
deal breaker は、「それがあると話が成立しなくなる決定的な条件」「どうしても受け入れられないこと」を表す英語です。恋愛では「交際を続けられない条件」、仕事や契約では「合意を断念するほど重大な問題」という意味で使われます。
たとえば、Smoking is a deal breaker for me. は「私にとって喫煙は、交際相手として受け入れられない条件です」という意味です。単に「好きではない」ではなく、その一点だけで答えがNOになり得る強さがあります。
Contents
deal breakerの意味
- 交渉や契約を成立させなくする重大な条件
- 恋愛でどうしても妥協できないこと
- 購入や選択をやめる決定的な欠点
- 「これだけは無理」という境界線
Dishonesty is a deal breaker for me.
不誠実さは、私にとって絶対に受け入れられない条件です。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話でのニュアンス:「それならナシ」と判断する条件
deal breakerは、単なる短所や気になる点ではありません。ほかの条件がよくても、その問題があれば関係・契約・購入などを進めないという判断の境界線です。
- I don’t like it.:それは好きではない
- It’s a problem.:それは問題だ
- It’s a deal breaker.:それがあるなら話は成立しない
日常会話では恋愛条件についてよく使われますが、家探し、転職、買い物、共同プロジェクトなど「複数の条件を比べて決める場面」なら幅広く使えます。
deal breakerの形と使い方
A is a deal breaker for me.
最も使いやすい形です。for me を付けると、「一般的にダメ」ではなく「私にとって妥協できない」と、自分の基準として伝えられます。
A long commute is a deal breaker for me.
長時間の通勤は、私にとって受け入れられない条件です。
Is that a deal breaker?
相手に「それは絶対に無理な条件?」「そのせいでやめるほどの問題?」と確認する質問です。
The apartment doesn’t have a balcony. Is that a deal breaker?
その部屋にはバルコニーがありません。それは決定的にダメな条件ですか?
not necessarily a deal breaker
「必ずしも決定的な問題ではない」と、条件次第では受け入れられることを表します。
The salary is lower, but it’s not necessarily a deal breaker.
給料は低いですが、必ずしもそれだけで断る理由にはなりません。
恋愛・人間関係での例文
Smoking is a deal breaker for me.
私にとって、喫煙は交際相手として受け入れられない条件です。
Not wanting children would be a deal breaker for her.
子どもを望まないことは、彼女にとって交際を続けられない条件でしょう。
A: He lives far away.
B: Is distance a deal breaker for you?A:彼、遠くに住んでいるんだ。
B:距離はあなたにとって交際を諦めるほどの問題?
相手の性格そのものをdeal breakerと言うより、lying(うそをつくこと)、being disrespectful(相手を尊重しないこと)のように、具体的な行動や条件を主語にすると伝わりやすくなります。
仕事・契約・買い物での例文
Remote work is essential. No flexibility would be a deal breaker.
在宅勤務は必須です。柔軟性がまったくないなら、その仕事は選べません。
The extra fee could be a deal breaker for many customers.
その追加料金は、多くの顧客が購入をやめる決定的な理由になり得ます。
We can discuss the price, but the delivery date is a deal breaker.
価格は相談できますが、納期だけは譲れません。
よくある間違い
deal breakとは言わない
名詞は通常 deal breaker です。表記は二語が一般的ですが、検索やカジュアルな文章では dealbreaker と一語で書かれることもあります。同じ表現です。
「嫌いなもの全部」をdeal breakerにしない
少し気になる程度なら a concern、好みでなければ not my preference が自然です。deal breakerは「そのために話をやめる」ほど重大な条件に使います。
人に直接You’re a deal breaker.と言わない
deal breakerは通常、人そのものではなく条件・特徴・行動を指します。相手の人格を断定せず、Smoking is a deal breaker for me. のように自分の基準として伝えましょう。

似た表現との違い
red flag:注意すべき危険信号
red flag は「何か問題がありそう」と警戒させるサインです。確認した結果、問題が解消する可能性もあります。deal breakerは、その条件だけで断る決定につながります。
- red flag:立ち止まって注意・確認する
- deal breaker:受け入れられず、話を進めない
downside:欠点・不利な点
downside はマイナス面ですが、ほかの長所と比較して受け入れることもできます。deal breakerほど決定的ではありません。
non-negotiable:譲れない条件
non-negotiable は「交渉の余地がない・必須」という意味です。自分が求める条件にも使えます。deal breakerは「それが欠ける/それがあると断る」という判断理由に焦点があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
この表現を知らなかったら?
deal breakerが出てこなくても、基本語で「その条件ならNO」を伝えられます。
- I can’t accept that.(それは受け入れられません)
- That’s very important to me.(それは私にとってとても重要です)
- If that happens, I’ll say no.(それなら私は断ります)
- I don’t think it will work for me.(私には合わないと思います)
- I need a job that allows remote work.(在宅勤務ができる仕事が必要です)
抽象的な単語を思い出せなくても、I need … や I can’t accept … で、自分に必要なこと・受け入れられないことを具体的に言えば十分です。
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まとめ
- deal breakerは「それがあると話が成立しない決定的な条件」
- 恋愛・仕事・契約・購入など幅広い判断に使える
- A is a deal breaker for me.が基本形
- red flagは要注意のサイン、deal breakerは断る理由
- 知らなければI can’t accept that.などの基本語で言い換えられる











