
「別に」は英語で、いつも同じ表現になるわけではありません。
「特に何もない」なら Nothing in particular.、「どちらでも構わない」なら I don’t mind.、「怒っているわけではない」なら I’m not upset. が自然です。
日本語の「別に」は短いぶん、声の調子や状況によって意味が変わります。この記事では、冷たく聞こえにくい言い方も含めて場面別に解説します。
Contents
「別に」は英語で?意味別の使い分け一覧
| 日本語のニュアンス | 自然な英語 | 例 |
|---|---|---|
| 特に何もない | Nothing in particular. | 別に何もしてないよ。 |
| どちらでも構わない | I don’t mind. Either is fine. |
別にどっちでもいいよ。 |
| 怒っていない | I’m not upset. | 別に怒ってないよ。 |
| 嫌いなわけではない | It’s not that… | 別に嫌いじゃない。 |
| どうでもいい | I don’t really care. Whatever. |
別にどうでもいい。 |

「別に何もない」は Nothing in particular
「何をしていたの?」「何が欲しい?」と聞かれて、特別な答えがないときは Nothing in particular. が自然です。
A: What did you do this weekend?
週末は何をしたの?
B: Nothing in particular. I just relaxed at home.
別に特に何も。家でのんびりしていたよ。
A: Is there anything you want to eat?
何か食べたいものある?
B: Nothing in particular.
別に特にはないよ。
Nothing. だけでも通じますが、言い方によってはぶっきらぼうに聞こえます。in particular(特に)を加えると、穏やかな返答になります。
「別にどっちでもいい」は I don’t mind / Either is fine
選択肢のどちらでも問題ない、相手に任せるという「別に」には I don’t mind. が使えます。
A: Shall we sit inside or outside?
中と外、どっちに座る?
B: I don’t mind.
別にどっちでもいいよ。
選択肢が二つなら Either is fine.(どちらでも大丈夫)も明確で親切です。
Coffee or tea?
コーヒーと紅茶、どっち?
Either is fine with me.
私はどちらでも大丈夫です。
Whatever. も「何でもいい」ですが、声の調子によっては「勝手にすれば」のように冷たく響きます。普通に相手へ任せたいだけなら I don’t mind. や Either is fine. が安全です。
「別に怒ってない」は I’m not upset
「怒ってる?」と聞かれて否定するなら、英語では何を否定しているかを直接言います。
A: Are you mad at me?
私に怒ってる?
B: No, I’m not upset. I’m just tired.
ううん、別に怒ってないよ。ちょっと疲れているだけ。
日本語のように「別に」だけで返すより、I’m not upset. と気持ちを明確にしたほうが誤解されにくくなります。理由を添えると、さらに柔らかく聞こえます。
「別に嫌いじゃない」は It’s not that…
誤解を訂正して「〜というわけではない」と言うなら、It’s not that… が便利です。
It’s not that I don’t like him. I just don’t know him well.
別に彼が嫌いなわけじゃない。まだよく知らないだけ。
It’s not that I don’t want to go. I’m just busy this week.
別に行きたくないわけじゃない。今週は忙しいだけ。
It’s not that A. It’s just B.(Aというわけではなく、ただBです)の形を覚えると、相手を否定しすぎずに事情を説明できます。
「別にどうでもいい」は I don’t really care / Whatever
物事に関心がないなら I don’t really care. と言えます。ただし、人や相手の意見について使うと冷たく聞こえることがあります。
I don’t really care which movie we watch.
どの映画を見るかは別にどうでもいいよ。
Whatever. は、言い方によって「はいはい」「どうでもいい」「勝手にして」という投げやりな表現になります。詳しくはWhateverの意味と失礼にならない使い方も参考にしてください。
「別に」を冷たく聞こえさせないコツ
理由を一言添える
I’m not upset. だけでなく I’m just tired.、I don’t mind. の後に You can choose. と続けると、意図が伝わりやすくなります。
Nothing / Whateverだけで終わらせない
短い返事は、表情やイントネーションに意味を委ねます。特に英語初心者は、Nothing in particular. や Either is fine. のように少し長く言うほうが安全です。
「何でもない」は Never mindとも違う
Nothing in particular. は「特に何もない」、Never mind. は「今の話は気にしないで」「やっぱりいいです」です。詳しくはNever mindの意味と使い方をご覧ください。
初心者でも言える簡単な「別に」の英語
「別に」をそのまま訳そうとせず、伝えたい内容だけを簡単に言えば自然です。
- 別に何もないよ。 → Nothing special.
- 別に怒ってないよ。 → I’m not angry.
- 別にどっちでもいいよ。 → Both are okay.
- 別に嫌いじゃないよ。 → I don’t dislike it.
- 別に行かなくてもいいよ。 → We don’t have to go.
- 別に気にしてないよ。 → It’s okay.
難しい表現を探すより、I’m not…、It’s okay.、Both are okay. のような基本英語で具体的に言うほうが伝わります。
よくある質問
「別に」は英語で Nothing ですか?
「特に何もない」なら Nothing in particular. が自然です。Nothing. だけだと、声の調子によっては冷たく聞こえます。
「別にいいよ」は英語で何と言いますか?
許可するなら That’s fine.、どちらでも構わないなら I don’t mind.、気にしていないなら It’s okay. が使えます。
「別にあなたのためじゃない」は英語で?
It’s not like I did it for you. と言えます。not like… は「〜というわけではない」という口語的な表現です。
「別に普通」は英語で何と言いますか?
「特に変わったことはない」なら Nothing special.、感想が普通なら It was okay. が自然です。
まとめ:「別に」の後ろに隠れた意味を英語にしよう
- 特に何もない:Nothing in particular.
- どちらでも構わない:I don’t mind. / Either is fine.
- 怒っていない:I’m not upset.
- 〜というわけではない:It’s not that…
- どうでもいい:I don’t really care. / Whatever.
「別に」を一語で探すのではなく、何もないのか、気にしていないのか、誤解を訂正したいのかを言葉にすると自然な英語になります。
ほかの日本語らしいニュアンス表現も、英語チャンク・文頭表現のまとめで紹介しています。
英語を知識で終わらせず、自分の言葉として話せるようになりたい方は、大人のための英語コーチング beyondZもご覧ください。










