find it+形容詞+to doの意味は?語順・使い方とthinkとの違いを例文解説

find it+形容詞+to doの意味・語順・使い方を示すアイキャッチ画像

find it+形容詞+to doは、「〜することが…だと感じる」「実際にやってみて、〜するのは…だと分かる」という意味の語順です。

たとえば、I find it difficult to speak in meetings.なら「会議で話すのは難しいと感じます」。この文のitは「それ」と具体的に訳す語ではなく、後ろのto speak in meetingsを先に受ける「仮の目的語」です。

この記事では、find it+形容詞+to doの意味と語順、よく使う形容詞、自然な例文、thinkとの違い、日本人が間違えやすいポイントまで分かりやすく解説します。

find it+形容詞+to doの基本的な意味

基本の形は次のとおりです。

主語+find+it+形容詞+to do
=「主語は、〜することが…だと感じる・分かる」

  • I find it easy to talk to her.
    彼女とは話しやすいと感じます。
  • We found it difficult to make a decision.
    私たちは決断するのが難しいと感じました。
  • She finds it stressful to drive in heavy traffic.
    彼女は渋滞の中で運転するのをストレスに感じます。

ここでのfindは「物を見つける」ではなく、経験や判断を通して「〜だと分かる・感じる」という意味です。

しゅみすけ(大山俊輔)

findを見た瞬間に「見つける」と訳さなくて大丈夫です。この形では「実際にそう感じる・そうだと分かる」と捉えると、会話で使いやすくなります。

なぜitを置く?語順を図で理解しよう

find+it+形容詞+to doの語順とitが仮の目的語であることを示す図

英語では、長い内容を目的語の位置にそのまま置くより、短いitを先に置き、本当の内容をto doとして後ろへ回すのが自然です。

  • it:仮の目的語
  • 形容詞:easy、difficult、hard、usefulなどの評価
  • to do:何をすることへの評価なのかを示す本当の内容

I find it useful to take notes.
私はメモを取ることが役立つと感じます。

「何がusefulなの?」という答えが、後ろのto take notesです。it自体に具体的な意味はありません。

よく使う形容詞と自然な例文

difficult・hard「難しい」

  • I find it difficult to say no at work.
    職場で断るのは難しいと感じます。
  • He found it hard to sleep on the plane.
    彼は飛行機で眠るのが難しいと感じました。

difficultはやや客観的で整った響き、hardは会話でよく使う自然な言い方です。「難しい」を表す語の使い分けは、difficult・hard・challenging・trickyの違いも参考にしてください。

easy「簡単・しやすい」

  • I find this app easy to use.
    このアプリは使いやすいと思います。
  • We found it easy to get around the city by train.
    その街は電車で移動しやすいと分かりました。

find+物+形容詞+to doの形も使えます。this appのように評価する対象が具体的なら、itではなくその名詞を置きます。

useful・helpful・important「役立つ・重要」

  • I find it useful to review new words before bed.
    寝る前に新しい単語を復習するのは役立つと感じます。
  • She found it helpful to write down her questions.
    彼女は質問を書き出すと役立つと分かりました。
  • They find it important to eat dinner together.
    彼らは一緒に夕食を取ることが大切だと考えています。

impossible・possible「不可能・可能」

  • I found it impossible to finish everything in one day.
    すべてを1日で終えるのは不可能だと分かりました。
  • We found it possible to change our reservation online.
    オンラインで予約を変更できると分かりました。

possibleも文法的に使えますが、日常会話ではWe were able to change our reservation online.のように直接言うほうが簡単で自然な場面も多いです。

現在形findと過去形foundの違い

findは現在の判断や普段の感覚、foundは実際に経験した後の判断によく使います。

  • I find it hard to concentrate at home.
    私は家では集中しにくいと感じます。
  • I found it hard to concentrate during yesterday’s meeting.
    昨日の会議では集中するのが難しいと感じました。

三人称単数ならfindsです。

  • My mother finds it difficult to use online banking.
    母はオンラインバンキングを使うのが難しいと感じています。

否定文・疑問文の作り方

否定文

do not / does not / did not+find it+形容詞+to doにします。

  • I don’t find it difficult to speak with customers.
    お客様と話すことを難しいとは感じません。
  • She didn’t find it easy to make friends abroad.
    彼女は海外で友達を作るのが簡単だとは感じませんでした。

疑問文

  • Do you find it hard to ask for help?
    助けを求めるのは難しいと感じますか。
  • Did you find it easy to check in?
    チェックインは簡単でしたか。

相手の実感を尋ねるため、学習、仕事、旅行などの感想を聞くときに便利です。

find it … to doとthink it is … to doの違い

どちらも日本語では「〜するのは…だと思う」になりますが、焦点が少し違います。

  • find it difficult to do:経験した結果、難しいと感じる
  • think it is difficult to do:意見・考えとして、難しいと思う
  • I find it difficult to work at night.
    夜に働くのは難しいと実感しています。
  • I think it is difficult to work at night.
    夜に働くのは難しいと思います。

findは、実際にやってみた感覚がにじみやすい表現です。thinkは経験の有無にかかわらず、一般的な意見としても使えます。

日本人が間違えやすいポイント

itを省略しない

× I find difficult to speak English.
○ I find it difficult to speak English.

findの直後には目的語が必要です。長いto doを後ろへ置くときは、仮の目的語itを忘れないようにします。

形容詞の後ろを動詞の原形だけにしない

× I find it difficult speak English.
○ I find it difficult to speak English.

本当の内容はto+動詞の原形で表します。

itを「それ」と無理に訳さない

I find it easy to remember.を「私はそれを簡単だと分かる、覚えるために」と分解すると不自然です。まとまりで「覚えるのは簡単だと感じる」と理解しましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

まずはI find it hard to …を一つの型として覚えるのがおすすめです。hardの部分をeasyやusefulに入れ替えるだけで、言えることが一気に増えます。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

この構文がすぐ出てこなくても、短い基本文で十分伝えられます。

  • It’s hard for me to speak in meetings.
    私には会議で話すのが難しいです。
  • Using this app is easy.
    このアプリを使うのは簡単です。
  • This helps me remember new words.
    これは新しい単語を覚える助けになります。
  • I think taking notes is useful.
    メモを取るのは役立つと思います。

まとめ

find it+形容詞+to doは、「〜することが…だと感じる・分かる」を表す構文です。

  • 語順はfind+it+形容詞+to do
  • itは具体的な「それ」ではなく仮の目的語
  • 本当の内容は後ろのto do
  • findには「経験してそう感じる」というニュアンスがある
  • easy、difficult、hard、useful、helpfulなどをよく使う

まずはI find it hard to …I find it easy to …の2つから、自分の日常に合わせて練習してみてください。

ほかの英熟語・定型表現も学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめをご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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