「追及する」は英語で?hold accountable・question・pressの違い

「追及する」は英語で?hold accountable、question、pressの違い

「責任を追及する」「詳しく問いただす」「この問題を最後まで追及する」——日本語では同じ「追及する」でも、英語では何をするのかによって表現が変わります。

責任を取らせるなら hold someone accountable、質問して事実を確かめるなら question、答えを求めて迫るなら press、問題を継続して追うなら pursue が基本です。

結論:「追及する」は英語でどう言う?

英語表現 中心となる意味
hold someone accountable 人に責任を負わせる hold the manager accountable
question 詳しく問いただす question the witness
press 答えを求めて迫る press him for an answer
pursue 問題・案件を引き続き追う pursue the matter
look into 問題を調べる look into what happened

hold someone accountable:責任を追及する

hold A accountable for B は「BについてAに責任を取らせる」という意味です。単に質問するだけでなく、結果に対する責任を明確にするところに重点があります。

The company must hold the manager accountable.
会社はその管理職の責任を追及しなければなりません。

Who should be held accountable for this mistake?
このミスについて、誰が責任を問われるべきですか?

We need to hold people accountable for their actions.
人々に自分の行動への責任を取ってもらう必要があります。

名詞では accountability が「説明責任・結果に対する責任」を表します。

question:詳しく問いただす

question は名詞の「質問」だけでなく、動詞で「人に詳しく質問する」「供述や判断に疑問を呈する」という意味があります。

The police questioned him for two hours.
警察は彼を2時間にわたって取り調べました。

The committee questioned the CEO about the decision.
委員会はその決定についてCEOを問いただしました。

She questioned whether the report was accurate.
彼女はその報告書が正確なのか疑問を呈しました。

仕事で穏やかに詳細を確認するだけなら、ask someone about…ask for more details のほうが自然なこともあります。

press:答えを求めて迫る

press A for B は「AにBを強く求める」、press A on B は「BについてAを厳しく問いただす」という意味です。相手が答えを避けている場面でよく使われます。

Reporters pressed him for an explanation.
記者たちは彼に説明を強く求めました。

She pressed the manager on the missing data.
彼女は欠けているデータについて管理職を問いただしました。

They kept pressing for answers.
彼らは答えを求め続けました。

press は強い表現です。普通の確認なら Could you explain this part? のように言うと安全です。

pursue:問題・案件を引き続き追う

pursue the matter / issue は、問題をそのままにせず、調査・交渉・法的手続きなどを続けることです。人を直接問い詰める意味とは限りません。

We will continue to pursue the matter.
私たちは引き続きこの問題を追及します。

She decided to pursue the issue through legal channels.
彼女は法的な手段でその問題を追及することにしました。

The newspaper pursued the story for months.
その新聞社は数か月にわたってその話を追い続けました。

look into:まず問題を調べる

まだ責任を決めず、「何が起きたのか調べる」段階なら look into が日常的で使いやすい表現です。

We’ll look into what happened.
何が起きたのか調べます。

Could you look into this problem?
この問題を調べてもらえますか?

hold accountable、question、press、pursueの使い分け

初心者向け:難しい表現が出ないときの簡単英語

「追及する」が出てこなくても、目的を簡単な英語に分解できます。

  • We need to find out who made the mistake.
    誰がミスをしたのか調べる必要があります。
  • They asked him many questions.
    彼らは彼にたくさん質問しました。
  • She asked him to explain what happened.
    彼女は何が起きたか説明するよう彼に求めました。
  • We won’t let this problem go.
    この問題をうやむやにはしません。
  • Someone needs to take responsibility.
    誰かが責任を取る必要があります。

しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話創業者/英語系YouTuberしゅみすけ
初心者なら、これでOK!
「追及する」の英単語が出てこないときこそ、基本単語の出番です。We need to find out who made the mistake.They asked him many questions. で十分です。100点の一語を探すより、知っている英語で言い切ることを優先しましょう。

よくある間違い

× pursue his responsibility

責任を追及するなら hold him accountableask him to take responsibility が自然です。pursue は通常、問題・案件・目標などを目的語にします。

× question to him

○ question him
question を動詞で使う場合、人をそのまま後ろに置きます。

× press him an answer

○ press him for an answer
答えを求めて迫る場合は for を使います。

調査前から責任者を決めつける

hold accountable は責任を負わせる表現です。事実確認の段階なら、まず look into the issuefind out what happened が適切です。

短い英会話で確認

A: Do we know who caused the error?
誰がそのエラーを起こしたか分かっていますか?

B: Not yet. We’re still looking into what happened.
まだです。何が起きたのか調査中です。

A: Once we know the facts, we need to hold the right person accountable.
事実が分かったら、適切な人に責任を取ってもらう必要があります。

「追及・追求・追究」の違い

  • 追及する:責任や事実を問いただす → hold accountable / question / press
  • 追求する:目標・理想・利益などを求め続ける → pursue / seek
  • 追究する:学問的に深く調べて究める → investigate / explore

英語の pursue は広い語なので、「問題を追及する」にも「目標を追求する」にもなります。日本語の漢字と一対一で対応させず、目的語で判断しましょう。

関連表現との違い

相手の責任を述べて責めることに重点がある場合は、「非難する」は英語で?condemn・blame・accuseの違いが参考になります。

経緯や理由を分かりやすく伝えてもらう表現は、「説明する」は英語で?explain・describe・clarifyの違いで整理しています。

まとめ

  • 人に責任を取らせる:hold someone accountable
  • 詳しく問いただす:question
  • 答えを求めて迫る:press
  • 問題・案件を引き続き追う:pursue
  • まず事実を調べる:look into

初心者なら、We need to find out what happened.Someone needs to take responsibility. で十分です。「調べる」「答えを求める」「責任を取らせる」のどこに重点があるかを考えると、自然な英語を選べます。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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