lo and beholdの意味は?使い方・例文とlow and beholdが間違いの理由

lo and beholdの意味・使い方とsurprisinglyとの違いを解説するアイキャッチ画像

lo and behold は、物語や会話で意外な結果を見せるときの「するとなんと!」「驚いたことに」「ほら、見てごらん」に近い英語表現です。

I checked my coat pocket, and lo and behold, there were my keys.
コートのポケットを確認すると、なんと、そこに鍵がありました。

単に驚いた事実を報告するだけではありません。話を少し盛り上げ、聞き手に「ここが意外な展開ですよ」と合図する、物語的な表現です。

この記事では、lo and behold の意味・ニュアンス・使う位置、自然な例文、surprisingly などとの違い、よくある綴り間違いを解説します。

lo and beholdの意味

日本語では、文脈に応じて次のように訳せます。

  • するとなんと
  • 驚いたことに
  • 見てびっくり
  • ほら、見てごらん

We opened the door, and lo and behold, the missing dog was sitting outside.
ドアを開けると、なんと、いなくなった犬が外に座っていました。

Lo and behold, the old computer started working again.
驚いたことに、古いパソコンがまた動き始めました。

しゅみすけ(大山俊輔)

lo and behold は、事実そのものより「ここから意外な結果を見せます」という話し手の演出を加える表現です。

ネイティブが感じるニュアンス

lo and behold は、会話や文章に少し芝居がかった、ユーモラスな響きを加えます。大事件だけでなく、探し物が意外な場所から出てきた、試したら本当に直ったなど、日常の小さな驚きにもよく合います。

典型的な流れは次のとおりです。

  1. 話し手が状況、予想、試したことを説明する
  2. 予想外の展開が起こる
  3. lo and behold を合図に、驚きの結果を聞き手へ見せる

lo and beholdが意外な展開から驚きの結果を見せる流れとsurprisinglyとの違いの図解

驚きが本物の場合もあれば、「言ったとおりになったでしょう」という軽い皮肉や得意げな調子で使う場合もあります。

He said the shortcut would save time. Lo and behold, we got lost.
彼は近道なら時間を節約できると言いました。ところがなんと、私たちは道に迷いました。

loとbeholdから意味を理解する

lo は、現代の日常英語では単独でほとんど使わない古風な感嘆語で、「見よ」「ほら」という注意喚起を表します。

behold も「見る」「目にする」という古風・文語的な語です。

二つを組み合わせた lo and behold は、直訳すれば「ほら、見よ」に近く、そこから聞き手の注意を意外な結果へ向ける表現になりました。

ただし、会話では語を分解して使うのではなく、lo and behold 全体を一つの決まり文句として覚えます。

正しい綴りはlo and behold

よくある誤記が low and behold です。発音だけを聞くと low に聞こえやすいのですが、正しくは短い lo です。

  • 正:lo and behold
  • 誤:low and behold

low は「低い」という別の単語で、この表現には使いません。

文中の位置と句読点

and lo and behold,+結果

前の出来事から意外な結果へつなげる、最も典型的な形です。

I pressed the button again, and lo and behold, it worked.
もう一度ボタンを押すと、なんと動きました。

Lo and behold,+結果

新しい文の冒頭に置き、結果を強く見せることもできます。

Lo and behold, our names were at the top of the list.
なんと、私たちの名前がリストの一番上にありました。

文の途中に挿入する

話の流れに挟む場合、前後をコンマで区切ると読みやすくなります。

The package arrived and, lo and behold, everything was intact.
荷物が届き、驚いたことに、中身はすべて無事でした。

場面別の自然な例文

日常生活

I cleaned under the sofa, and lo and behold, I found my missing earring.
ソファの下を掃除すると、なんと、なくしたイヤリングが見つかりました。

We watered the plant for a week, and lo and behold, a new leaf appeared.
一週間その植物に水をやると、なんと新しい葉が出ました。

仕事

We restarted the system and, lo and behold, the error disappeared.
システムを再起動すると、驚いたことにエラーが消えました。

He finally checked the instructions, and lo and behold, the answer was on the first page.
彼がようやく説明書を確認すると、なんと答えは最初のページにありました。

海外旅行

We took one more turn, and lo and behold, the hotel was right in front of us.
もう一度曲がると、なんとホテルが目の前にありました。

買い物

I checked the sale rack, and lo and behold, they had my size.
セール棚を確認すると、なんと私のサイズがありました。

恋愛・人間関係

I went to the reunion, and lo and behold, my first crush was there.
同窓会へ行くと、なんと初恋の人が来ていました。

学校・学習

I reviewed that one chapter, and lo and behold, it was the main topic on the test.
その章だけ復習したところ、なんと試験の中心テーマでした。

surprisinglyとの違い

surprisingly は、「驚くことに」と事実を中立的に説明する副詞です。会話にも文章にも広く使えます。

  • surprisingly:予想外であることを中立的に伝える
  • lo and behold:話の流れを作り、意外な結果をドラマチックに見せる

Surprisingly, the test was easy.
驚いたことに、試験は簡単でした。

I opened the test, and lo and behold, every question was familiar.
試験を開くと、なんと、どの問題にも見覚えがありました。

to my surpriseとの違い

to my surprise は、「私が驚いたことに」と、誰が驚いたかを明確にできます。比較的落ち着いた文章にも自然です。

lo and behold は驚いた人よりも、聞き手に見せる意外な展開に焦点があります。

believe it or notとの違い

believe it or not は、「信じられないかもしれないけれど」と、これから話す内容の信じがたさを前置きします。

Believe it or not, I won the contest.
信じられないかもしれませんが、私はコンテストで優勝しました。

lo and behold は、前の出来事に続く結果を見せるときに特に自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

落ち着いて事実を伝えるなら surprisingly、話を面白くして「するとなんと!」と結果を見せたいなら lo and behold が合います。

日本人が間違えやすいポイント

日常の軽い驚きにも使える

古風な単語を含みますが、決まり文句としては現在も使われます。ただし少し演出的なので、正式な報告書や客観的な論文では surprisingly などが無難です。

命令文として直訳しない

現代の lo and behold は、相手へ実際に「見なさい」と命令する表現ではありません。意外な結果を紹介する談話表現です。

驚きの結果まで続ける

lo and behold だけで終わるより、その後ろに「何が起きたか」を続けると自然です。

すぐ出てこないときの簡単な言い換え

この表現が出てこなくても、基本的な文で十分伝えられます。

  • And then something surprising happened.
    すると、驚くことが起きました。
  • To my surprise, it worked.
    驚いたことに、それは動きました。
  • I was surprised to find it there.
    それをそこで見つけて驚きました。
  • Guess what? I found my keys.
    聞いて。鍵が見つかりました。

「驚いた」と「何が起きた」を短く分ければ、難しい表現がなくても会話は続けられます。

会話で使うミニ練習

A: Did you ever find your camera?
カメラは結局見つかったの?

B: Yes. I opened an old box and, lo and behold, it was right on top.
うん。古い箱を開けたら、なんと一番上にあったよ。

A: After all that searching!
あんなに探したのにね!

まとめ

lo and behold は、意外な結果を物語的に見せる「するとなんと!」「驚いたことに」という表現です。

  • 正しい綴りは lo。low and behold は誤り
  • 文頭や、and の後ろに置いて驚きの結果へつなぐ
  • 少し芝居がかった、ユーモラスな響きを持つ
  • surprisingly は中立、lo and behold は展開を演出する
  • 難しければ “And then something surprising happened.” と言い換えられる

ほかの定型表現も体系的に学びたい方は、英熟語・定型表現のまとめもご覧ください。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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