
Hit me up. は、「連絡して」「声をかけて」「あとで知らせて」という意味の、とてもカジュアルな完成フレーズです。電話・メッセージ・SNSなどの手段を細かく指定せず、友人や親しい同僚へ「気軽に連絡してね」と伝えられます。
たとえば、週末の予定をまだ決めていない友人にはHit me up if you’re free.(暇だったら連絡して)と言えます。ここでのhitは「たたく」ではありません。人に働きかける・接触するというイメージから、「連絡する」へ意味が広がっています。
Contents
Hit me up.の意味は「気軽に連絡して」
Hit me up.は、相手からの連絡を待っているときに使います。単なるContact me.よりもくだけていて、「都合のいいときに声をかけて」「何かあったら知らせて」という親しみがあります。
Hit me up when you get home.
家に着いたら連絡して。
Hit me up if you want to grab coffee.
コーヒーでも飲みたくなったら連絡して。
I’m free this weekend. Hit me up.
今週末は空いてるよ。連絡してね。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜhitで「連絡する」になる?
hitの基本的な意味は「たたく・当たる」です。ただし会話では、物理的にたたく以外にも「対象へ働きかける」という感覚で使われます。hit someone upでは、人にポンと働きかけるように、連絡したり声をかけたりする意味になります。
語順はhit+人+upです。目的語が代名詞のときは、hitとupの間に置きます。
- Hit me up.(私に連絡して)
- Hit him up.(彼に連絡して)
- I’ll hit you up later.(あとで連絡するね)
Hit up me.とはしません。また、文脈によってhit someone upは「人に何かを頼む」「お金などを求める」という意味になることもあります。
Hit me up.を使う自然な場面
あとで連絡してほしいとき
I’m busy right now. Hit me up later.
今は忙しいんだ。あとで連絡して。
予定を決めたいとき
Hit me up when you know your schedule.
予定が分かったら連絡してね。
誘いに対して扉を開いておくとき
If you’re ever in Tokyo, hit me up.
今度東京に来ることがあったら連絡して。
自分から連絡すると伝えるとき
I’ll hit you up after work.
仕事が終わったら連絡するね。
Hit me up.への自然な返し方
- Sure.(もちろん)
- Will do.(そうするね)
- Okay, I will.(うん、連絡するね)
- I’ll text you later.(あとでメッセージするね)
- Sounds good.(いいね)
A: Hit me up when you’re done.
B: Will do.A:終わったら連絡して。
B:そうするね。

似た「連絡して」との違い
Text me.:メッセージして
Text me.は、SMSやチャットなど文字で連絡してほしいときに使います。Hit me up.は連絡手段を限定しません。
Text me the address.
住所をメッセージで送って。
Call me.:電話して
Call me.は電話で話したいときの表現です。緊急時や、文章では説明しにくい話にも向いています。
Contact me.:私に連絡してください
Contact me.は意味が明確で、仕事や案内文でも使えます。ただし命令形だけでは少し事務的になるため、ビジネスではPlease contact me if you have any questions.(質問があればご連絡ください)のように言うのが自然です。
Get in touch with me.:連絡を取って
Get in touch with me.はHit me up.より中立的です。友人にも仕事にも使えます。しばらく連絡していない状態はlose touch withの意味・使い方も参考になります。
仕事でHit me up.を使ってもいい?
親しい同僚とのチャットなら使えます。たとえば、同じチームの人へHit me up if you need help.(助けが必要なら連絡して)と言うのは自然です。
一方、顧客、上司、初対面の人、正式なメールにはくだけすぎることがあります。次の表現が安全です。
- Please contact me if you have any questions.(質問があればご連絡ください)
- Feel free to contact me.(お気軽にご連絡ください)
- Please let me know.(お知らせください)
- You can reach me by email.(メールでご連絡いただけます)
よくある間違いと注意点
本当に「たたいて」と訳さない
hitがあるからといって、Hit me up.を「私をたたいて」とは訳しません。hit meだけなら「私をたたく」になり得ますが、hit me upはひとかたまりの口語表現です。
フォーマルな場面で多用しない
Hit me up.はスラング寄りのカジュアルな表現です。友人、家族、親しい同僚には自然ですが、正式な連絡ではcontact meやlet me knowへ置き換えましょう。
「誘って」の意味になることもある
Hit me up next time you go.は、直訳的な「次に行くとき連絡して」から、「次は私にも声をかけて・誘って」という意味になることがあります。日本語訳を一つに固定せず、相手が何を待っているかを考えましょう。
この表現を知らなかったら?基本語で言い換える
Hit me up.が出てこなくても、知っている動詞で連絡方法を具体的に言えば伝わります。
- Call me later.(あとで電話して)
- Text me later.(あとでメッセージして)
- Send me a message.(メッセージを送って)
- Let me know.(知らせて)
- Talk to me later.(あとで話して)
- Please contact me.(私に連絡してください)
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
Hit me up.は、「連絡して」「気軽に声をかけて」というカジュアルな完成フレーズです。電話やメッセージなどの手段を限定せず、友人や親しい同僚との会話・チャットで使えます。
文字で連絡してほしいならText me.、電話ならCall me.、正式な場面ならPlease contact me.と使い分けましょう。Hit me up.が出てこないときは、Call me later.やSend me a message.のような基本語でも十分に伝わります。ほかの表現は英熟語・定型表現の意味・使い方一覧から確認できます。











