come into playの意味は?「関係してくる」の使い方とplay a roleとの違い

come into playの意味・使い方・play a roleとの違いを解説するアイキャッチ画像

come into playは、「関係してくる」「作用し始める」「影響を及ぼし始める」という意味の英語表現です。

ただ単に「関係がある」と述べるのではなく、話や状況がある段階まで進んだところで、それまで目立っていなかった要因が効き始めるというニュアンスがあります。

この記事では、come into playの意味と語順、自然な例文、play a role inやcome into effectとの違い、表現が出てこないときの簡単な言い換えまで解説します。

come into playの意味

come into playの基本的な意味は、次のとおりです。

  • 要因が関係してくる
  • 影響が働き始める
  • 能力・資源などが使われ始める

Experience comes into play when things go wrong.
物事がうまくいかなくなったときに、経験がものを言います。

Several factors come into play when choosing a new job.
新しい仕事を選ぶときには、いくつもの要因が関係してきます。

日本語訳は文脈によって「関わってくる」「重要になる」「ものを言う」「影響する」などに変わります。

come・into・playからニュアンスを理解する

comeは「こちらへ来る」、intoは「外から中へ入る」、playはここでは「活動・作用している状態」を表します。

つまりcome into playは、ある要因が作用する領域の中へ入ってくるイメージです。

最初からずっと中心にあった要因というより、条件や段階が変わったことで、予算、経験、性格、タイミング、法律などが新たに効き始める場面に向いています。

しゅみすけ(大山俊輔)

come into playのポイントは、「関係がある」だけでなく「ここから関係してくる」という動きです。話が次の段階へ進み、別の要因が表舞台へ入ってくる様子を思い浮かべてみましょう。

come into playの語順とよく使う形

A comes into play:Aが関係してくる

影響を及ぼし始める要因を主語に置くのが基本です。

Cost comes into play at the final stage.
最終段階になると、費用が関係してきます。

Personal preference also comes into play.
個人の好みも関係してきます。

when・onceを使って「いつ効くか」を示す

「ある段階から」という性質があるため、whenやonceと相性のよい表現です。

Trust comes into play when you work closely with someone.
誰かと密接に働くようになると、信頼が重要になってきます。

Once negotiations begin, cultural differences may come into play.
交渉が始まると、文化的な違いが影響してくるかもしれません。

bring A into play:Aを活用する・作用させる

come into playが「自然に関係してくる」のに対し、bring A into playは、人が能力や資源を意図的に使い始める響きがあります。

This is where we need to bring our experience into play.
ここで私たちの経験を生かす必要があります。

come into play・play a role in・come into effectの違い

come into playとplay a role inとcome into effectの違いを示す解説イラスト

表現 中心となる感覚 自然な対象
come into play ある段階から要因として効き始める 経験・費用・感情・条件
play a role in 結果や過程の中で役割を果たす 人・行動・要因
come into effect 決められた時点で発効する 法律・規則・契約・変更

play a role inとの違い

play a role inは、あるものが結果や過程に役割を持つことを述べます。必ずしも「途中から」という変化は含みません。

Communication plays an important role in teamwork.
コミュニケーションはチームワークで重要な役割を果たします。

Communication comes into play when problems arise.
問題が起きると、コミュニケーションが重要になってきます。

前者は継続的な役割、後者は問題が起きた段階から効いてくる要因を示しています。詳しくは、play a role inの意味とplay a part inとの違いをご覧ください。

come into effectとの違い

come into effectは、法律、規則、契約、料金変更などが「発効する」という意味です。一般的な要因が影響し始めるcome into playとは対象が異なります。

The new rule will come into effect next month.
新しい規則は来月施行されます。

関連する使い分けは、take effectとcome into effectの違いでも解説しています。

場面別の自然な例文

仕事・意思決定

Budget constraints will come into play later.
後になって予算上の制約が関係してきます。

Different priorities come into play when departments work together.
部署同士が協力すると、それぞれ異なる優先事項が関係してきます。

That’s when leadership really comes into play.
そこでリーダーシップが本当にものを言います。

人間関係・恋愛

Emotions often come into play during difficult conversations.
難しい話し合いでは、感情が影響することがよくあります。

Distance comes into play when you’re planning a long-term relationship.
長期的な交際を考えると、距離も関係してきます。

買い物・日常生活

Price comes into play when I compare similar products.
似た商品を比較するときは、価格も判断材料になります。

Weather may come into play when we decide where to go.
行き先を決めるときには、天候が影響するかもしれません。

スポーツ・学習

Stamina comes into play in the second half of the game.
試合の後半になると、持久力がものを言います。

Memory comes into play, but understanding is more important.
記憶力も関係しますが、理解することのほうが大切です。

日本人が間違えやすいポイント

come into playを「遊びに来る」と直訳しない

ここでのplayは「遊び」ではなく、力や要因が作用することです。come into playをひとまとまりで捉えましょう。

人を主語にする表現ではない

主語にはexperience、cost、emotion、timing、law、skillなど、関係してくる要因がよく置かれます。

人が参加することを言いたいなら、joinget involvedtake partなどが自然です。

単なる「使う」とは限らない

come into playは、要因が自然に影響し始める場合に使います。道具を使うならuse、知識を意識的に応用するならapplyが分かりやすい表現です。

come into playが出てこないときの簡単な言い換え

この表現が思い出せなければ、「何が・いつ・重要になるか」を基本語で直接伝えましょう。

  • Experience becomes important here.
    ここでは経験が重要になります。
  • Cost also affects our decision.
    費用も私たちの判断に影響します。
  • We also need to think about timing.
    タイミングについても考える必要があります。
  • Emotions can change the situation.
    感情によって状況が変わることがあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

難しい言い換えを探す必要はありません。Experience becomes important here.のように、「何が重要になるのか」をそのまま言えば、come into playの中心的な意味を伝えられます。

まとめ

come into playは、状況がある段階へ進んだことで、要因が新たに関係し始める・影響を及ぼし始めることを表します。

  • A comes into play:Aが関係してくる
  • A comes into play when …:…するとAが効いてくる
  • bring A into play:Aを活用する・作用させる

継続的な役割を表すplay a role in、法律や規則の発効を表すcome into effectと区別し、「ここから新しい要因が効いてくる」という動きを意識すると自然に使えます。

ほかの表現も体系的に確認したい方は、英熟語・定型表現の一覧をご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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