
praise A for B は、「AをBのことで褒める」「Bを理由にAを称賛する」という意味です。
たとえば、上司が同僚の分かりやすい発表を褒めるなら、She praised him for his clear presentation. と言えます。褒められる人がA、褒める理由がBです。
この記事では、praise A for Bの意味、語順、forの感覚、自然な例文、compliment・commendとの違い、日本人が間違えやすいポイントを分かりやすく解説します。
Contents
praise A for Bの意味
praise A for B = AをBのことで褒める・称賛する
- A:褒められる人・組織
- B:行動、成果、性質など、褒める理由
The manager praised Mia for her quick response.
マネージャーは、素早い対応をしたミアを褒めました。
They praised the team for its hard work.
彼らは、その懸命な働きを理由にチームを称賛しました。
praiseは単に「いいね」と一言伝えるよりも、相手の行動や成果をはっきり評価して褒める響きがあります。職場、学校、家庭、ニュースなどで広く使われます。
しゅみすけ(大山俊輔)
praise A for Bの語順
基本の形は次のとおりです。
主語 + praise + A(人)+ for + B(理由)

forの後ろには名詞を置く
We praised her for her courage.
私たちは彼女の勇気を褒めました。
My boss praised me for the report.
上司はその報告書について私を褒めてくれました。
行動を理由にするときはfor doing
forは前置詞なので、動作を続けるときは動詞の原形ではなく動名詞を置きます。
I praised my son for helping me.
私は、手伝ってくれたことで息子を褒めました。
She praised us for finishing the project early.
彼女は、予定より早くプロジェクトを終えたことで私たちを褒めました。
× She praised us for finish the project early.
○ She praised us for finishing the project early.
なぜforを使うの?
ここでのforは「〜のために」という目的ではなく、理由・根拠を示します。「Bという理由でAを褒める」と考えると理解しやすくなります。
同じforの感覚は、次のような文にも見られます。
- Thank you for your help.(助けてくれてありがとう)
- He apologized for being late.(彼は遅れたことを謝りました)
- She was rewarded for her effort.(彼女は努力を評価されました)
いずれもforの後ろが、感謝・謝罪・評価の理由になっています。
praiseのよく使われる形
praise someone for something
Her teacher praised her for her progress.
先生は、上達したことについて彼女を褒めました。
be praised for:〜のことで称賛される
受け身も非常によく使われます。
The hotel was praised for its friendly service.
そのホテルは親しみやすいサービスで高く評価されました。
He was praised for staying calm during the emergency.
彼は緊急時にも冷静さを保ったことで称賛されました。
praise someone as:〜として称賛する
forが「理由」を示すのに対し、asは「どのような人物・存在として評価するか」を示します。
She was praised as a strong leader.
彼女は優れたリーダーとして称賛されました。
場面別の自然な例文
仕事
The client praised Ken for handling the issue so quickly.
顧客は、問題へ迅速に対応したケンを褒めました。
Our director praised the team for meeting the deadline.
部長は、期限を守ったことでチームを称賛しました。
学校・学習
The teacher praised Aya for asking a thoughtful question.
先生は、よく考えられた質問をしたアヤを褒めました。
He was praised for making steady progress in English.
彼は英語で着実に上達したことを褒められました。
家庭・暮らし
We praised the kids for cleaning their room without being asked.
私たちは、言われなくても部屋を片づけた子どもたちを褒めました。
She praised her partner for cooking such a delicious dinner.
彼女は、とてもおいしい夕食を作ってくれたパートナーを褒めました。
旅行・サービス
Many guests praised the staff for their kindness.
多くの宿泊客がスタッフの親切さを称賛しました。
I praised our guide for explaining everything clearly.
私は、すべてを分かりやすく説明してくれたガイドを褒めました。
praise・compliment・commendの違い
| 表現 | 中心的な意味 | よく使う対象 |
|---|---|---|
| praise | 行動・成果・性質を評価して褒める | 仕事、努力、判断、成長 |
| compliment | 相手に褒め言葉をかける | 服装、髪型、料理、センス |
| commend | 価値ある行動を正式に高く評価する | 勇気、献身、優れた対応 |
My manager praised me for my work.
上司は私の仕事ぶりを褒めました。
She complimented me on my jacket.
彼女は私のジャケットを褒めてくれました。
The officer was commended for his bravery.
その警官は勇敢な行動を正式に称賛されました。
「褒める」に使える英語全体の使い分けは、既存記事「「褒める」は英語で?praise・compliment・commendの違いと褒め言葉」でも詳しく紹介しています。
日本人が間違えやすいポイント
praiseの直後にforを置かない
人を褒める場合は、praiseの直後に人を置きます。
× She praised for me my work.
○ She praised me for my work.
complimentと前置詞を混ぜない
praiseはpraise A for Bですが、complimentは通常compliment A on Bです。
He praised me for my presentation.
彼は私の発表を評価して褒めました。
He complimented me on my presentation.
彼は私の発表について褒め言葉をかけてくれました。
praiseは不可算名詞にもなる
praiseは動詞だけでなく「称賛」という名詞でも使えます。通常は不可算名詞なので、一般的な意味でa praiseとはしません。
Her new book received high praise.
彼女の新刊は高い評価を受けました。
すぐ出てこないときの簡単な言い換え
praise A for Bがすぐに出てこなくても、短い基本表現で十分伝えられます。
- I told her she did a great job.
彼女に「よくできたね」と伝えました。 - I said something nice about his work.
彼の仕事について褒める言葉を伝えました。 - I told him I liked his idea.
彼に、そのアイデアがよいと思ったと伝えました。
しゅみすけ(大山俊輔)
会話例
A: How did your presentation go?
B: Pretty well. My manager praised me for keeping it clear and concise.
A: That’s great. You worked hard on it.
A: プレゼンはどうだった?
B:かなりうまくいったよ。上司が、分かりやすく簡潔にまとめたことを褒めてくれたんだ。
A:よかったね。頑張って準備していたもんね。
まとめ
- praise A for Bは「AをBのことで褒める・称賛する」
- Aには褒められる人、Bには褒める理由を置く
- 行動を理由にするときはfor doing
- 受け身のbe praised forもよく使われる
- complimentは褒め言葉をかける、commendは正式に高く評価する響き
- 難しければI told her she did a great job.のように言い換えられる
ほかの英熟語・定型表現も学びたい方は、「英熟語・定型表現の意味と使い方」もあわせてご覧ください。









