I’m not sure I agree.の意味は?「賛成しかねます」とやんわり反対する使い方

I’m not sure I agreeで相手を尊重しながら反対意見を述べる職場の会話イラスト

I’m not sure I agree. は、直訳すると「自分が賛成しているか確かではありません」。実際の会話では、迷っているだけでなく、「その意見には少し賛成しかねます」と反対をやわらかく示す表現です。

I disagree. と言い切るよりも、判断を自分の側に引き取り、相手の意見を正面から否定する響きを弱めます。会議や意見交換で、関係を保ちながら異論を出したいときに便利です。

I’m not sure I agree. の意味

場面に応じた自然な日本語は次のとおりです。

  • それには少し賛成しかねます
  • 同意できるかどうか、少し疑問です
  • 私は少し違う見方をしています

I’m not sure I agree with that conclusion.
その結論には少し賛成しかねます。

I’m not sure I agree that price is the main problem.
価格が最大の問題だという点には、少し疑問があります。

I’m not sure I agree with you on this.
この点では、あなたの意見に賛成しかねます。

agree with + 人・意見agree on + 話題・決定事項agree that + 文 の形がよく使われます。

しゅみすけ(大山俊輔)

本当に迷っている場合にも使えますが、会議では「控えめな反対」のサインとして受け取られることが多い表現です。

なぜ反対がやわらかくなるの?

I disagree. は、相手の主張に対して「私は同意しません」と結論を直接示します。一方、I’m not sure I agree. は、「私の同意について確信が持てない」という形にしています。

つまり、相手を「間違っている」と評価するのではなく、自分の判断や反応として異論を示すため、対立感が弱まります。

  • You’re wrong.:あなたは間違っています
  • I disagree.:私は反対です
  • I’m not sure I agree.:私は少し違うように感じます

ただし、表現をやわらげても反対であることは伝わります。笑いながら曖昧に発音する必要はありません。落ち着いた声で、続けて理由を説明するのが自然です。

仕事で使う I’m not sure I agree.

結論に異論を出す

I’m not sure I agree with that conclusion. The survey included only existing customers.
その結論には少し賛成しかねます。調査対象は既存顧客だけでした。

原因について別の見方を示す

I’m not sure I agree that the campaign caused the decline.
そのキャンペーンが減少の原因だという点には、少し疑問があります。

方針への懸念を伝える

I’m not sure I agree with cutting the training budget.
研修予算を削減することには、少し賛成しかねます。

相手の提案を検討し直してもらう

I’m not sure I agree. Could we look at the customer feedback first?
少し賛成しかねます。先に顧客の意見を確認できませんか。

反対だけで止めず、根拠・質問・代案を続けると、会話を前に進めやすくなります。

短い会話例

A: We should launch the new plan next week.
来週、新しいプランを始めるべきです。

B: I’m not sure I agree. The support team hasn’t been trained yet.
少し賛成しかねます。サポートチームの研修がまだ終わっていません。


A: Working from home always reduces productivity.
在宅勤務は必ず生産性を下げます。

B: I’m not sure I agree with that. It may depend on the type of work.
それには少し賛成しかねます。仕事内容によるかもしれません。

反対表現の強さを比較

I’m not sure I agree、I see your point but、I’m afraid I disagree、I disagreeの強さを比較した図

I see your point, but …

「おっしゃる点は分かりますが」と、相手の意見の一部を認めてから異論を続けます。相手の論点を本当に理解できる場合に適しています。

I see your point, but we may need more time.
おっしゃる点は分かりますが、もう少し時間が必要かもしれません。

I’m afraid I disagree.

I’m afraid はここでは恐怖ではなく、残念な内容を丁寧に導入するクッションです。丁寧ですが、disagree と明言するため反対は明確です。

I disagree.

簡潔で直接的な反対です。討論や率直さが求められる場面では問題ありませんが、声の調子や関係性によっては強く聞こえます。

I don’t think so.

相手の予測・判断への短い反対として自然です。ただし、理由なしで言うと会話を切る印象になることがあります。

not sureは「情報が不確か」とは限らない

I’m not sure, but … は、記憶や情報への確信が弱いことを前置きします。

I’m not sure, but I think the meeting starts at ten.
確かではありませんが、会議は10時開始だと思います。

一方、I’m not sure I agree. は「agreeできるか確信がない」という形で、会話上は反対を弱めます。前者は情報の不確かさ、後者は意見の不一致が中心です。

情報の不確かさを表す用法は「I’m not sure, but …の意味と使い方」も参考にしてください。

使うときの注意点

「反対していない」と誤解しない

日本語の感覚では「まだ迷っている」とだけ聞こえるかもしれませんが、英語の意見交換では控えめな反対として十分に機能します。相手がこの表現を使ったら、単なる保留と決めつけず理由を聞きましょう。

上司・顧客には理由を添える

I’m not sure I agree. だけでも失礼ではありませんが、立場の違いがある場面では、根拠や質問を添えると建設的です。

I’m not sure I agree, based on the figures we have. Could we review them once more?
現在の数字を見る限り、少し賛成しかねます。もう一度確認できますか。

皮肉な口調では逆に強くなる

強い下降調や冷たい表情で言うと、「まったく賛成していない」という皮肉に聞こえることがあります。やわらかさは言葉だけでなく、落ち着いた声と説明の仕方で作ります。

しゅみすけ(大山俊輔)

やんわり反対する目的は、意見を隠すことではありません。異論を明確にしながら、相手と一緒に考え続けられる形にすることです。

簡単な英語で言い換えるなら

  • I think differently.:私は違うように考えます
  • I have a different view.:私は別の見方をしています
  • I don’t think so.:私はそうは思いません
  • Maybe, but …:そうかもしれませんが……

I don’t agree. も簡単ですが、I’m not sure I agree. より直接的です。相手との距離や場面に合わせて選びましょう。

まとめ

I’m not sure I agree. は、文字どおりの「同意できるか確かではない」から、会話では「少し賛成しかねます」と控えめな反対を示す表現です。

反対をぼかして消すのではなく、自分の見方として提示し、理由や代案を続けることで、意見の違いを建設的な会話へ変えられます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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