。
  • They told me to wait here.
    ここで待つように言われました。
  • What should I do?
    どうすればいいですか。

予定なら We have …、指示なら They told me to …、禁止なら We can’t … と分ければ、難しい表現がなくても十分伝わります。

まとめ

be supposed to は、予定・規則・期待から「そうするものだ」と考えられていることを表します。

  • 基本形は 主語+be動詞+supposed to+動詞の原形
  • 「〜することになっている」「〜するはず」「本来〜すべき」を表す
  • not supposed to は「〜してはいけない」
  • was supposed to は「〜するはずだった」で、未実現を含みやすい
  • should は話し手の助言、be supposed to は予定・規則・周囲の期待が中心
  • I suppose は自分の控えめな推測で、別の表現
  • 出てこなければ予定・指示・禁止を基本語で直接説明できる

英熟語・定型表現をさらに学びたい方は、英熟語・定型表現の一覧も活用してください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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