
Live and let live. は、「自分も自分らしく生き、他人にも他人らしく生きてもらおう」「自分は自分、人は人」という意味の英語表現です。
考え方や暮らし方が違っても、すぐに批判したり干渉したりせず、お互いを受け入れようという寛容な態度を表します。「放っておいて!」と怒る言葉ではなく、人生観や人付き合いの方針として使われることが多い表現です。
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Live and let live.の意味は「自分は自分、人は人」
Live and let live. は、直訳すると「生きなさい、そして生きさせなさい」です。自然な日本語では、次のような意味になります。
- 自分は自分、人は人
- お互い好きなように生きよう
- 人の生き方に口を出さないでおこう
- 違いを受け入れて共存しよう
I don’t agree with all his choices, but live and let live.
彼の選択すべてに賛成ではないけれど、自分は自分、人は人だよ。
しゅみすけ(大山俊輔)
liveとlet liveはどうつながっている?
最初の live は「生きる・自分の人生を送る」という命令形です。後半の let live は、let + 人・もの + 動詞の原形 という形から来ています。
- live:自分の人生を生きる
- let others live:ほかの人にも、その人の人生を生きさせる
ことわざでは others が省略され、音のリズムがよい Live and let live. という形にまとまっています。「自分の自由だけでなく、相手の自由も認める」という二方向のメッセージです。
どんな場面で使う?
価値観や生活スタイルが違うとき
A: She travels alone every month. Isn’t that strange?
B: Not to me. Live and let live.A:彼女、毎月一人旅をするんだ。変じゃない?
B:私はそう思わないな。人は人だよ。
結婚、仕事、服装、趣味、食生活など、個人の選択に対して「本人がよければいいのでは」と言いたいときに合います。
人への批判をやめようと提案するとき
We don’t have to understand every decision people make. Live and let live.
人がする決断を全部理解する必要はないよ。お互い好きなように生きよう。
誰かの選択をめぐって会話が批判的になったとき、話を穏やかに締める一言として使えます。
自分の人付き合いの方針を話すとき
My attitude is live and let live.
私の考え方は「自分は自分、人は人」です。
a live-and-let-live attitude のように、ハイフンでつないで「寛容な・互いに干渉しない」という形容詞としても使えます。
She has a live-and-let-live attitude.
彼女は、人の生き方に干渉しない寛容な考え方をしています。

冷たい意味や「どうでもいい」という意味になる?
基本的には、相手の違いを認める前向きな表現です。ただし、言い方や状況によっては「私は関わらない」「勝手にすれば」という距離のある響きになることもあります。
- 穏やかな声で言う:違いを受け入れよう
- 話を切り上げるように言う:もう口を出さないでおこう
- 冷たい声で言う:本人の勝手だから放っておこう
相手への共感をはっきり示したいなら、It’s their choice.(それは本人の選択です)や We should respect their decision.(その人の決断を尊重すべきです)と続けると意図が伝わりやすくなります。
似た表現との違い
Mind your own business.:余計なお世話です
Mind your own business. は、相手に「私のことに口を出さないで」と直接言う強い表現です。Live and let live. は、特定の相手を責めるよりも「互いに干渉せず、違いを認めよう」という一般的な考え方を示します。
- Live and let live.:お互いの生き方を尊重しよう
- Mind your own business.:私のことに口を出さないで
To each their own.:人それぞれ
To each their own. は「好みや考え方は人それぞれ」という短いリアクションです。Live and let live. には、それに加えて「だから互いに干渉せず生きよう」という共存の提案が含まれます。
Whatever works for you.:あなたに合うならそれでいい
Whatever works for you. は、相手の方法や選択について「あなたにとってうまくいくなら、それでいい」と認める表現です。文脈や声の調子によっては「好きにすれば」というそっけない響きにもなります。
よくある間違い
letの後ろをto liveにしない
letの後ろでは、動詞にtoを付けません。
- ○ Let people live the way they want.
- × Let people to live the way they want.
Leave and let live.ではない
最初の単語は leave(去る・残す)ではなく live(生きる)です。2つのliveは同じつづりですが、ここではどちらも動詞の「生きる」です。
この表現を知らなかったら?簡単な英語で伝える
Live and let live. が出てこなくても、基本語を使えば同じ考えを十分に伝えられます。
- It’s their life.(その人の人生です)
- It’s their choice.(それは本人の選択です)
- People are different.(人はそれぞれ違います)
- We don’t have to agree.(意見が同じである必要はありません)
- Let them do what they want.(本人の好きなようにさせましょう)
- I don’t judge people.(私は人を決めつけません)
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ
Live and let live. は、「自分は自分、人は人」「自分らしく生き、相手にも相手らしく生きてもらおう」という寛容な考え方を表します。相手を強く追い払う表現ではなく、違う価値観を認めて互いに干渉しすぎない、という人生観です。
強く「口を出さないで」と言う Mind your own business.の意味・使い方 や、距離を置いてほしいと伝える leave aloneの意味・使い方 とは強さが異なります。ほかの会話表現は英熟語・定型表現の意味・使い方一覧から確認できます。











