
confuse A with B は「AをBと混同する」「AとBを取り違える」という意味です。外見・名前・意味・方向などが似ていて、2つを正しく区別できないときに使います。
I always confuse east with west.
私はいつも東と西を混同します。
日本語では「AとBを間違える」と順番をあまり意識しませんが、英語では confuse+A+with+B の形を取ります。この記事では、withの感覚、受動態、confuse A and B、mistake A for B・mix upとの違いまで自然な例文で解説します。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
confuse A with Bの意味は「AをBと混同する」
基本の形は次のとおりです。
confuse+混同する対象A+with+もう一方のB
Many learners confuse “borrow” with “lend.”
多くの学習者はborrowとlendを混同します。
Don’t confuse being busy with being productive.
忙しいことと生産的であることを混同しないでください。
I confused the twins with each other.
私はその双子を互いに取り違えました。
confuse A with Bは、AとBが似ているために境界が曖昧になり、区別を誤ることを表します。単発の見間違いだけでなく、概念や言葉を継続的に混同する場面にもよく使われます。
なぜwithを使うの?
with には「一緒に」「結び付けて」という感覚があります。confuse A with Bでは、頭の中でAとBを一緒に混ぜてしまうため、どちらがどちらか分からなくなるイメージです。
- confuse left with right:左と右を混同する
- confuse politeness with agreement:礼儀正しさを同意と混同する
- confuse one customer with another:ある顧客を別の顧客と取り違える
日本語の「Bとして」と考えてasを使うのではなく、AをBと一緒にしてしまうのでwithと覚えましょう。

confuse A with Bの語順
Aは話の中心となる対象
I confused Ken with his brother.
私はKenを彼の兄弟と取り違えました。
この文では、話の中心になっているのはKenです。Kenと兄弟を区別できず、混同したことを表します。
ただしconfuseは、mistake A for Bほど「実際に見たのがAで、Bだと思った」という方向性を厳密に示しません。2つを区別できず混ぜたことが中心です。
confuse A and Bなら2つを対等に並べる
I often confuse “affect” and “effect.”
私はaffectとeffectをよく混同します。
confuse A and B も自然で、AとBの両方を対等に「ごちゃ混ぜにする」ときに使います。
- confuse A with B:Aを中心に、Bと混同する
- confuse A and B:AとBをまとめて混同する
実際の会話では意味が大きく重なるため、どちらを使っても自然な場面が多くあります。
よく使う形
Don’t confuse A with B:AとBを混同しないで
Don’t confuse confidence with arrogance.
自信と傲慢さを混同しないでください。
Don’t confuse a low price with good value.
安い価格とお買い得であることを混同しないでください。
抽象的な概念の違いを強調するときにも非常によく使われます。
A is often confused with B:AはBとよく混同される
“Dessert” is often confused with “desert.”
dessertはdesertとよく混同されます。
This plant is sometimes confused with mint.
この植物は時々ミントと間違えられます。
受動態では A+be confused with+B になります。「Aが混乱している」という感情ではなく、AがBと混同されるという意味です。
get A confused with B:AをBと取り違える
I got your room number confused with mine.
あなたの部屋番号を私の部屋番号と取り違えました。
getを使うと、会話的な「うっかり混同してしまった」という響きになります。
場面別の自然な例文
日常会話
I’m sorry—I confused you with someone I met yesterday.
すみません、昨日会った別の人と取り違えました。
My parents sometimes confuse my sister’s schedule with mine.
両親は時々、姉妹の予定と私の予定を混同します。
仕事
Please don’t confuse the draft with the final version.
草案と最終版を混同しないでください。
I confused the two client names and sent the file to the wrong person.
2人の顧客名を取り違え、間違った人にファイルを送りました。
People often confuse sales with profit.
売上と利益はよく混同されます。
旅行
I confused Platform 6 with Gate 6.
6番ホームと6番ゲートを混同しました。
Tourists sometimes confuse the two stations because their names sound similar.
駅名が似ているため、旅行者は時々その2駅を取り違えます。
学校・英語学習
Students often confuse “say” with “tell.”
生徒はsayとtellをよく混同します。
Don’t confuse the past tense with the past participle.
過去形と過去分詞を混同しないでください。
恋愛・人間関係
Don’t confuse kindness with romantic interest.
親切を恋愛感情と混同しないでください。
He confused her silence with anger.
彼は彼女の沈黙を怒りと取り違えました。
しゅみすけ(大山俊輔)
confuse A with Bとmistake A for Bの違い
どちらも「AをBと間違える」と訳せますが、焦点が違います。
confuse A with B:2つを区別できず混同する
AとBが似ていて、頭の中でごちゃ混ぜになることが中心です。言葉・方向・名前・概念などの反復的な混同にも向きます。
I always confuse east with west.
私はいつも東と西を混同します。
mistake A for B:実際のAをBだと思い込む
目の前のAに「これはBだ」という誤ったラベルを付けることが中心です。
I mistook Ken for his brother.
私はKenを彼の兄弟だと間違えました。
| 表現 | 中心となる意味 | よく使う対象 |
|---|---|---|
| confuse A with B | AとBを区別できず混同する | 言葉・名前・概念・方向 |
| mistake A for B | 実際のAをBだと思い違いする | 人・物・音・正体・感情 |
mistakeの語順や受動態は「mistake A for Bの意味と使い方」で詳しく解説しています。
mix upとの違い
mix up はconfuseより会話的で、名前・日付・注文・持ち物などを実際に取り違えた場面によく合います。
I mixed up the two appointment dates.
2つの予約日を取り違えました。
The restaurant mixed up our orders.
レストランは私たちの注文を取り違えました。
- confuse:頭の中で区別できない
- mix up:情報や物を実際に取り違える、順番を混ぜる
ただし両者は大きく重なります。confused・confusingとの違いやmix upの使い方は「confused・confusing・mix upの違い」も参考にしてください。
confuse・confused・confusingの違い
- confuse:人を混乱させる/AとBを混同する動詞
- confused:人が混乱している状態
- confusing:物事がややこしく、人を混乱させる性質
The instructions confused me.
その説明で私は混乱しました。
I’m confused.
私は混乱しています。
The instructions are confusing.
その説明は分かりにくいです。
I’m confused with B. と言えば通常は「私はBと混同される」という受動態に聞こえます。「Bについて分からない」なら I’m confused about B. が自然です。
日本人が間違えやすいポイント
withをforやasにしない
× I confuse left as right.
× I confuse left for right.
○ I confuse left with right.
私は左と右を混同します。
confuseの定型は confuse A with B です。forを使うのはmistake A for Bです。
「混乱している」と「混同される」を分ける
I’m confused about the schedule.
私は日程が分からず混乱しています。
My name is often confused with hers.
私の名前は彼女の名前とよく混同されます。
aboutなら「〜について混乱している」、withなら「〜と混同される」と考えると整理できます。
人の感情ならconfusedを使う
× I’m confusing.
○ I’m confused.
私は混乱しています。
I’m confusing.では「私は人を混乱させる、分かりにくい人だ」という意味になります。
簡単な英語で言い換えるなら
confuse A with Bが出てこなくても、think・know・tellを使って説明できます。
- I thought A was B.
AをBだと思いました。 - I can’t tell A and B apart.
AとBを見分けられません。 - I don’t know which is which.
どちらがどちらか分かりません。 - I used the wrong name.
間違った名前を使いました。 - I thought east was west.
東を西だと思いました。
Sorry, I thought this was the final version.
すみません、これが最終版だと思っていました。
難しい表現が出なくても、何をどう間違えたかをthoughtとbutで分ければ十分に伝わります。
関連表現
- tell A and B apart:AとBを見分ける
- distinguish A from B:AをBと区別する
- mix up A and B:AとBを取り違える
- mistake A for B:AをBだと思い違いする
- misunderstand:発言・意図・状況を誤解する
まとめ
- confuse A with B は「AをBと混同する」
- withにはAとBを一緒に混ぜる感覚がある
- confuse A and B は2つを対等に並べる形
- A is confused with B は「AはBと混同される」
- mistake A for Bは、実際のAをBだと思い込むことに焦点がある
- mix upは会話的で、日付・注文・物などの実際の取り違えによく使う
- 言えなければ I thought A was B. や I can’t tell them apart. で伝えられる
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