
「お言葉に甘える」は英語で、I’ll take you up on that. と表せます。
相手の申し出や誘いを「それでは、ありがたく受けます」と受け入れるときの自然な会話表現です。ただし、日本語の「甘える」に対応する英単語を探す必要はありません。場面によっては、Thank you. Yes, please. だけでも気持ちは十分伝わります。
この記事では I’ll take you up on that. の意味・語順・発音に加えて、表現を忘れたときに知っている基本語だけで切り抜ける方法も紹介します。
Contents
「お言葉に甘える」は I’ll take you up on that.
I’ll take you up on that. は、相手がしてくれた申し出・提案・誘いを受け入れるときに使います。「では、その申し出を受けます」「それならお願いしようかな」という感覚です。
- “I can drive you home.” “Thanks. I’ll take you up on that.”
「家まで送れますよ」「ありがとう。お言葉に甘えます」 - “You can stay at my place.” “I might take you up on that.”
「うちに泊まっていいよ」「お言葉に甘えるかもしれません」 - I’ll take you up on your offer.
あなたの申し出に甘えます。
that は、相手が直前に言った申し出全体を指します。申し出を名詞で明確にするなら、take you up on your offer と言えます。
発音のポイント
I’ll take you up on that. は、カタカナなら「アイル・テイキュ・アップ・オン・ザット」に近い音です。
take you は一語ずつ「テイク・ユー」と切らず、「テイキュ」のようにつなげます。up on も「アッポン」のようにつながります。最後の that を少しはっきり言うと、申し出を受ける気持ちが伝わりやすくなります。
take someone up on ~の語順
take 人 up on 申し出 で、「人の申し出を受ける」という形です。
| 部分 | 役割 |
|---|---|
| take | 受け取る・選び取る |
| you | 申し出をした相手 |
| up on | 申し出・誘いを受け入れる形を作る |
| that | 相手が今言った申し出 |
よく使う形は次の三つです。
- take you up on that:今の申し出を受ける
- take her up on her offer:彼女の申し出を受ける
- take him up on his invitation:彼の招待を受ける
しゅみすけ(大山俊輔)
日本語の「お言葉に甘える」とのズレ
日本語の「お言葉に甘える」には、相手への感謝や遠慮を示しながら、好意を受け入れる響きがあります。一方、I’ll take you up on that. は申し出を受け入れることが中心です。
感謝までしっかり伝えたいなら、前に Thank you. や That’s very kind of you. を加えると自然です。
- Thank you. I’ll take you up on that.
ありがとう。では、お言葉に甘えます。 - That’s very kind of you. I’d love to.
ご親切にありがとう。ぜひお願いします。 - If you don’t mind, I’d appreciate that.
ご迷惑でなければ、ありがたいです。
I’d love to.は誘いを喜んで受ける
I’d love to. は、「ぜひそうしたいです」と誘いや提案を喜んで受ける表現です。
- “Would you like to join us for dinner?” “I’d love to.”
「夕食をご一緒しませんか」「ぜひ」 - “I can show you around.” “I’d love that.”
「案内できますよ」「それはぜひお願いしたいです」
送迎や手伝いなど、相手が自分のために何かをしてくれる申し出なら I’ll take you up on that.、一緒に食事するなどの誘いなら I’d love to. が特に自然です。
Yes, please.だけでも十分伝わる
Yes, please. は非常に簡単ですが、申し出を丁寧に受ける場面で便利です。
- “Would you like some coffee?” “Yes, please.”
「コーヒーはいかがですか」「はい、お願いします」 - “Do you want me to carry that?” “Yes, please. Thank you.”
「それを持ちましょうか」「はい、お願いします。ありがとう」 - “I can call a taxi for you.” “Yes, please.”
「タクシーを呼べますよ」「では、お願いします」
「お言葉に甘える」にぴったりの熟語を思い出せなくても、受ける意思と感謝が伝われば会話は止まりません。
実際に使える例文
友人との会話で
- You said I could borrow your suitcase. Can I still take you up on that?
スーツケースを借りていいと言っていましたね。まだお言葉に甘えてもいいですか。 - Thanks for offering to help. I’ll take you up on that.
手伝うと言ってくれてありがとう。お言葉に甘えます。 - I may take you up on your offer to stay over.
泊めてもらえるというお言葉に甘えるかもしれません。
職場で
- If you can check this report, I’d really appreciate it.
この報告書を確認してもらえるなら、本当にありがたいです。 - Thank you. I’ll take you up on your offer to cover the meeting.
ありがとう。会議を代わってくれるというお言葉に甘えます。 - I might take you up on that after lunch.
昼食後に、その申し出に甘えるかもしれません。
独り言・英語日記で使ってみよう
- My friend offered to drive me home, so I took her up on it.
友人が家まで送ると言ってくれたので、お言葉に甘えました。 - My coworker offered to help, and I said yes.
同僚が手伝うと言ってくれたので、お願いしました。 - I usually hesitate, but today I accepted her kind offer.
普段は遠慮しますが、今日は彼女の親切な申し出を受けました。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

I’ll take you up on that. が出てこなくても大丈夫です。「お言葉に甘える」を英語一語へ変換せず、会話で必要なことだけを言います。
まず、好意への感謝を伝える
Thank you.
ありがとうございます。
次に、申し出を受ける
Yes, please.
はい、お願いします。
何をお願いするか具体的に言う
Please drive me home.
家まで送ってください。
相手への気遣いも加えるなら
Is that really okay?
本当に大丈夫ですか。
これで「感謝しながら相手の申し出を受ける」という中身が十分に伝わります。
- Thank you. That would help me a lot.
ありがとう。それはとても助かります。 - Yes, I’d like that.
はい、そうしてもらいたいです。 - If it’s okay, please help me.
大丈夫なら、助けてください。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連する表現
反対に、申し出や誘いを受けられないときは、「断る」は英語で?やんわり・丁寧な断り方が参考になります。
相手の親切を悪い意味で利用する表現は、take advantage ofの「活用する・つけ込む」の違いで解説しています。
親切に見返りがついている場合は、「恩を売る」は英語で?もあわせて読むと整理しやすくなります。
まとめ
- 「お言葉に甘える」は I’ll take you up on that.
- take 人 up on 申し出 で「人の申し出を受ける」
- 誘いを喜んで受けるなら I’d love to.
- 感謝を強めるなら That’s very kind of you.
- 表現を忘れたら Thank you. Yes, please. だけでも十分伝わる
takeを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、takeを使った句動詞一覧をご覧ください。









