
can’t stand … は、「〜に耐えられない」「〜が嫌でたまらない」「〜が大嫌い」という強い不快感を表す英語です。人・物・状況のほか、動名詞(-ing)を続けて「〜するのが我慢できない」と言えます。
たとえば I can’t stand the smell of cigarettes. は「タバコのにおいがどうしても苦手」、I can’t stand waiting. は「待つのが我慢できない」という意味です。単なる I don’t like … よりかなり強いので、人について使うときは特に注意しましょう。
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can’t standの基本的な意味
- 〜に耐えられない
- 〜が嫌でたまらない
- 〜が大嫌い
- 〜するのが我慢できない
I can’t stand this heat.
この暑さには耐えられない。
I can’t stand people who are rude to staff.
店員さんに失礼な人は本当に苦手です。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話でのニュアンス:かなり強い「嫌い」
I don’t like … が穏やかな「好きではない」なら、I can’t stand … は感情が一段強い表現です。迷惑な音、におい、暑さ、待ち時間など、繰り返し不快に感じるものによく使います。
- I don’t like crowds.:人混みは好きではない
- I can’t stand crowds.:人混みは本当に耐えられない
人を目的語にすると「その人が大嫌い」という直接的で強い言い方になります。本人の前や職場では、I find it difficult to work with him.(彼とは仕事がしづらいです)のように、問題となる行動や状況に焦点を移すほうが安全です。
can’t standの形と語順
基本の形は 主語 + can’t stand + 名詞/代名詞/動名詞 です。三人称単数でも can’t の後ろは動詞の原形なので、stands にはしません。
can’t stand + 名詞・代名詞
She can’t stand loud music.
彼女は大きな音の音楽が耐えられません。
I can’t stand it anymore.
もうこれ以上我慢できない。
can’t stand + 動名詞(-ing)
I can’t stand waiting in long lines.
長い列で待つのが我慢できません。
He can’t stand being told what to do.
彼は人からあれこれ指図されるのが大嫌いです。
can’t stand to do も使われますが、日常的な習慣・行動を「嫌でたまらない」と言うなら can’t stand doing が覚えやすく自然です。
日常会話で使える例文
I can’t stand the smell of cigarette smoke.
タバコの煙のにおいが本当に苦手です。
I can’t stand getting up early in winter.
冬に早起きするのが嫌でたまりません。
She can’t stand being ignored.
彼女は無視されるのが我慢できません。
A: Why did you leave the room?
B: I couldn’t stand the noise.A:どうして部屋を出たの?
B:あの騒音に耐えられなかったんだ。
過去のことなら couldn’t stand にします。未来についても I won’t be able to stand … のように言えます。
よくある間違い
can’t stand to 人とは言わない
人や物を続けるとき、standの後ろに前置詞toは不要です。
- ○ I can’t stand him.
- × I can’t stand to him.
「立てない」の意味とは文脈で区別する
I can’t stand. と目的語なしで言えば、状況によっては「立てない」という意味になります。「〜が嫌だ」と言いたいときは、I can’t stand it. や I can’t stand the noise. のように対象を続けましょう。
人に軽く使わない
I can’t stand her. は「彼女とは合わない」程度ではなく、「彼女が大嫌い」に近い響きです。関係を悪化させたくない場面では、具体的な行動を主語にして It bothers me when she interrupts.(彼女が話を遮ると困ります)のように伝えましょう。

似た表現との違い
don’t like:好きではない
don’t like は最も穏やかです。好みを伝えるだけなら、まずはこちらが安全です。
be tired of:飽きた・うんざりしている
be tired of は、同じことが続いて飽きたり、うんざりしたりした気持ちです。最初から嫌いというより、繰り返しによって嫌になったニュアンスがあります。
be sick of:もううんざり
be sick of も強い「うんざり」です。長く続く状況に対する苛立ちを出しやすく、can’t standはその場で受ける不快感にも使えます。
can’t bear:耐えられない
can’t bear はcan’t standに近い一方、悲しみ・苦痛など感情的につらくて耐えられない場面にもよく使われます。
しゅみすけ(大山俊輔)
この表現を知らなかったら?
can’t standが出てこなくても、知っている基本語で十分伝えられます。強さや理由を短く足すのがコツです。
- I really don’t like it.(それが本当に好きではありません)
- It’s too much for me.(私にはきつすぎます)
- This is very difficult for me.(これは私にはとてもつらいです)
- I don’t want to do this anymore.(もうこれをしたくありません)
- The noise really bothers me.(その音が本当に気になります)
たとえば「待つのが我慢できない」がすぐ出なければ、I really don’t like waiting. で大丈夫です。難しい表現を思い出すより、まず知っている単語で気持ちを伝えましょう。
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まとめ
- can’t standは「〜に耐えられない・〜が嫌でたまらない」
- 後ろには名詞・代名詞・動名詞(-ing)を置ける
- don’t likeより強く、人について使うと「大嫌い」に近い
- 過去形はcouldn’t stand
- 分からなければI really don’t like it.などの基本語で言い換えられる











