「支援する」は英語で?support・help・assist・backの違いと簡単な言い方

「支援する」は英語で?support・help・assistなどの使い分けを解説するアイキャッチ

「支援する」を英語にするとき、まず思い浮かぶのは support でしょう。ただし、目の前の作業を手伝うなら help、仕事として補助するなら assist、人や提案を支持するなら back のほうが自然なこともあります。資金を出す場合は fund も使います。

この記事では、それぞれの違いを初心者向けの簡単な英語に分解し、仕事・日常・人間関係の場面別に紹介します。

「支援する」の英語表現・早見表

表現 中心の意味 よく使う場面 簡単な言い換え
support 継続的に支える 人・活動・計画・組織 be there for / keep helping
help 困りごとや作業を助ける 日常の具体的な行動 do something for someone
assist 仕事として補助する 接客・業務・専門的な場面 help with a task
back 人・意見・計画を支持する 会議・交渉・意思決定 say “I agree” and support
fund 資金を提供する 事業・研究・制度 pay for
aid 救援・援助をする 災害・医療・公的支援 give help

迷ったときは、広く「支える」なら support、具体的に「手伝う」なら help と考えると選びやすくなります。

support:人や活動を継続的に支援する

support は、精神面・実務面・金銭面などを含めて幅広く「支える」語です。一度だけ手を貸すというより、相手や活動が続くように支援するイメージがあります。

  • We support small businesses.
    私たちは中小企業を支援しています。
  • My manager supported my decision.
    上司は私の決断を支持してくれました。
  • Thank you for supporting our project.
    私たちのプロジェクトを支援していただき、ありがとうございます。

難しく感じたら、相手を精神的に支えるときは I’m here for you.(あなたのそばにいるよ)、継続して助けるなら I’ll keep helping you. と言えます。

help:目の前のことを具体的に助ける

help は日常会話で最も使いやすい「助ける・手伝う」です。荷物を運ぶ、資料を作る、問題を解くなど、具体的な行動に向いています。

  • Can you help me with this report?
    この報告書を手伝ってもらえますか?
  • She helped me prepare for the meeting.
    彼女は会議の準備を手伝ってくれました。
  • How can I help?
    何をお手伝いしましょうか?

help 人 with 物事、または help 人 (to) do の形を覚えましょう。もっと簡単なら I can help.What can I do? で十分です。

assist:業務や専門的な場面で補助する

assist は help よりフォーマルです。接客、医療、業務などで、担当者が必要な部分を補助する響きがあります。

  • Our staff will assist you with the application.
    スタッフが申請をお手伝いします。
  • She assisted the team in collecting data.
    彼女はチームのデータ収集を補助しました。
  • May I assist you?
    お手伝いしましょうか?

初心者なら、無理に assist を使わず Our staff will help you. と言っても自然です。

support・help・assist・backの場面別の違いを示す比較イラスト
support は継続的な支え、help は具体的な手助け、assist は業務的な補助、back は人や案への支持です。

back:人・意見・計画を支持する

back は「その人や案の味方をする」「支持を表明する」という意味で使われます。行動を手伝うことより、立場を支えることに焦点があります。

  • I’ll back you on this.
    この件ではあなたを支持します。
  • The board backed the new plan.
    取締役会は新しい計画を支持しました。
  • We need someone to back this proposal.
    この提案を支持してくれる人が必要です。

簡単に言うなら I agree with your plan.(あなたの案に賛成です)や I’m on your side.(あなたの味方です)でも伝わります。なお、back up の意味と使い方では、「後ろ盾になる」以外の意味も詳しく紹介しています。

fund:お金を出して支援する

fund は、プロジェクト・研究・制度などに必要な資金を提供することです。「何をしたか」を明確にしたいときに便利です。

  • The government funds the program.
    政府がその制度に資金を提供しています。
  • A local company funded the research.
    地元企業がその研究に資金援助しました。
  • We are looking for investors to fund the project.
    そのプロジェクトに出資する投資家を探しています。

簡単な英語なら They pay for the program.(彼らがその制度の費用を出します)と言い換えられます。

aid:救援・公的援助をする

aid は、災害救援、人道支援、医療、公的な援助でよく見かけます。日常のちょっとした手伝いには、通常 help を使います。

  • The organization aids disaster victims.
    その団体は被災者を支援しています。
  • Medical teams were sent to aid the community.
    地域を支援するため医療チームが派遣されました。

よくある間違い

× support to someone

support は基本的に前置詞 to を入れず、support someone とします。

× We support to new employees.
We support new employees.

× help to him

「彼を助ける」は help him です。作業内容を続けるなら help him with the task とします。

感情的な支えに assist を使いすぎる

友人を励ますような場面では assist は事務的に響きます。I’m here for you.I’ll support you. が自然です。

back と back up をいつも同じだと考える

人や提案を「支持する」なら back、データを「保存する」なら back up です。back up には「証拠で裏づける」「後退する」などの意味もあります。

場面別の会話例

職場で同僚を支援する

A: I’m worried I won’t finish the report today.
B: I can help you with the charts.
A: Thanks. That would really help.
B: No problem. We’ll do this together.

日本語:
A:今日中に報告書を終えられないかもしれなくて心配です。
B:グラフを手伝えますよ。
A:ありがとう。本当に助かります。
B:大丈夫。一緒にやりましょう。

会議で提案を支持する

A: Do you think the team will accept my proposal?
B: I think it’s practical. I’ll back you in the meeting.
A: Thank you. That means a lot.

日本語:
A:チームは私の提案を受け入れてくれると思いますか?
B:現実的だと思います。会議ではあなたを支持しますよ。
A:ありがとう。心強いです。

相手の状況を整理してから言葉を選びたいときは、「相談する」の英語表現もあわせて確認すると、職場でのやり取りが作りやすくなります。

まとめ:「何で支えるか」を考える

  • 幅広く継続的に支える:support
  • 具体的な作業を手伝う:help
  • 仕事として補助する:assist
  • 人・意見・計画を支持する:back
  • 資金を提供する:fund
  • 救援・公的援助をする:aid

難しい単語が出てこないときは、I can help.I’m here for you.We’ll do this together. のように、知っている単語へ分解すれば十分伝わります。「支援する」を一語に置き換えるのではなく、何を、どのように支えるのかを考えて表現を選びましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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