
… or so は、数字・時間・数量の後ろにつけて「〜くらい」「〜かそこら」と、おおよその量を伝える表現です。たとえば ten minutes or so なら「10分くらい」。会話で正確な数字が分からないときや、細かく言う必要がないときに自然に使えます。
この記事では、or soの意味と語順、時間・人数・金額での使い方、about・or somethingとの違いを、短い例文で分かりやすく整理します。
Contents
or soの意味は「〜くらい・〜かそこら」
or soの中心は「今言った数字、またはそのあたり」です。ぴったりその数字とは限らず、少し前後する可能性を残します。
- five minutes or so:5分くらい
- twenty people or so:20人くらい
- a week or so:1週間ほど
- $30 or so:30ドルくらい
so はここで「その程度」という感覚です。直前に出した数字に or so を足して、「あるいは、そのくらい」と幅を持たせています。
しゅみすけ(大山俊輔)
語順は「数字・時間・数量+or so」
日本語では「約10分」のように「約」を前に置きますが、英語のor soは数字を含むまとまりの後ろに置きます。
数字・時間・数量 + or so
○ It’ll take ten minutes or so.
10分くらいかかります。
× It’ll take or so ten minutes.
aboutなら about ten minutes と前に置くため、語順を混ぜないことが大切です。

日常会話で使えるor soの例文
時間・期間
Can you wait for five minutes or so?
5分くらい待ってもらえる?
I stayed in Vancouver for a month or so.
バンクーバーに1か月ほど滞在しました。
Let’s meet at seven or so.
7時ごろ会おう。
人数・個数
There were thirty people or so at the event.
そのイベントには30人くらいいました。
We need six chairs or so.
椅子が6脚くらい必要です。
I’ve read ten pages or so.
10ページくらい読みました。
金額・距離・年齢
Lunch was fifteen dollars or so.
ランチは15ドルくらいでした。
The station is two kilometers or so from here.
駅はここから2キロくらいです。
He looks forty or so.
彼は40歳くらいに見えます。
or soとaboutの違い
どちらも「およそ」を表せますが、いちばん分かりやすい違いは位置です。
| 表現 | 語順 | 例 |
|---|---|---|
| about | 数字の前 | about ten minutes |
| or so | 数字の後ろ | ten minutes or so |
about は日常会話から文章まで広く使える中立的な表現です。or so は「10分、まあそのくらい」と後から幅を足す、やや会話的で柔らかな響きがあります。
About fifty guests came.
約50人のゲストが来ました。
Fifty guests or so came.
50人くらいのゲストが来ました。
or soとor somethingの違い
or so は、数字・量・時間のおおよその範囲を示します。一方、or something は「〜か何か」と、物事の種類や内容が曖昧なときに使います。
We’ll be there in an hour or so.
1時間くらいで着きます。
Let’s watch a movie or something.
映画か何か観ようよ。
a coffee or something は「コーヒーか何か」で、飲み物の候補が曖昧です。two coffees or so は「コーヒー2杯くらい」で、数量が曖昧です。
日本人が間違えやすいポイント
or soを数字の前に置かない
「約」に引っ張られて or so ten minutes としないようにしましょう。前に置きたいなら about ten minutes が自然です。
正確さが必要な場面では避ける
契約金額、締め切り、乗車時刻など正確さが必要な場面では、or soだけで済ませず具体的に伝えます。
The deadline is 5:00 p.m. sharp.
締め切りは午後5時ちょうどです。
名詞を含むまとまりの最後に置く
ten or so people という形も可能ですが、まずはリストにある基本形 ten people or so を覚えると安全です。会話ではどちらも「10人くらい」を表します。
しゅみすけ(大山俊輔)
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
or soが出てこなければ、数字の前に about を置けば十分伝わります。
- ten minutes or so → about ten minutes
- five people or so → about five people
- a week or so → about a week
さらに簡単に言うなら、I’m not sure, but maybe ten minutes.(はっきり分からないけど、たぶん10分くらい)でも自然です。
関連表現も一緒に覚えよう
「近いうちに」を表したい場合は、数字の概算ではなくone of these daysの使い方が役立ちます。また、似た形でも意味が異なる表現は英熟語・定型表現の親記事から確認できます。
まとめ
- or soは「〜くらい・〜かそこら」
- 数字・時間・数量を言った後ろに置く
- ten minutes or so のように使う
- about は数字の前、or so は後ろ
- or something は数量ではなく「〜か何か」
- 出てこなければ about+数字 で言い換えられる
まずは Give me five minutes or so.(5分くらい時間をちょうだい)を、そのまま会話のひとかたまりとして覚えてみてください。









