接続詞forの意味は?カンマの使い方とbecauseとの違いを例文解説

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I stayed home, for it was raining.forは、前置詞の「〜のために」ではありません。2つの文をつなぎ、「というのは〜だからだ」と理由を補足する接続詞です。

この記事では、接続詞forの意味・語順・カンマの使い方と、because・since・asとの違いを自然な例文で解説します。

接続詞forの意味は「というのは〜だから」

接続詞forは、先に述べた判断・行動・主張の理由を、後ろから付け加えます。

We should leave now, for it is getting late.
もう出発したほうがよいでしょう。というのも、遅くなってきたからです。

She must be tired, for she worked all night.
彼女は疲れているに違いありません。というのも、一晩中働いたからです。

話し手はまず結論を伝え、そのあとで「なぜそう言えるのか」を説明しています。日本語では「なぜなら」「というのも」「〜だから」と訳せます。

しゅみすけ(大山俊輔)

接続詞forは、目的地へ向かう前置詞forではありません。すでに述べた内容へ、理由の説明を後ろから足す働きです。

基本語順は「A, for B.」

基本構造は主張・結果, for 理由です。forの後ろには主語+動詞のそろった文を置きます。

I took a taxi, for I was running late.
私はタクシーに乗りました。遅れそうだったからです。

We canceled the picnic, for the weather was terrible.
私たちはピクニックを中止しました。天気がひどかったからです。

独立した2つの節をつなぐため、通常はforの前にカンマを置きます。現代英語では、接続詞forを文頭に置くのは一般的ではありません。

  • I went home, for I felt sick.
  • 不自然になりやすい:For I felt sick, I went home.

A, for Bとbecauseを使った理由表現の語順とニュアンスの違いを示す図解

接続詞forとbecauseの違い

どちらも理由を表しますが、使われ方と響きが異なります。

表現 特徴 使われやすい場面
for 結論のあとに理由を補足する 文章・物語・やや改まった説明
because 原因と結果を直接結びつける 日常会話から文章まで幅広い

I stayed home because it was raining.
雨が降っていたので、家にいました。

I stayed home, for it was raining.
私は家にいました。というのも、雨が降っていたからです。

becauseは「なぜ?」への直接的な答えとして自然です。一方forは、聞かれた理由へ答えるというより、書き手が説明を添える響きがあります。

Why did you leave early? — Because I felt sick.
なぜ早く帰ったの?― 気分が悪かったから。

この返答をFor I felt sick.とは通常言いません。

since・asとの違い

sinceasも理由を表せますが、相手がすでに知っている理由や、背景として軽く示す理由に向いています。

Since it was getting late, we decided to leave.
遅くなってきたので、私たちは帰ることにしました。

As the store was closed, we went somewhere else.
店が閉まっていたので、私たちは別の場所へ行きました。

  • because:理由をはっきり伝える
  • since / as:既知・背景的な理由を先に置ける
  • for:主張のあとから説明を添える

接続詞forが自然な場面

判断の根拠を説明する

He cannot be at home, for all the lights are off.
彼は家にいるはずがありません。明かりが全部消えているからです。

物語や文章で理由を添える

She said nothing, for she knew the truth would hurt him.
彼女は何も言いませんでした。真実が彼を傷つけると分かっていたからです。

やや改まった主張を支える

We must act now, for the problem is becoming more serious.
私たちは今行動しなければなりません。問題が深刻化しているからです。

しゅみすけ(大山俊輔)

日常会話で理由を言うなら、まずbecauseを使えば自然です。接続詞forは、文章を読んだときに意味を取れるようにしておくと実用的です。

日本人が間違えやすいポイント

前置詞forと混同しない

for my familyの後ろは名詞なので前置詞です。for my family needs meのように主語+動詞が続く場合は接続詞です。

会話で多用しない

文法的に正しくても、日常会話で接続詞forを続けると文学的・古風に聞こえることがあります。会話ではbecauseが安全です。

文頭に置かない

because・since・asは理由節を文頭に置けますが、接続詞forは通常、主節のあとに置きます。

簡単な英語で言い換えるなら

接続詞forが出てこなければ、becauseで十分に伝わります。

We should go because it is late.
遅いので、もう行きましょう。

2文に分けてWe should go. It is late.としても、会話では意味が通じます。

まとめ

  • 接続詞forは「というのは〜だから」と理由を後ろから補足する
  • 語順はA, for B.で、通常forの前にカンマを置く
  • 文頭には原則として置かない
  • becauseは理由を直接示し、日常会話でも自然
  • 接続詞forは書き言葉・物語・改まった説明で見かけやすい

ほかの構文や定型表現は、英熟語・定型表現の一覧から確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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