「I got this.」の意味は?「私に任せて」の使い方とI got it.との違い

I got this.と「私に任せて」の意味を示すアイキャッチ画像

I got this. は、「これは私に任せて」「私がやるよ」「自分で対応できる」というカジュアルな完成フレーズです。

目の前の仕事や問題を自分が引き受けるときに使います。似ている I got it. は「分かった」「取ったよ」など別の意味にもなるため、thisとitの違いが大切です。

I got this.の意味は「これは私に任せて」

I got this. は、ある仕事・問題・状況を自分が引き受け、うまく対処できると伝える表現です。

Don’t worry about the presentation. I got this.

プレゼンは心配しないで。私に任せて。

You answer the phone. I got this.

電話に出て。こっちは私が対応するよ。

「私はこれを持っている」という所有よりも、「この状況は自分の手の内にある」「自分で処理できる」という感覚です。

I’ve got this.との違いは?

標準的な形は I’ve got this.(I have got this.)です。特にアメリカ英語のくだけた会話では、haveを省いたような I got this. も非常によく聞かれます。

  • I’ve got this.:標準的で幅広く使える
  • I got this.:よりくだけた会話的な形

意味はほぼ同じです。英語学習者が自分で使うなら、まず I’ve got this. を基本にすると安心です。

しゅみすけ(大山俊輔)

映画やドラマではI got this.をよく聞きますが、haveが省かれた口語形です。意味を理解しつつ、自分ではI’ve got this.を基本にすれば自然です。

どんな場面で使う?

仕事を引き受ける

A: Who can handle the client’s request?
A:誰が顧客の依頼に対応できますか?

B: I got this.
B:私がやります。

助けを断って自分でやる

Thanks, but I got this.

ありがとう。でも自分でできるよ。

問題への自信を示す

It looks difficult, but I got this.

難しそうだけど、自分ならできる。

I got this.・I got it.・You got this.の意味を比較する解説図

I got this・I got it・You got thisの違い

I got this.:これは私に任せて

目の前の仕事や状況を自分が引き受ける表現です。thisは、話し手が今向き合っている具体的な課題を指します。

I got it.:分かった・私が取る

I got it. は「理解した」「電話や荷物を私が取る」「もう手に入れた」など、文脈で意味が変わります。詳しくはI got itの意味と使い分けをご覧ください。

You got this.:あなたならできる

主語がyouになると、相手への励ましです。「任せて」ではなく「君なら乗り切れるよ」という意味になります。詳しくはYou’ve got this.の意味・使い方と返し方も参考にしてください。

Leave it to me・I’ll take care of itとの違い

Leave it to me.:私に任せて

相手に「その仕事を私へ預けて」と伝える、分かりやすい表現です。I got this.より明示的に担当を引き受けます。

I’ll take care of it.:私が対応します

問題、依頼、手配などを責任を持って処理すると伝えます。仕事でも使いやすく、I got this.より落ち着いた響きです。take care ofの意味と使い方もあわせてご覧ください。

仕事で使うときの注意点

I got this. は頼もしく聞こえる一方、かなりカジュアルです。親しい同僚には自然ですが、顧客や上司への正式な返答では、次の表現が安全です。

  • I’ll take care of it.(私が対応します)
  • I’ll handle it.(私が処理します)
  • I’ll look into it.(確認・調査します)
  • I’ll make sure it gets done.(確実に完了させます)

よくある間違い

I get this.にしない

I get this. は通常、「これを理解している」「これを受け取る」など別の意味になります。「任せて」の完成フレーズでは I’ve got this. または口語の I got this. を使います。

強がりに聞こえることがある

明らかに助けが必要なのに I got this. と言い切ると、「自分だけでできるから手を出さないで」という拒絶に聞こえる場合があります。助けに感謝するなら Thanks, but I think I’ve got this. とやわらげましょう。

I got this.と言われたときの返し方

  • Great, thanks.(助かる、ありがとう)
  • Okay, let me know if you need help.(分かった。助けが必要なら言ってね)
  • Perfect. I’ll leave it to you.(完璧。任せるね)
  • Are you sure?(本当に大丈夫?)

この表現を知らなかったら?簡単な英語で言い換える

I got this. が出てこなくても、中学英語で十分に伝えられます。

  • I can do it.(私にできます)
  • I’ll do it.(私がやります)
  • Leave it to me.(私に任せて)
  • I’ll help.(私が手伝います)
  • Don’t worry. I can handle it.(心配しないで。対応できます)

しゅみすけ(大山俊輔)

I got this.を知らなくても、I can do it.やI’ll do it.なら基本語だけで「私に任せて」を伝えられます。まず短く引き受け、必要ならI’ll take care of it.へ広げましょう。

短い会話例

A: We need someone to explain the new plan.
B: I got this. I worked on the proposal.
A: Great. I’ll answer any follow-up questions.

日本語訳
A:新しい計画を説明する人が必要です。
B:私に任せて。提案書を作ったのは私だから。
A:助かる。その後の質問には私が答えるね。

まとめ

I got this. は、「これは私に任せて」「自分で対応できる」と、課題を引き受けるカジュアルな表現です。標準的な I’ve got this. も同じ意味で使えます。

I got it.は「分かった」、You got this.は「あなたならできる」と意味が変わります。迷ったら、基本語の I can do it. や、仕事でも使いやすい I’ll take care of it. に言い換えましょう。

ほかの表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現の意味・使い方一覧もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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