
Heads upは、日常会話や仕事でよく使われる英語表現です。状況によって、「危ない!気をつけて!」という警告にも、「一応、事前に知らせておくね」という親切な連絡にもなります。
直訳の「頭を上げる」だけでは理解しにくい表現ですが、共通するイメージは「これから起きることに備えて、意識を向けて」です。この記事では、Heads up!とa heads-upの違い、使い方、返し方を例文と動画で紹介します。
Contents
Heads upの意味は大きく2つ
Heads upには、主に次の2つの使い方があります。
- Heads up!:危ない!気をつけて!
- a heads-up:事前の注意・前もって知らせること

Heads up!=「危ない!気をつけて!」
ボールや物が飛んできたときなど、相手にすぐ注意してほしい場面では、Heads up!と声をかけます。
Heads up! There’s a ball coming your way!
危ない!そっちにボールが飛んでいくよ!
Heads up! The door is closing.
気をつけて!ドアが閉まるよ。
日本語の「危ない!」「前を見て!」に近く、短く強めに発音します。緊急の注意なので、主語や動詞を置かず、この2語だけで使えます。
a heads-up=「事前のお知らせ・注意」
a heads-upは名詞として、「前もって知らせること」「事前の注意」という意味になります。急な変更で相手が困らないよう、親切に情報を共有するときに便利です。
Just a heads-up, the meeting starts at nine tomorrow.
一応知らせておくね。明日の会議は9時からです。
I wanted to give you a heads-up about the schedule change.
スケジュール変更について、前もって知らせておきたかったんです。
Just a heads-up, …は、会話やメールで「念のためお知らせします」「一応共有しておきます」と切り出す定番表現です。
動画でHeads upのニュアンスを確認
レッスンパートナーのIngridが、映画館での場面を使ってHeads upの意味を25秒で紹介します。
Heads up, the movie starts in five minutes.
一応言っておくけど、映画はあと5分で始まるよ。
Heads upを使う代表的な形
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| Heads up! | 危ない!気をつけて! |
| Just a heads-up, … | 一応知らせておくと~ |
| give someone a heads-up | 人に前もって知らせる |
| Thanks for the heads-up. | 事前に教えてくれてありがとう |
Just a heads-up, …
会話の冒頭で使い、相手が知っておいた方がよい情報を伝えます。
Just a heads-up, traffic is really bad today.
一応知らせておくと、今日は道路がかなり混んでいるよ。
Just a heads-up, this café only accepts cash.
念のため言っておくと、このカフェは現金しか使えないよ。
give someone a heads-up
give+人+a heads-upで、「人に事前に知らせる」という意味になります。
Can you give me a heads-up before the client arrives?
クライアントが到着する前に知らせてもらえる?
I’ll give you a heads-up if anything changes.
何か変更があったら、前もって知らせるね。
Thanks for the heads-up.
事前に情報をもらったときの、最も自然な返し方の一つです。
The train is running ten minutes late.
電車が10分遅れているよ。Thanks for the heads-up.
先に教えてくれてありがとう。
仕事で使うHeads upの例文
Heads upはカジュアルな表現ですが、同僚や日頃やり取りしている取引先とのメールやチャットでもよく使われます。
Just a heads-up, the deadline has been moved to Friday.
念のため共有しますが、締切は金曜日に変更されました。
Thanks for giving me a heads-up about the issue.
その問題について事前に知らせてくれてありがとう。
I’ll give the team a heads-up before we make the announcement.
発表する前に、チームへ事前に伝えておきます。
正式な社外文書や非常にフォーマルなメールでは、Please be advised that …やI wanted to let you know that …の方が適する場合もあります。
Heads upとBe carefulの違い
| 表現 | 使う場面 | ニュアンス |
|---|---|---|
| Heads up! | 危険が今まさに近づいている | とっさの警告 |
| Be careful. | 行動全般について注意を促す | 気をつけてね |
| Watch out! | 目の前に危険が迫っている | 危ない! |
ボールなど上や前方から何かが飛んでくるときにはHeads up!が自然です。足元が滑りやすいなど、広い意味で注意してほしい場合はBe careful.が使えます。
Heads-upにはなぜハイフンがある?
間投詞として呼びかける場合は、通常Heads up!と2語で書きます。一方、「事前のお知らせ」という名詞や、名詞を修飾する形で使う場合は、heads-upとハイフンを入れる表記が一般的です。
- Heads up!:危ない!
- a heads-up:事前のお知らせ
- a heads-up email:事前連絡のメール
実際のカジュアルな文章ではハイフンなしの表記も見かけますが、記事や仕事の文章では上の区別を覚えておくと安心です。
Heads upに関するよくある質問
Heads upは失礼な表現ですか?
失礼な表現ではありません。むしろ、相手が困らないよう事前に知らせる親切なニュアンスがあります。ただしカジュアルなので、非常に改まった場では別の表現を選びましょう。
Heads upと言われたら何と返す?
事前連絡に対しては、Thanks for the heads-up.、Thanks for letting me know.、Got it, thanks.などが自然です。危険を知らせるHeads up!の場合は、まず身を守り、落ち着いてからThanks!と返せば十分です。
FYIとの違いは?
FYIはfor your informationの略で、「参考までに」という情報共有です。A heads-upは、相手が準備したり注意したりできるよう、これから起きることを前もって伝えるニュアンスが強くなります。
まとめ:Heads upは相手を助ける事前の合図
- Heads up!:危ない!気をつけて!
- Just a heads-up, …:一応、知らせておくね
- give someone a heads-up:人に事前に知らせる
- Thanks for the heads-up.:先に教えてくれてありがとう
どちらの意味にも、「相手が次に起きることへ備えられるようにする」という共通点があります。短くて仕事でも日常でも使いやすいので、まずはJust a heads-up, …から試してみましょう。
カジュアル英語のニュアンスをさらに知りたい方は、Cringeの意味と使い方、Whateverの意味と使い方もご覧ください。










