
「決定に抗議する」「会議で異議を唱える」「店員さんに苦情を言う」——日本語ではどれも「抗議する」と言えますが、英語は場面によって表現が変わります。
基本の直訳は protest。ただし、会議なら object to、サービスへの不満なら complain、不正などに声を上げるなら speak out against が自然です。難しい単語が出てこないときの簡単な言い方も一緒に見ていきましょう。
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「抗議する」の英語を先に一覧で確認
| 英語 | 中心の意味 | よく使う場面 |
|---|---|---|
| protest | 決定・政策などに抗議する | 公の反対、正式な抗議 |
| object to | ~に異議を唱える | 会議、提案、ルール |
| complain | 不満・苦情を言う | 店、ホテル、職場 |
| speak out against | ~に反対して声を上げる | 不正、差別、社会問題 |
protest:決定や扱いに「抗議する」
protest は「それは受け入れられない」とはっきり表明する語です。デモだけでなく、会社の決定や不当な扱いへの正式な抗議にも使えます。
- The workers protested the decision.
労働者たちはその決定に抗議しました。 - She protested against the unfair rule.
彼女は不公平な規則に抗議しました。
protest something と protest against something の両方が使われます。名詞なら file a protest(正式に抗議を申し立てる)という形もあります。
object to:会議や提案に「異議を唱える」
object to は、提案・計画・やり方などに異議を唱える表現です。会議で冷静に反対意見を述べる場面によく合います。
- I object to this proposal.
私はこの提案に異議があります。 - Several members objected to changing the schedule.
数名のメンバーが予定の変更に異議を唱えました。
to は前置詞なので、動詞を続けるなら object to doing です。object to change ではなく object to changing としましょう。
complain:サービスや状況に「苦情を言う」
complain は、困ったことや不満を相手に伝える語です。レストラン、ホテル、配送、職場環境など日常的な場面で使います。
- I complained to the manager about the service.
私はサービスについて責任者に苦情を言いました。 - Customers complained that the delivery was late.
顧客は配達が遅れたと苦情を言いました。
形は complain to 人 about 物事。日本語につられて complain the service と目的語を直接置かないよう注意しましょう。
speak out against:問題に対して「声を上げる」
speak out against は、不正や差別などに黙らず、公に反対意見を述べるニュアンスです。
- She spoke out against discrimination.
彼女は差別に反対して声を上げました。 - More employees are speaking out against the policy.
より多くの社員がその方針に抗議の声を上げています。

難しい英語が出てこないときの簡単な言い方
「抗議する」を一語で思い出せなくても、知っている単語で十分伝えられます。
- I don’t think this is fair.
これは公平だと思いません。 - I don’t agree with this decision.
この決定には賛成できません。 - I’d like to talk about a problem.
問題についてお話ししたいです。 - Please reconsider this.
これを再検討してください。
特に接客の場では、いきなり強い抗議語を使うより、I’d like to talk about… から始めると穏やかです。
よくある間違い
× protest to the decision
protest the decision または protest against the decision とします。
× object this plan
object to this plan のように to が必要です。
× complain the staff
人に伝えるなら complain to the staff、内容を示すなら complain about the service です。
短い英会話で使い分けを確認
A: Are you okay with the new rule?
B: No. I object to it because it isn’t fair.
A: Are you going to protest?
B: First, I’ll talk to the manager about the problem.
A:新しい規則で大丈夫?
B:ううん。不公平だから異議があるよ。
A:抗議するの?
B:まず責任者に問題について話してみるよ。
「反対する」「非難する」との違い
「抗議する」は、反対の意思を相手や社会に表明する行動に焦点があります。単に賛成できないなら「反対する」、相手の行為を強く悪いと評価するなら「非難する」です。
まとめ
「抗議する」の基本は protest ですが、会議で異議を唱えるなら object to、苦情なら complain、問題に公に声を上げるなら speak out against が自然です。
迷ったら、I don’t think this is fair. や I’d like to talk about a problem. のような簡単な文から始めましょう。大切なのは、難しい直訳語を探し続けることより、「何に、どんな形で抗議するのか」を英語で具体的に伝えることです。










