get off someone’s backの意味は?Get off my back!の使い方とleave me aloneとの違い

get off someone’s backの意味・使い方とleave me aloneとの違い

「もう何度も分かってるって言ってるのに……」と、注意や催促を繰り返されてうんざりしたときに使われるのが get off someone’s back です。

特によく耳にする Get off my back! は、「私の背中から降りて」ではなく、「しつこく責めないで」「もう口出ししないで」「プレッシャーをかけるのをやめて」という意味です。

ただし、かなり苛立ちが表に出る言い方です。この記事では、なぜ back を使うのか、語順、自然な例文、leave me alone や back off との違い、角を立てにくい言い換えまで解説します。

get off someone’s backの意味

get off someone’s back は、相手に対する批判・催促・監視・口出しなどをやめる、という意味の口語表現です。

  • get off my back:私への口出し・催促をやめる
  • get off his back:彼をしつこく責めるのをやめる
  • get off her back:彼女へのプレッシャーをやめる

直訳に引っ張られず、「背中に乗って重圧をかけている人が、そこから降りる」と考えると覚えやすくなります。

しゅみすけ(大山俊輔)

単なる「邪魔をやめて」ではなく、何度も言われたり、監視されたりする圧から解放してほしいときの表現です。

なぜbackで「しつこく責める」になる?

back は「背中」、off は「接触している場所から離れて」という感覚を持ちます。

誰かが背中に乗り続けていれば、重くて自由に動けません。そこから、批判・催促・監視を続ける人が心理的な重荷になっている様子を表すようになりました。

get+off+人のback は、その重圧が背中から離れるイメージです。

よく使う形と語順

基本の形は次のとおりです。

get off + 所有格 + back

someone’s の位置には、誰が圧を受けているかを示す所有格を置きます。

  • Get off my back.
  • Why don’t you get off his back?
  • The manager finally got off our backs.

複数の人が対象なら backs と複数形にできます。また、過去形は got off です。

命令形Get off my back!は強い

Get off my back! は、我慢の限界に近い苛立ちを伝える言い方です。親しい相手との口論や映画のせりふでは自然ですが、上司・顧客・初対面の相手には攻撃的に響きやすいため注意しましょう。

自然な例文で使い方を確認

家族・暮らし

Get off my back. I said I’d clean my room tonight.
もうしつこく言わないで。今夜部屋を片づけるって言ったでしょ。

My parents finally got off my back after I found a job.
仕事が見つかって、両親はようやくあれこれ言わなくなりました。

仕事

I’ll finish the report by five, so please get off my back.
5時までに報告書を仕上げますから、何度も催促するのはやめてください。

Once the numbers improved, the director got off our backs.
数字が改善すると、部長は私たちへの厳しい追及をやめました。

恋愛・人間関係

Could you get off her back? She’s already apologized.
もう彼女を責めるのはやめたら?すでに謝っているよ。

He keeps asking when we’re getting married. I wish he’d get off my back.
彼はいつ結婚するのか何度も聞いてきます。もう放っておいてほしいです。

学校・学習

The coach got off his back after he started arriving on time.
彼が時間どおり来るようになってから、コーチはしつこく注意しなくなりました。

leave me alone・back offとの違い

Get off my back、Leave me alone、Back offの意味と強さの比較図

表現 中心の意味 使う場面
Get off my back! 催促・批判・口出しをやめて 繰り返される圧に苛立っている
Leave me alone. 私を一人にして/放っておいて 話しかけることや接触全般をやめてほしい
Back off. 引き下がって/それ以上迫らないで 強く境界線を示す。物理的な接近にも使える
Stop bothering me. 邪魔するのをやめて 迷惑行為を直接表す簡単な言い方

たとえば、母親が宿題について何度も聞くなら Get off my back.、静かに一人で考えたいなら Leave me alone. が文脈に合います。

なお、誰かの言動が「神経にさわる」と説明したい場合は、get on someone’s nervesの意味と使い方も参考になります。

角を立てにくい言い換え

熟語がすぐ出てこないときや、相手に失礼な印象を与えたくないときは、状況をそのまま簡単な英語で伝えましょう。

  • Please stop reminding me. I’ll do it tonight.
    何度も言うのはやめてください。今夜やります。
  • I understand. Please give me some time.
    分かっています。少し時間をください。
  • I’m working on it. I’ll let you know when it’s ready.
    今取り組んでいます。できたらお知らせします。
  • Could we talk about this later?
    この話はあとにしてもらえますか。

しゅみすけ(大山俊輔)

職場では Get off my back. と言い切るより、「分かっている」「いつまでにする」を伝えるほうが、同じ目的を穏やかに達成できます。

日本人が間違えやすいポイント

「背中から離れて」という物理的な意味だけではない

この表現では、多くの場合 back は比喩です。単に後ろに立っている人へ「離れて」と言う表現ではありません。

主語と圧を受ける人を混同しない

She got off my back. は「彼女が私への口出しをやめた」です。「私が彼女を避けた」ではありません。

軽いお願いのつもりで命令形を使わない

笑顔や親しい関係によって冗談らしくなることはありますが、文字だけのメッセージでは強く見えます。穏やかに言うなら Could you give me a little space? などが安全です。

関連表現

  • be on someone’s back:人をしつこく責める・催促している
  • get on someone’s case:人のミスなどを厳しく追及する
  • give someone a break:人にひと息つかせる・大目に見る
  • let up on someone:人への圧力を弱める

さらに英熟語をまとめて学びたい方は、英熟語・定型表現の親記事もご覧ください。

まとめ

get off someone’s back は、「人へのしつこい批判・催促・監視・口出しをやめる」という意味です。背中に乗る重圧が off で離れる、と考えるとニュアンスをつかめます。

Get off my back! は自然ですが、苛立ちがはっきり出る強めの表現です。相手との関係や場面に応じて、Please stop reminding me.Please give me some time. のような簡単で穏やかな英語も使い分けましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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