
bump intoは、人に「偶然ばったり会う」、物や人に「うっかりぶつかる」という意味です。2つの意味に共通するのは、予定せず進んでいたところ、相手に思いがけず接触する感覚です。
この記事では、bumpとintoから意味を理解する考え方、自然な例文、run into・meet・come acrossとの違い、日本人が間違えやすいポイントを解説します。
Contents
bump intoの主な意味は2つ
- bump into + 人:人に偶然会う、ばったり会う
- bump into + 物・人:物・人にぶつかる
過去形・過去分詞はbumped into、進行形はbumping intoです。bumpの最後のpを重ねます。
I bumped into Maya at the station.
駅でマヤにばったり会いました。
I bumped into a chair in the dark.
暗闇で椅子にぶつかりました。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜ「ばったり会う」になる?bump+intoの感覚
bumpは、何かに軽く「ドン」「コツン」と当たることです。intoは、動きが相手のいる領域へ入り、接触する方向を表します。
物理的に進んで物へ当たれば「ぶつかる」。街を歩いていて知り合いと予期せず出会えば、比喩的に「ばったり会う」になります。
- 予定して会う:目的を持って相手の所へ行く
- bump into:別の目的で動いていたら、偶然相手と出会う
intoの方向感覚は、be-rize.comのintoとout ofのコアイメージ解説も参考になります。
意味1:人に「偶然ばったり会う」
駅、街、店、職場などで、会う約束をしていなかった人に偶然会ったときに使います。
I bumped into an old coworker on my way home.
帰宅途中、以前の同僚にばったり会いました。
Guess who I bumped into at the café!
カフェで誰にばったり会ったと思う?
We bumped into each other at the airport.
私たちは空港で偶然会いました。
She bumped into her ex while shopping.
彼女は買い物中に元恋人とばったり会いました。
bump into each otherの語順
「お互いに偶然会う」はbump into each otherです。intoを外してbump each otherにすると、「お互いの体をぶつける」という意味に近づきます。
意味2:物や人に「ぶつかる」
不注意や暗さなどが原因で、物や人に軽く接触する場面でも使います。
Be careful not to bump into the table.
テーブルにぶつからないよう気をつけて。
Someone bumped into me on the train.
電車で誰かが私にぶつかりました。
I turned around and bumped into the door.
振り向いたらドアにぶつかりました。
bumpには比較的軽い接触の響きがあります。車が激しく衝突する場合は、通常crash intoやcollide withを使います。
bump into・run into・meetの違い

bump into:偶然の出会いを会話的に伝える
bump intoは「本当に思いがけず会った」という偶然性が分かりやすく、日常会話に向いています。
I bumped into Ken outside the gym.
ジムの外でケンにばったり会いました。
run into:偶然会うほか、問題に直面する
run intoも人に偶然会う意味では、bump intoとほぼ同じです。ただしrun intoは、問題・困難に「直面する」という用法でもよく使われます。
We ran into a few technical problems.
私たちはいくつかの技術的な問題に直面しました。
bump intoは通常、問題に直面する意味では使いません。詳しくはrun intoの意味と使い方をご覧ください。
meet:予定の有無を問わない一般的な「会う」
meetは広い意味の「会う」です。予定して会う場合にも、初対面にも使えます。
- I met Maya for lunch.:マヤと昼食を食べるために会った
- I bumped into Maya at lunch.:昼食時にマヤと偶然会った
come acrossとの違い
come acrossも「偶然出会う・見つける」ですが、物・情報・ウェブページなどにも幅広く使えます。
I came across an interesting article online.
オンラインで興味深い記事を偶然見つけました。
人に偶然会うならbump into・run intoが会話では分かりやすく、物や情報を偶然発見するならcome acrossが自然です。
よく使う会話パターン
Guess who I bumped into!
意外な人に会ったことを話し始める定番です。
Guess who I bumped into yesterday!
昨日、誰にばったり会ったと思う?
I keep bumping into …
同じ人に何度も偶然会うなら、keepを使えます。
I keep bumping into him at the supermarket.
スーパーで何度も彼に偶然会うんです。
Sorry, I bumped into you.
人にぶつかったあとの謝罪では、より自然にSorry, I didn’t mean to bump into you.(ごめんなさい、ぶつかるつもりはなかったんです)とも言えます。
日本人が間違えやすいポイント
1.偶然会ったなら予定を表す表現を加えない
I planned to bump into him.では、「偶然会うつもりだった」という矛盾した響きになります。予定して会ったならI planned to meet him.です。
2.intoを落とさない
- I bumped him.:私は彼に体をぶつけた
- I bumped into him.:彼にぶつかった/彼に偶然会った
3.過去形はbumped
- 誤:I bump into her yesterday.
- 正:I bumped into her yesterday.
4.人に会う意味か、ぶつかる意味かは状況で判断する
I bumped into my boss at the station.なら通常「上司に偶然会った」です。混雑の説明があれば、物理的にぶつかった意味にもなり得ます。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語での言い換え
- I saw her by chance.
偶然彼女を見かけました。 - I met him unexpectedly.
思いがけず彼に会いました。 - I accidentally hit the chair.
うっかり椅子にぶつかりました。 - I ran into an old friend.
昔の友人に偶然会いました。
まとめ
bump intoには「人に偶然ばったり会う」と「物・人にぶつかる」の2つの意味があります。共通するのは、進んでいたら予定せず相手に接触した感覚です。
- bump into + 人:人に偶然会う
- bump into + 物:物にぶつかる
- run into:偶然会う/問題に直面する
- meet:予定の有無を問わない一般的な「会う」
ほかの句動詞も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめも活用してください。









