keep one’s wordの意味は?使い方とkeep a promise・give one’s wordとの違い

keep one’s wordの意味と使い方、promiseとの違いを解説するアイキャッチ画像

keep one’s word は、「約束を守る」「言ったことを実行する」という意味です。

one’s の部分は主語に合わせて my、your、his、her、our、their などに変えます。会話では keep my wordkeep your word の形でよく使われます。

I said I’d help, and I always keep my word.
手伝うと言いましたし、私はいつも約束を守ります。

この記事では、keep one’s word の意味、word が「約束」になる理由、語順、自然な例文、keep a promise や give one’s word との違いまで詳しく解説します。

keep one’s wordの意味

keep one’s word は、「自分が口にした約束を守る」「言ったとおりに行動する」という意味です。

ここでの word は単なる「単語」ではありません。「その人が口にした言葉」「誓った内容」、つまり約束・保証を表します。

She kept her word and called me the next day.
彼女は約束を守り、翌日に電話をくれました。

You can trust Daniel. He keeps his word.
ダニエルは信用できます。彼は約束を守る人です。

We kept our word and finished the work by Friday.
私たちは約束どおり、金曜日までに仕事を終えました。

約束の内容だけでなく、「その人が信頼できるか」という人柄にも焦点が当たりやすい表現です。

しゅみすけ(大山俊輔)

keep one’s word は、言葉を手元に保つというより、「口にした言葉を投げ出さず、最後まで自分のものとして守る」と捉えると分かりやすくなります。

なぜwordが「約束」になるの?

word には「単語」のほかに、「発言」「知らせ」「約束」といった意味があります。

日本語でも「言ったことには責任を持つ」「男に二言はない」のように、口にした言葉がその人の信用を表すことがあります。英語の one’s word も同じように、その人が相手に与えた言葉、つまり約束や保証を指します。

  • keep one’s word:言葉を守る
  • break one’s word:言葉を破る
  • give one’s word:自分の言葉を差し出して、必ずすると約束する
  • take someone’s word for it:その人の言葉を信じる

このように word は、「発言」から「信用を伴う約束」へ意味が広がっています。

one’sは主語に合わせて変える

辞書では keep one’s word と書かれますが、実際の英文で one’s をそのまま使うわけではありません。

  • I → keep my word
  • you → keep your word
  • he → keep his word
  • she → keep her word
  • we → keep our word
  • they → keep their word

I’ll keep my word.
約束は守ります。

Did he keep his word?
彼は約束を守りましたか?

They didn’t keep their word.
彼らは約束を守りませんでした。

過去形は kept です。keeped にはならないので注意しましょう。

よく使われる形と例文

I’ll keep my word.

自分がした約束を改めて確認し、「ちゃんと守るよ」と伝える表現です。

Don’t worry. I’ll keep my word.
心配しないで。約束は守るよ。

I promised not to tell anyone, and I’ll keep my word.
誰にも言わないと約束したので、その約束を守ります。

You kept your word.

相手が実際に約束を果たしたあと、「本当に約束を守ってくれたね」と伝えます。感謝や少し驚いた気持ちを込めることもできます。

You came back just as you promised. You kept your word.
約束どおり戻ってきてくれたね。約束を守ってくれた。

Thank you for keeping your word.
約束を守ってくれてありがとう。

Can I trust you to keep your word?

相手が約束を守るかどうかを確認する形です。ただし、言い方によっては相手を疑っているように聞こえます。

Can I trust you to keep your word this time?
今度こそ、約束を守ると信じていい?

柔らかく確認するなら、次のように内容を直接尋ねる方法もあります。

Can you still help me on Saturday?
土曜日、今も手伝ってもらえる?

a person who keeps their word

「約束を守る人」「有言実行する人」という人柄を説明できます。性別を限定しない単数の their も自然に使われます。

I respect people who keep their word.
私は約束を守る人を尊敬します。

She’s the kind of person who keeps her word.
彼女はきちんと約束を守るタイプの人です。

日常・仕事・人間関係での自然な例文

日常生活

Dad kept his word and took us camping.
父は約束を守り、私たちをキャンプに連れていってくれました。

I told you I’d clean the kitchen, and I kept my word.
キッチンを掃除すると言ったでしょう。ちゃんと約束を守りました。

仕事

We kept our word and delivered the files before noon.
私たちは約束どおり、正午前にファイルを納品しました。

A good manager keeps their word to the team.
よい管理職はチームにした約束を守ります。

恋愛・人間関係

You said you’d be honest with me. Please keep your word.
正直に話すと言ったよね。約束を守って。

He kept his word and never shared my secret.
彼は約束を守り、私の秘密を誰にも話しませんでした。

promise・keep a promiseとの違い

make a promiseとkeep one’s word、break one’s word、give one’s wordの違い

promiseは「約束する」

promise は動詞で「約束する」、名詞で「約束」を表します。約束を作る段階なら promise to domake a promise を使います。

I promised to call her.
私は彼女に電話すると約束しました。

He made a promise to his daughter.
彼は娘と約束しました。

promise・assure・give one’s word の使い分けは、「約束する」は英語で?promise・assure・give one’s wordの違いでも詳しく解説しています。

keep one’s wordは「約束を守る」

keep one’s word は、約束したあとに、その言葉どおり行動することです。

She promised to help, and she kept her word.
彼女は手伝うと約束し、その約束を守りました。

promise が約束をする段階、keep one’s word が約束を実行する段階と考えると整理しやすくなります。

keep a promiseとの違い

keep a promise も「約束を守る」という意味で、多くの場面で keep one’s word と言い換えられます。

  • keep a promise:ある具体的な約束を守ることに焦点
  • keep one’s word:自分が言ったことへの責任や、その人の信頼性に焦点

She always keeps her promises.
彼女はいつも約束を守ります。

She always keeps her word.
彼女はいつも言ったことを守る人です。

意味は近いですが、後者のほうが「信用できる人だ」という評価につながりやすい表現です。

関連表現との違い

break one’s word

break one’s word は「約束を破る」です。日常会話では break a promise も非常によく使われます。

He broke his word and told everyone.
彼は約束を破り、みんなに話してしまいました。

I’m sorry I broke my promise.
約束を破ってごめんなさい。

give one’s word

give one’s word は、「必ず〜すると強く約束する」「保証する」という意味です。

I give you my word that it won’t happen again.
二度と起こらないと約束します。

She gave me her word that she would be there.
彼女は必ずそこへ行くと私に約束しました。

give one’s word が言葉を差し出して約束する段階、keep one’s word がその言葉を守る段階です。

You have my word.

You have my word. は「私が保証します」「必ず約束します」という決まり文句です。少し強く、真剣な響きがあります。

I’ll return the money by Friday. You have my word.
金曜日までにお金を返します。必ず約束します。

日本人が間違えやすいポイント

keep the wordとは言わない

「その約束を守る」を直訳して keep the word とすると、通常は不自然です。人に合わせた所有格を使いましょう。

  • keep my word:私の約束を守る
  • keep your word:あなたの約束を守る
  • keep his word:彼の約束を守る

特定の約束を指すなら keep the promise は可能ですが、文脈なしでは keep a promisekeep one’s word が自然です。

wordは単数形

この決まり文句では、通常 word は単数形です。「いくつもの単語」ではなく、「その人が与えた言葉・保証」を一つのまとまりとして捉えています。

○ He kept his word.
× He kept his words.

ただし keep one’s words が常に文法的に不可能というわけではなく、「発した複数の言葉を保存する」など特殊な文脈なら別の意味になります。約束を守る意味では単数の word を使いましょう。

命令形は強く聞こえることがある

Keep your word. は「約束を守って」と言えますが、相手を責めたり、釘を刺したりする響きになりやすい表現です。

日常の軽い確認なら、内容を具体的にして次のように言うほうが柔らかくなります。

Don’t forget you said you’d call me.
電話すると言っていたのを忘れないでね。

しゅみすけ(大山俊輔)

Keep your word. は意味としては正しくても、場面によっては強く響きます。まずは「約束の具体的な内容」を確認する言い方にすると、会話が柔らかくなります。

簡単な英語で言い換えるなら

keep one’s word が出てこないときは、基本動詞で直接伝えられます。

  • do what you said:言ったことを実行する
  • do what you promised:約束したことをする
  • not break a promise:約束を破らない
  • follow through on a promise:約束を最後まで実行する

He did what he said he would do.
彼は言ったとおりのことをしました。

Please do what you promised.
約束したことをしてください。

難しい表現を思い出せなくても、「言ったことをする」と分解すれば十分伝わります。

会話で使ってみよう

A: You actually came to help me move.
本当に引っ越しを手伝いに来てくれたんだね。

B: Of course. I said I would.
もちろん。そうすると言ったでしょう。

A: Thanks for keeping your word.
約束を守ってくれてありがとう。

B: You can always count on me.
いつでも私を頼っていいよ。

まとめ

  • keep one’s word は「約束を守る」「言ったことを実行する」
  • one’s は主語に合わせて my・your・his・her・our・their に変える
  • word は「その人が与えた言葉」から「約束・保証」を表す
  • promise は約束する段階、keep one’s word は約束を実行する段階
  • keep a promise は具体的な約束、keep one’s word は人の信頼性に焦点が当たりやすい
  • 反対は break one’s word、強く約束するなら give one’s word
  • 簡単に言うなら do what you said でも伝えられる

ほかの英熟語や定型表現も確認したい方は、英熟語・定型表現の親記事もご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

ご相談専門お電話番号

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

※『すぐに体験してみたい!』派のあなたには、<無料体験レッスン>WEB見た、で特典あり。

無料体験レッスン

恋と仕事に効く英語:News Letterの一覧