
meant to be は、文脈によって「そうなる運命だ」「一緒になる運命だ」「本来そうなるはずだ」という意味になる定型表現です。
=偶然ではなく「そうなるように決まっている/本来そうなるはずである」
Maybe we were meant to be.
もしかすると、私たちは結ばれる運命だったのかもしれない。
恋愛映画で耳にすることが多い表現ですが、恋愛専用ではありません。仕事・出来事・物の組み合わせについて「なるべくしてそうなった」「これでよかったのだ」と受け止めるときにも使えます。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
meant to beの基本的な意味
meant はmeanの過去形・過去分詞です。be meant to do は「〜するよう意図されている」「〜することになっている」を表します。
その後ろがbeになると、次の形になります。
The room is meant to be quiet.
その部屋は静かにすることになっています。
一方、It was meant to be. のようにto beの後ろを言わずに終えると、「そうなるように決まっていた」「運命だった」という定型的な意味になります。
3つの使い方とニュアンス
1.出来事が「運命だった」
偶然に見える出来事を、後から「そうなる運命だった」と受け止める使い方です。
- We met by chance, but it felt meant to be.(偶然出会ったけれど、運命のように感じました)
- Everything happened as if it were meant to be.(すべてが運命だったかのように起こりました)
- If it’s meant to be, it’ll happen.(そうなる運命なら、きっとそうなります)
必ずしも超自然的な運命を本気で信じているとは限りません。「無理に逆らわず、結果を受け入れよう」という気持ちでも使われます。
2.二人が「結ばれる運命だ」
恋愛では二人の相性がよく、一緒になることが最初から決まっていたようだというロマンチックな意味になります。
They’re meant to be together.
二人は結ばれる運命です。
I thought we were meant to be.
私たちは結ばれる運命だと思っていました。
Maybe we just weren’t meant to be.
もしかすると、私たちは縁がなかったのかもしれません。
We’re meant to be. だけでも「私たちは運命の相手だ」という意味になります。かなりロマンチックで強い表現なので、関係が浅い相手に軽く使う言葉ではありません。
3.物や人が「本来〜であるよう作られている」
運命ではなく、目的・設計・役割を表すこともあります。この場合、to beの後ろに名詞や形容詞が続きます。
- This book is meant to be useful for beginners.(この本は初心者の役に立つことを意図して作られています)
- The room is meant to be a shared space.(その部屋は共用スペースとして作られています)
- This button is meant to be pressed in an emergency.(このボタンは緊急時に押すためのものです)

be meant to beだけで終える形
=それは運命だ/そうなることになっている
時制によって意味の時間が変わります。
- It is meant to be.(そうなる運命です)
- It was meant to be.(そうなる運命でした)
- It wasn’t meant to be.(そうなる運命ではありませんでした/縁がありませんでした)
be meant to be + 名詞・形容詞
to beの後ろを続けると「本来〜であることを意図されている」という意味になります。
- It’s meant to be simple.(それはシンプルであることを意図しています)
- This is meant to be a joke.(これは冗談のつもりです)
- The event is meant to be informal.(その催しは形式ばらないものになる予定です)
人 + be meant to be together
恋愛ではtogetherを加えると意味が明確になります。
- You two are meant to be together.(あなたたち二人は結ばれる運命です)
- Were they really meant to be together?(二人は本当に結ばれる運命だったのでしょうか)
It wasn’t meant to beの意味
It wasn’t meant to be. は直訳すると「そうなるよう意図されていなかった」ですが、会話では「縁がなかった」「今回はうまくいく運命ではなかった」「仕方がなかった」という意味になります。
A: I didn’t get the job.
その仕事に採用されなかったよ。
B: I’m sorry. Maybe it wasn’t meant to be.
残念だったね。もしかすると、今回は縁がなかったのかもしれないね。
相手を慰める意図でも、失敗の直後に言うと「努力しても無駄だった」と突き放して聞こえることがあります。まず I’m sorry. や That’s disappointing. と気持ちを受け止めてから使うほうが自然です。
自然な会話例
偶然の出会いを振り返る
A: We almost didn’t go to that party.
私たち、あのパーティーに行かないところだったよね。
B: I know. Maybe we were meant to meet.
そうだね。私たちは出会う運命だったのかも。
恋愛関係について話す
A: They understand each other so well.
あの二人、本当によく分かり合っているね。
B: Yeah. They’re meant to be together.
うん。二人は結ばれる運命なんだよ。
うまくいかなかった結果を受け入れる
A: We tried, but the plan didn’t work out.
努力したけれど、その計画はうまくいかなかったね。
B: Maybe it just wasn’t meant to be.
今回はそうなる運命ではなかったのかもしれないね。
物の目的を説明する
A: Is this chair decorative?
この椅子は飾りですか?
B: No, it’s meant to be used.
いいえ、実際に使うためのものです。
よくある間違い
mean to beとbe meant to beを混同しない
- I mean to be helpful.(私は役に立つつもりです)
- I’m meant to be helpful.(私は役に立つことを期待されています/そういう役割です)
mean toは本人の意図、be meant toは外から与えられた意図・予定・役割です。
過去の話ではwere・wasを使う
× I thought we are meant to be.
過去にそう思っていた話なら、通常はwereを使って時制をそろえます。
恋愛以外でも何でも「運命」と訳さない
This tool is meant to be easy to use. は「この道具は使いやすい運命だ」ではなく、「使いやすいように作られています」です。目的や設計を述べる文脈では「〜するためのもの」「〜を意図している」と訳します。
似た表現との違い
meant to beとdestined to
destined toも「〜する運命だ」ですが、やや硬く、壮大な結果や避けられない未来を表しやすい言葉です。meant to beは日常会話や恋愛で自然に使えます。
- They were meant to be together.(二人は結ばれる運命でした)
- She was destined to become a great leader.(彼女は偉大な指導者になる運命でした)
詳しくはbe destined toの意味・使い方も参考にしてください。
meant to beとsupposed to be
- meant to be:意図・目的・運命
- supposed to be:予定・規則・一般にそう考えられていること
The meeting is supposed to be at ten. は「会議は10時の予定です」。運命の話ではありません。
meant to beとthe one
the oneは「自分にとっての運命の相手」という人を指します。meant to beは二人の関係や出来事について「運命だった」と述べます。
- I think she’s the one.(彼女が運命の相手だと思います)
- I think they’re meant to be.(あの二人は結ばれる運命だと思います)
この表現を知らなかったら?
meant to beが出てこなくても、基本語で気持ちを伝えられます。
- Maybe this was the right result.(たぶん、これが正しい結果だったのでしょう)
- Maybe we are right for each other.(私たちは相性がよいのかもしれません)
- We are good together.(私たちは一緒にいるとうまくいきます)
- It didn’t work out.(うまくいきませんでした)
- This is made for beginners.(これは初心者向けに作られています)
しゅみすけ(大山俊輔)
まとめ:meant to beは「そうなるよう決まっている」
meant to beの中心には、「そうなるよう意図されている・決まっている」という感覚があります。
- It was meant to be.:そうなる運命でした
- We’re meant to be.:私たちは結ばれる運命です
- It wasn’t meant to be.:縁がありませんでした/仕方がありませんでした
- be meant to be + 名詞・形容詞:本来〜であるよう意図されている
恋愛だけに限定せず、出来事の受け止め方と物の目的という二つの使い方を押さえておきましょう。











