rain or shineの意味は?「雨でも晴れでも・何があっても」の使い方と語順

rain or shineの意味・使い方・語順を解説するアイキャッチ画像

rain or shine は、文字どおりには「雨でも晴れでも」、そこから「天候に関係なく」「何があっても」を表す英語の定型表現です。

野外イベントの案内にある The event will be held rain or shine. は「イベントは雨天でも実施されます」。一方、Come rain or shine, I’ll be there. なら「何があっても、私は行くよ」という強い約束になります。

この記事では、rain or shine の意味とニュアンス、文末・文頭での語順、come rain or shine の使い方、regardless of the weatherwhether it rains or not との違いまで、自然な例文とともに解説します。

rain or shineの基本的な意味

rain or shine=雨でも晴れでも・天候に関係なく

rain は「雨」、shine はここでは太陽が「輝くこと」を表します。天気が悪い場合と良い場合という両端を並べ、「どちらの状況でも予定は変わらない」という意味になります。

The market is open every Sunday, rain or shine.
その市場は雨でも晴れでも、毎週日曜日に開いています。

We practice outside, rain or shine.
私たちは天候に関係なく、外で練習します。

そこから天気に限らず、「困難があっても変わらず行う」「何が起きても約束を守る」という比喩的な意味にも広がります。

Rain or shine, she calls her mother every evening.
何があっても、彼女は毎晩お母さんに電話します。

しゅみすけ(大山俊輔)

rain or shine は、単なる天気予報の表現ではありません。「条件が変わっても、自分の予定や意志は変わらない」という部分が中心です。

rain or shineのニュアンス

この表現には、次のようなニュアンスがあります。

  • 予定が確定している
  • 悪条件でも中止しない
  • 継続する意志が強い
  • 相手に「必ず」と安心させる

特にイベントや習慣、約束と相性がよく、短い言葉で「例外なし」を伝えられます。

I’ll pick you up at seven, rain or shine.
何があっても7時に迎えに行くよ。

ただし、災害級の悪天候でも絶対に実施するという法的・安全上の保証をする表現ではありません。イベント案内では、荒天時の中止条件や最新情報を別に示すことも大切です。

語順1:文末にrain or shineを置く

最も使いやすいのは、先に予定や行動を述べ、文末に rain or shine を付ける形です。

主語+動詞 …, rain or shine.

The concert will take place rain or shine.
コンサートは雨天でも晴天でも開催されます。

He walks to work rain or shine.
彼は天候に関係なく歩いて仕事へ行きます。

We’ll meet here at nine, rain or shine.
何があっても9時にここで会いましょう。

文末では直前にコンマを置くことが多いものの、短い文ではコンマなしの表記も見られます。学習者は …, rain or shine. を基本形として覚えると分かりやすいでしょう。

語順2:文頭にRain or shine, …を置く

文頭に出すと、「どんな条件でも」という部分を先に強調できます。

Rain or shine,+主語+動詞 …

Rain or shine, the race starts at eight.
雨でも晴れでも、レースは8時に始まります。

Rain or shine, I’ll keep my promise.
何があっても、私は約束を守ります。

文頭に置く場合は、Rain or shine, のあとにコンマを入れるのが一般的です。

Come rain or shineの意味と語順

Come rain or shine も「雨でも晴れでも」「何があっても」という意味です。文頭に置く形が特に定番で、rain or shine だけよりも少し印象的で、強い決意や変わらない約束を感じさせます。

Come rain or shine, I’ll be there.
何があっても、私はそこへ行きます。

Come rain or shine, we’ll support you.
何があっても、私たちはあなたを支えます。

ここでの come は「来なさい」という普通の命令ではありません。「雨が来ようが晴れが来ようが」のように、どの状況が訪れても結果は変わらないことを表す決まった形です。

Come what may.(何が起ころうとも)にも似た使い方です。

2つの使い方をイラストで確認

rain or shineの天候に関係なくとcome rain or shineの何があってもの使い方を比較した図

使い方 意味 代表例
文字どおりの天候 雨でも晴れでも・雨天決行 The event will go ahead, rain or shine.
比喩的な意志・約束 何があっても Come rain or shine, I’ll be there.

実際には境界が完全に分かれるわけではありません。文脈が野外イベントなら天候の意味が前面に出て、友情や約束の話なら「どんな困難があっても」という比喩が自然に伝わります。

イベント・旅行で使える例文

The outdoor wedding will go ahead rain or shine.
屋外の結婚式は雨天でも予定どおり行われます。

The tour operates rain or shine, so bring a jacket.
ツアーは天候に関係なく催行されるので、上着を持ってきてください。

We’re having the picnic rain or shine.
私たちは雨でも晴れでもピクニックをします。

Is the festival still on if it rains? — Yes, rain or shine.
雨でもお祭りは開催されますか?——はい、雨天でも開催されます。

rain or shine は、イベントページ・ポスター・案内メールでもよく使われるコンパクトな表現です。

仕事・習慣で使える例文

Our delivery team works rain or shine.
私たちの配送チームは天候に関係なく働いています。

She arrives at the office by eight, rain or shine.
彼女は何があっても8時までにオフィスへ来ます。

Rain or shine, we hold the weekly meeting on Monday.
何があっても、毎週の会議は月曜日に行います。

He goes for a run every morning, rain or shine.
彼は雨の日も晴れの日も毎朝ランニングをします。

習慣に使うと、「本当に欠かさず続けている」という継続力が伝わります。

恋愛・人間関係で使える例文

Come rain or shine, I’ll always be on your side.
何があっても、私はいつもあなたの味方です。

She was there for me, rain or shine.
彼女はどんなときも私を支えてくれました。

Rain or shine, we have dinner together every Friday.
何があっても、私たちは毎週金曜日に一緒に夕食を食べます。

I’ll come to your graduation, come rain or shine.
何があっても、あなたの卒業式へ行きます。

人間関係では、物理的な天気よりも「状況が良いときも悪いときも変わらない」という忠誠や愛情を表します。

rain or shineとregardless of the weatherの違い

regardless of the weather も「天候に関係なく」という意味ですが、rain or shine より説明的で中立的です。

The service operates regardless of the weather.
そのサービスは天候に関係なく運行します。

The service operates rain or shine.
そのサービスは雨でも晴れでも運行します。

意味は近いものの、rain or shine は短く印象に残り、会話やイベント告知に向いています。regardless of は天候以外の条件にも広く使え、ビジネス文書にもなじみます。

whether it rains or notとの違い

whether it rains or not は「雨が降るかどうかに関係なく」と、条件を文として明示します。

We’ll go whether it rains or not.
雨が降っても降らなくても、私たちは行きます。

We’ll go rain or shine.
雨でも晴れでも、私たちは行きます。

前者は意味が直接的で、後者は定型表現らしいリズムと決意を感じさせます。whether A or Bの語順と使い方もあわせて確認すると、条件を並べる仕組みが理解しやすくなります。

no matter whatとの違い

no matter what は「何があっても」を広く表し、天候を連想させる必要はありません。

I’ll finish this no matter what.
何があっても、これを終わらせます。

Come rain or shine, I’ll finish this.
どんな困難があっても、これを終わらせます。

どちらも強い決意を表せますが、come rain or shine のほうがイディオムらしく、少し情緒的です。単純で直接的に言いたければ no matter what が便利です。

日本人が間違えやすいポイント

rain and shineにしない

選択肢となる両方の天候を並べるため、定型表現は rain or shine です。

  • ○ rain or shine
  • × rain and shine

shinyに変えない

shine はここでは名詞的に「日が照ること」を表します。rain or shiny とは言いません。

「雨か光か」と一語ずつ訳さない

shine を「輝き」と機械的に訳すと不自然です。表現全体で「雨でも晴れでも」「どんな状況でも」と捉えます。

文頭のcomeを普通の「来る」と考えすぎない

Come rain or shine, … は決まった譲歩表現です。「雨か晴れが来る」という日本語へ直訳せず、「何があっても」と理解しましょう。

しゅみすけ(大山俊輔)

rain or shine が出てこなければ、We’ll do it even if it rains. と言えば十分です。「雨が降ってもやる」と事実をそのまま文にすれば、同じ内容を簡単に伝えられます。

簡単な英語での言い換え

  • We’ll do it even if it rains.
    雨が降っても実施します。
  • The event will not be canceled because of rain.
    イベントは雨では中止になりません。
  • I’ll be there no matter what.
    何があっても行きます。
  • We’ll keep going in any weather.
    どんな天候でも続けます。
  • Nothing will change our plan.
    何があっても私たちの予定は変わりません。

イベントの説明なら even if it rains、比喩的な約束なら no matter what が特に簡単で使いやすい言い換えです。

まとめ

rain or shine は「雨でも晴れでも」「天候に関係なく」、さらに比喩的に「何があっても」を表します。

  • イベントや習慣では、悪天候でも予定を変えないことを表す
  • 約束や人間関係では、状況が変わっても意志が変わらないことを表す
  • 文末の …, rain or shine. が最も使いやすい
  • Come rain or shine, … は強い決意や約束に合う
  • 難しければ even if it rainsno matter what で言い換えられる

まずはイベントの案内で使える The event will go ahead, rain or shine. という一文から覚えてみてください。

天候を使ったほかの表現は、天気を使った英語イディオム12選でも確認できます。英熟語を意味・語順・類似表現との違いから学びたい方は、英熟語・定型表現の専門記事一覧もあわせてご覧ください。

条件・譲歩表現の全体像を確認
この表現がif・even if・although・despite・regardless ofなどの中でどこに位置するかは、条件・譲歩を表す英語表現の総合ガイドで比較できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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