「採用される」は英語で?get hired・be hiredの違いと簡単な言い換え

「採用される」は英語でget hiredと表すことを示すアイキャッチ

「採用される」は英語で、会話ではget hiredが自然です。会社側の判断や手続きに焦点を当てるならbe hiredも使えます。

たとえば「その会社に採用された」は I got hired by the company.、「来月から営業担当として採用される」は I’ll be hired as a sales representative next month. のように言えます。

この記事では「採用される」の自然な英語表現を紹介します。ただし、目的は表現を一つ暗記することだけではありません。get hiredを忘れても、すでに知っている簡単な英語で会話を止めない方法まで一緒に考えましょう。

「採用される」は英語でget hired

get hiredは「採用される」「雇われる」という意味で、仕事探しや転職について話す日常会話でよく使われます。

  • I got hired.
    採用されました。
  • She got hired by a tech company.
    彼女はIT企業に採用されました。
  • He got hired as a designer.
    彼はデザイナーとして採用されました。

hireは「人を雇う」という動詞です。会社を主語にすれば The company hired me.(その会社は私を採用した)となり、採用された人を主語にすると受け身の I was hired. になります。

そこへ「ある状態になる」という変化を表すgetを使ったのが get hiredです。「選考中だった人が、採用された状態になった」という動きが感じられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

「採用された!」という出来事を友達に伝えるなら、まずは I got hired! が言いやすいです。getには「状態が変わった」という感覚があります。

get hiredとbe hiredの違い

どちらも「採用される」ですが、会話での見え方が少し異なります。

表現 主な感覚
get hired 採用に決まったという変化・出来事 I finally got hired.
be hired 採用された事実・受け身の説明 I was hired in April.

I finally got hired.なら「やっと採用された!」という喜びや変化が伝わります。I was hired in April.は「4月に採用されました」と経歴を落ち着いて説明する言い方です。

ただし、両者の境界は厳密ではありません。日常会話ではどちらでも自然になる場面が多くあります。まずは「採用が決まった」と言いたいときにget hiredを使えるようにすると便利です。

発音のポイント

get hiredの発音は、米音でおおよそ「ゲッ・ハイアード」に近い音です。hiredは「ヒレッド」のように一音ずつ読まず、hire(ハイア)に語尾のdを軽く添える感覚で言います。

ゆっくりなら get / hired と分けて構いません。会話ではgetの最後のtを強く破裂させず、次のhへ滑らかにつなぐと自然に聞こえます。最初から速さを目指すより、I got hired.をひとかたまりで何度も声に出す方が実用的です。

「内定をもらう」「入社する」とは同じではない

日本語では採用に関する出来事を細かく分けます。英語でも、どの段階を話しているかによって表現を変えます。

  • get a job offer:内定・仕事のオファーをもらう
  • accept the offer:そのオファーを承諾する
  • get hired:会社に採用される
  • start working for the company:その会社で働き始める・入社する

たとえばオファーを受け取ったものの、まだ承諾していないならI got a job offer.が正確です。初出勤して働き始めたことを言いたいならI started working for the company.が分かりやすいでしょう。

詳しくは「内定をもらうの英語」と「入社するの英語」もあわせて確認してください。

byとasを使うと採用情報を足せる

「どこに採用されたか」はby、「何として採用されたか」はasで表せます。

  • I was hired by a publishing company.
    出版社に採用されました。
  • I got hired as an engineer.
    エンジニアとして採用されました。
  • She was hired by the Tokyo office as an assistant.
    彼女は東京オフィスにアシスタントとして採用されました。

日本語の「会社に」の「に」につられてtoを使いたくなるかもしれませんが、受け身で採用した側を示す基本はbyです。一方、「職種として」の「として」はasが使えます。

land a jobは「仕事を勝ち取る」

land a jobも就職や採用の話でよく見かける表現です。これは単に採用された事実よりも、応募や面接を経て「仕事を獲得した」という達成感を含みます。

  • I landed a job at a startup.
    スタートアップ企業の仕事を獲得しました。
  • She finally landed her dream job.
    彼女はついに念願の仕事に就きました。

landには飛行機などが「着陸する」という意味があります。そこから、狙っていた仕事や契約をうまく手に入れるイメージで使われます。ただし初心者が最初に覚えるなら、幅広く使えるget hiredで十分です。

独り言・英語日記ですぐ使える例文

  • I got hired today!
    今日、採用されました!
  • I finally got hired after three interviews.
    3回の面接を経て、やっと採用されました。
  • I was hired as a full-time employee.
    正社員として採用されました。
  • I hope I get hired.
    採用されるといいな。
  • My friend got hired by a foreign company.
    友達が外資系企業に採用されました。
  • I didn’t get hired, but I learned a lot.
    採用されなかったけれど、多くを学びました。

雇用形態まで説明したい場合は、「正社員になる」「契約社員になる」「派遣社員になる」の違いも役立ちます。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

get hiredをI got the jobと言い換えるしゅみすけ式の解説イラスト

get hiredが出てこなくても、会話を止める必要はありません。「採用される」に対応する英単語を探す代わりに、実際に何が起きたかへ分解します。

何が起きた?
仕事が自分のものになった。

誰が何をした?
会社が自分に仕事をくれた。

知っている基本語なら?

  • I got the job.
    その仕事に決まりました。
  • The company gave me the job.
    会社が私にその仕事をくれました。
  • I will work for the company.
    その会社で働くことになりました。
  • They said, “You can work with us.”
    会社から「私たちと働けます」と言われました。

この中ではI got the job.が短く、自然で、非常に使いやすい表現です。hireを知らなくても、get+the jobなら中学英語の範囲で組み立てられます。

しゅみすけ(大山俊輔)

ぴったりの単語が出ないときは、「会社が何をしたか」「自分に何が起きたか」を言ってみてください。The company gave me the job.でも、言いたいことは十分に伝わります。

まとめ

「採用される」は、会話ではget hiredが自然です。事実や経歴を説明するときはbe hiredも使えます。「会社に」はby、「職種として」はasを使うと情報を足せます。

そして表現を忘れたら、I got the job.で大丈夫です。自然な英語を知っていれば使う。でも思い出せなくても、知っているgetjobで伝える。この切り替えができれば、英会話は止まりません。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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