「クビになる」は英語で?get fired・be laid offの違い

「クビになる」は英語で何と言うかを紹介するアイキャッチ

「クビになる」は英語で、会話では get fired がよく使われます。

I got fired.
クビになりました。

ただし、会社の業績悪化や人員削減など、本人の能力・行動とは直接関係のない会社都合なら be laid off が自然です。

この記事では「クビになる」の自然な英語を紹介します。ただ、本当の目的は get fired を一つ覚えることだけではありません。表現を忘れたときに、My company told me to leave. のような知っている英語でどう伝えるかも一緒に考えてみましょう。

「クビになる」は英語でget fired

日常会話で一番使いやすい表現は get fired です。

He got fired last week.
彼は先週クビになりました。

I was afraid I might get fired.
クビになるかもしれないと心配でした。

She got fired for being late too many times.
彼女は何度も遅刻したためクビになりました。

fire は「火」の名詞として有名ですが、仕事の文脈では「人を解雇する」という動詞にもなります。

The company fired him.
会社は彼を解雇しました。

本人を主語にすると受け身の He was fired.、変化を会話らしく表すなら He got fired. となります。

しゅみすけしゅみすけ(大山俊輔)

日本語では理由に関係なく「クビになった」と言えますが、英語では本人側の問題なのか、会社都合なのかで表現を分けることがあります。まず理由を確認すると選びやすくなります。

get firedとbe firedの違い

get firedbe fired は、どちらも「解雇される」です。大きな意味は同じですが、焦点が少し異なります。

get fired:クビになるという出来事・変化

I got fired yesterday.
昨日クビになりました。

get+過去分詞 は、ある状態へ変わったことを会話的に表します。「そんなことが起きた」という感覚を出しやすい形です。

be fired:解雇されたという事実

I was fired from my job.
仕事を解雇されました。

be+過去分詞 は、受け身として事実を落ち着いて述べる形です。会話ではどちらも使われますが、独り言や体験談なら I got fired. が言いやすいでしょう。

発音のポイント

fired はアメリカ英語では、おおよそ「ファイアード」よりも短く「ファイァド」のようにまとまって聞こえます。

get fired を一語ずつ区切らず、get-fired とつなげる意識を持つと自然です。

I got fired.
「アイ・ガット・ファイァド」のように、最後の d を強く母音付きで読まないのがポイントです。

会社都合ならbe laid off

人員削減、組織再編、事業縮小など、本人の落ち度ではない理由で職を失った場合は be laid off が自然です。

I was laid off because the company was cutting costs.
会社がコスト削減をしていたため、私は人員整理の対象になりました。

Thirty employees were laid off.
30人の従業員が解雇されました。

My position was eliminated, so I was laid off.
私のポジションが廃止され、人員整理で職を失いました。

fired は本人の勤務態度・能力・規則違反などを理由とする解雇を連想させやすく、laid off は会社側の事情を連想させます。状況が分からないときに、他人について簡単に He was fired. と決めつけるのは避けたほうが無難です。

lay off・be laid offの意味と使い方では、firefurlough との違いを詳しく紹介しています。

理由をぼかすならlose my job

lose my job は直訳すると「仕事を失う」です。解雇の詳しい理由を言わずに、職を失った事実だけを伝えられます。

I lost my job last month.
先月、仕事を失いました。

He lost his job during the company reorganization.
会社の組織再編中に、彼は職を失いました。

I’m worried about losing my job.
仕事を失うことが心配です。

相手に細かな事情を説明したくないときや、解雇理由がはっきりしないときにも使いやすい表現です。

「クビにする」はfire someone

会社や上司を主語にして「人をクビにする」と言う場合は、fire+人 の語順です。

The company fired three employees.
会社は従業員3人を解雇しました。

They fired him for breaking company rules.
会社の規則を破ったため、彼は解雇されました。

My boss can’t fire me without a reason.
上司は理由なく私を解雇することはできません。

英語では「誰が誰を解雇したか」を語順で明確にします。自分がクビになったなら、My company fired me. または I got fired. です。

場面別に使える例文

自分の出来事として話す

I got fired from my first job.
最初の仕事をクビになりました。

I suddenly got fired and didn’t know what to do.
突然クビになり、どうすればよいか分かりませんでした。

Getting fired was hard, but I found a better job later.
クビになったのはつらかったですが、後でもっと良い仕事を見つけました。

理由を説明する

He got fired for sharing confidential information.
彼は機密情報を漏らしたため解雇されました。

She was laid off when the office closed.
オフィスが閉鎖されたとき、彼女は会社都合で職を失いました。

My contract ended. I wasn’t fired.
契約が終了しただけで、クビになったわけではありません。

うわさや断定を避ける

I heard he left the company, but I don’t know why.
彼が会社を辞めたとは聞きましたが、理由は分かりません。

It seems that she no longer works there.
彼女はもうそこで働いていないようです。

事情を知らない場合は、got fired と断定せず「もう働いていない」と事実だけを述べる方法もあります。

英語日記・独り言で使ってみよう

I found out today that one of my coworkers got fired.
今日、同僚の一人がクビになったと知りました。

I was shocked because I had worked with her for five years.
彼女とは5年間一緒に働いていたので、驚きました。

I hope she finds a new job soon.
彼女がすぐに新しい仕事を見つけられるといいと思います。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

クビになるを自然な英語とやさしい英語で伝える言い換え図

get fired が出てこなければ、「クビになる」に対応する別の難しい単語を探す必要はありません。実際に何が起きたのかへ分解します。

誰が何を言った?
会社が「辞めてください」と言った。

その後どうなった?
もうそこで働いていない。

これだけなら、基本語で伝えられます。

My company told me to leave.
会社から辞めるように言われました。

My boss said, “You can’t work here anymore.”
上司に「もうここでは働けません」と言われました。

I don’t work there now because my company asked me to go.
会社から辞めるよう言われたので、今はそこで働いていません。

ぴったりの一語を思い出せなくても、saytellworkleave などで「会社が何と言ったか」と「今どうなっているか」を説明すれば伝わります。

しゅみすけしゅみすけ(大山俊輔)

「クビ」の英単語を探すより、会社に何と言われ、その結果どうなったかを二つの文にするほうが簡単です。知っている動詞だけでも、出来事の骨組みは十分伝えられます。

会話で使ってみよう

A: Why did you leave your last job?
前の仕事はなぜ辞めたのですか?

B: Actually, I got fired.
実は、クビになりました。

A: I’m sorry to hear that. What happened?
それは大変でしたね。何があったのですか?

B: My manager said my work wasn’t good enough.
上司から、私の仕事が十分ではないと言われました。

まとめ

「クビになる」を会話で自然に言うなら、次の表現が基本です。

I got fired.
クビになりました。

事実を受け身で述べるなら、次も使えます。

I was fired.
解雇されました。

会社都合の人員削減なら、be laid off が自然です。

I was laid off.
会社都合で職を失いました。

表現を忘れたら、会社から言われたことを基本語で説明しましょう。

My company told me to leave.

自然な表現は覚えつつ、それが出てこないときも英語を止めないことが大切です。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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