
I suppose … は、「〜だと思います」「考えてみると〜でしょう」を表す会話表現です。
I suppose he’s right.
彼の言うことが正しいのでしょうね。
I think より少し控えめで、状況や材料を考えたうえで「まあ、そうなのだろう」と結論を出す感触があります。口調によっては、完全には乗り気でない同意も表します。
Contents
I supposeの意味とニュアンス
I suppose + 主語 + 動詞 の基本は、「考えてみると、たぶん〜だと思う」です。
suppose には、何かを仮に置いて考える感覚があります。そこから、会話の I suppose … では、確信を断言せずに自分の判断を示します。
- 事情から考えると、たぶんそうだろう
- 確実ではないので控えめに述べる
- 相手の意見をしぶしぶ認める
- 直接的な言い方を避けてやわらげる
I suppose the meeting will finish around five.
会議は5時ごろ終わると思います。
I suppose we should tell her the truth.
彼女には本当のことを話すべきなのでしょうね。
しゅみすけ(大山俊輔)
I supposeの語順
基本形は次のとおりです。
I suppose (that) + 主語 + 動詞
that は会話ではよく省略されます。
I suppose that makes sense.
それは筋が通っているのでしょうね。
I suppose she’s already left.
彼女はもう出発したのでしょう。
否定内容を述べるときは、suppose 側を否定して I don’t suppose … とすることも、後ろの文を否定することもできます。
I don’t suppose he’ll come tonight.
彼は今夜来ないと思います。
I suppose he won’t come tonight.
彼は今夜来ないのでしょうね。
どちらも似た内容ですが、I don’t suppose … は話し手の予想をより控えめに提示する響きがあります。
I suppose soの意味
I suppose so. は、相手の質問や意見を受けて「そうだと思います」「まあ、そうでしょうね」と返す表現です。so が相手の発言内容全体を受けています。
A: Do we need to book a table?
テーブルを予約した方がいいかな?
B: I suppose so. It’s usually busy on Fridays.
そうした方がよさそうだね。金曜日はたいてい混むから。
明るく言えば穏やかな同意ですが、ため息交じりに言えば「まあ、そうするしかないね」という気乗りしない承諾になります。
A: Should we invite Ben too?
ベンも招待した方がいいかな?
B: I suppose so.
まあ、そうだね。
I suppose notの意味
I suppose not. は、「そうではないと思います」「たぶん違うでしょうね」です。前の質問や発言を否定する内容を、やわらかく返します。
A: Is the bank still open?
銀行はまだ開いているかな?
B: I suppose not. It’s already six.
開いていないと思うよ。もう6時だから。
I don’t suppose so. も使えますが、短い返答では I suppose not. が自然で一般的です。
I suppose・I think・I guessの違い

I think …:中立的に意見を述べる
自分の考えや判断を伝える最も幅広い表現です。強さは後ろの内容や声の調子で変わります。
I think we should leave now.
もう出発した方がいいと思います。
I guess …:カジュアルに推測する
十分な情報がない中で「たぶん〜だと思う」と推測したり、会話で軽く結論を出したりします。特にアメリカ英語のカジュアルな会話でよく聞きます。
I guess he’s busy.
たぶん彼は忙しいんだと思う。
I suppose …:考えた末に控えめに結論を出す
事情を踏まえて「考えてみれば〜なのだろう」と判断します。I guess より少し落ち着いた響きがあり、イギリス英語でもよく使われます。
I suppose he’s busy.
まあ、彼は忙しいのでしょうね。
ただし、3表現の確信度が常に固定されているわけではありません。大切なのは、think は意見、guess はカジュアルな推測、suppose は考慮した控えめな結論、という出し方の違いです。
I guess の幅広いニュアンスは、I guessの意味とI think・I supposeとの違いでも詳しく解説しています。
I suppose soとI guess soの違い
どちらも「たぶんそう」「まあそうだね」と返せます。
- I guess so.:カジュアルで、確信の低い返答や軽い同意
- I suppose so.:考えた結果の同意。口調によっては渋々
A: We’ll have to wait until tomorrow, right?
明日まで待つしかないよね?
B: I guess so.
たぶんそうだね。
B: I suppose so.
まあ、そうするしかないね。
短い返答の使い方は、I guess soの意味とニュアンスも参考になります。
I don’t suppose you could …は控えめな依頼
I don’t suppose you could + 動詞 は、「ひょっとして〜していただけませんか」と、相手が断る可能性も認めながら遠慮がちに頼む形です。
I don’t suppose you could help me with this form?
もしよければ、この書類を手伝っていただけませんか?
I don’t suppose you could give me a ride home?
無理かもしれませんが、家まで車で送っていただけませんか?
かなり控えめで、イギリス英語らしい響きを感じることがあります。日常で簡単に言うなら、Could you …? で十分です。
Suppose …の「仮に〜としよう」
文頭で主語なしの Suppose + 文 を使うと、「仮に〜だとしよう」「もし〜ならどうする?」という別の用法になります。
Suppose we miss the last train. What should we do?
仮に終電を逃したら、どうすればいいでしょう?
これは意見を控えめにする I suppose … とは違い、状況を仮定して考える使い方です。
be supposed toと混同しない
be supposed to + 動詞 は、「〜することになっている」「〜するはずだ」を表します。
I’m supposed to meet her at noon.
私は正午に彼女と会うことになっています。
I suppose … の「〜だと思う」とは語順も意味も異なるため、別のまとまりとして覚えましょう。
自然な例文
仕事で控えめに予想する
I suppose the client will want a few changes.
クライアントはいくつか変更を求めるでしょうね。
旅行の予定を判断する
I suppose we’d better leave early to avoid traffic.
渋滞を避けるため、早く出た方がよさそうですね。
人間関係で相手の事情を認める
I suppose she had her reasons for not telling us.
彼女が私たちに話さなかったのには、事情があったのでしょう。
仕方なく予定を受け入れる
I suppose we can postpone dinner until Saturday.
まあ、夕食は土曜日に延期してもいいでしょう。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語で言い換えるなら
I suppose … がすぐに出てこなければ、次の基本表現で十分です。
- I think …(〜だと思います)
- Maybe …(たぶん〜です)
- Probably …(おそらく〜です)
- I guess …(たぶん〜だと思います)
まとめ
I suppose … は、事情や材料を少し考えたうえで、「〜だと思う」「まあ〜でしょう」と控えめに判断を伝える表現です。
- I suppose so. は「そうだと思う」。口調によっては渋々の同意
- I suppose not. は「そうではないと思う」
- think は中立的な意見、guess はカジュアルな推測
- I don’t suppose you could …? は遠慮がちな依頼
- be supposed to は「〜することになっている」という別構文
ほかの定型表現は、英熟語・定型表現のまとめから確認できます。









