What do you make of this? と聞かれたとき、makeを「作る」と訳すだけでは意味がつかみにくいかもしれません。
make A of B は、Bという材料・手がかりからAという考えや判断を「作る」感覚です。特に What do you make of …? の形で、「〜をどう思いますか」「〜をどう解釈しますか」という意味になります。
この記事では、make ofの意味、語順、ニュアンス、think ofとの違い、会話で使える例文まで整理します。表現が出てこないときの簡単な言い換えも一緒に見ていきましょう。
Contents
make ofの意味は「〜をどう思う・どう解釈する」
make ofの中心は、見聞きした情報から意見・判断・解釈を組み立てることです。
- What do you make of his idea?
彼の考えをどう思いますか。 - I don’t know what to make of her reaction.
彼女の反応をどう受け止めればよいのか分かりません。 - We couldn’t make much of the report.
その報告書からは、あまり意味を読み取れませんでした。
単なる好みを尋ねるというより、相手に材料を見て判断してもらう場面でよく使われます。
しゅみすけ(大山俊輔)
make+ofから意味の仕組みを理解する
makeには「材料から何かを作り出す」、ofには「何を材料・根拠にしているか」を示す働きがあります。
そこで、次のような流れで理解できます。
clues(手がかり)→ make(考えを作る)→ an opinion(意見・判断)
たとえば、上司から新しい計画書を渡されて What do you make of it? と聞かれたら、「これを材料に、どんな判断を作りますか」という感覚です。自然な日本語では「どう思う?」になります。
よく使う3つの型
1.What do you make of …?
相手の意見・評価・解釈を求める代表的な形です。
- What do you make of the new schedule?
新しい予定をどう思いますか。 - What do you make of his explanation?
彼の説明をどう受け止めますか。 - What do you make of all this?
この一連のことをどう思いますか。
2.I don’t know what to make of …
情報や人の態度が曖昧で、「どう考えればよいか分からない」「判断に困る」と言う形です。
- I don’t know what to make of that message.
そのメッセージをどう受け取ればよいのか分かりません。 - She smiled, but I didn’t know what to make of it.
彼女は笑いましたが、それをどう受け止めればよいのか分かりませんでした。
3.can’t make much/anything of …
見たり聞いたりしても、意味や内容を十分に理解できないときに使います。
- I couldn’t make much of his handwritten note.
彼の手書きのメモは、あまり読み取れませんでした。 - We couldn’t make anything of the strange noise.
その奇妙な音が何なのか、まったく分かりませんでした。
語順:make ofは分離しない
意見や解釈の材料になるものは、ofの後ろに置きます。
- What do you make of the plan?(正しい)
- What do you make the plan of?(通常、この意味では使わない)
目的語が代名詞でも位置は同じです。
- What do you make of it?(正しい)
- What do you make it of?(誤り)
make ofは、make it upのように目的語を間へ入れる分離型の句動詞ではありません。make of+名詞・代名詞をひとまとまりで覚えましょう。
make ofとthink ofの違い
| 表現 | 中心の感覚 | 自然な場面 |
|---|---|---|
| What do you make of …? | 材料から判断・解釈する | 出来事、説明、態度、提案を分析する |
| What do you think of …? | 一般的な感想・意見を聞く | 映画、店、人、案について広く感想を聞く |
What do you think of the movie? は映画の一般的な感想を尋ねる自然な質問です。一方、映画の結末が曖昧で解釈を聞きたいなら、What do you make of the ending? がよく合います。
ただし日常会話では重なる場面も多く、make ofのほうが必ず硬いというわけではありません。「見た情報から、あなたはどう判断する?」という色が少し強いと考えれば十分です。
be made ofと混同しない
be made of は「〜でできている」と材料を表す別の形です。
- This table is made of wood.
このテーブルは木でできています。 - What do you make of this table?
このテーブルをどう思いますか。
同じmakeとofがあっても、be made of+材料とmake of+判断の材料では文の形も意味も異なります。
日常・仕事・恋愛で使える例文
- What do you make of the weather forecast?
天気予報をどう見ますか。 - What did you make of the interview?
面接をどう思いましたか。 - I don’t know what to make of my boss’s silence.
上司が黙っていることを、どう受け止めればよいか分かりません。 - What do you make of their offer?
彼らの提案をどう評価しますか。 - I wasn’t sure what to make of his sudden kindness.
彼の突然の優しさを、どう受け止めればよいのか迷いました。 - She hasn’t replied yet. What do you make of that?
彼女はまだ返信していません。それをどう思いますか。
この句動詞が出てこなかったら?
make ofを忘れても、聞きたいことを直接言えば会話は続けられます。
- What do you think about this?
これについてどう思いますか。 - What does this mean to you?
これはあなたにはどういう意味ですか。 - I don’t understand her reaction.
彼女の反応が理解できません。 - I don’t know how to think about it.
それをどう考えればよいか分かりません。
「意見を聞きたい」のか、「意味が分からない」のかを先に決めると、簡単な英語へ分解できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
関連する表現
まとめ
- make A of Bは、Bを材料にAという意見・判断・解釈を作る感覚
- What do you make of …?は「〜をどう思う・どう解釈する」
- I don’t know what to make of …は「どう受け止めればよいか分からない」
- make ofは分離せず、代名詞もofの後ろに置く
- think ofよりも、材料を見て判断・解釈するニュアンスが出やすい
- 出てこなければWhat do you think about this?などの簡単な英語で伝えられる
makeを使うほかの表現もまとめて確認したい方は、makeを使った句動詞一覧をご覧ください。









