「正社員になる」は英語で?permanent・full-time employeeの違いと簡単な言い換え

「正社員になる」は英語で?become a permanent employeeを解説するアイキャッチ

「正社員になる」は英語で、雇用期間の定めがないことを伝えたいなら become a permanent employee、勤務時間がフルタイムになることを伝えたいなら become a full-time employee と言えます。

ただし、日本の「正社員」と英語圏の雇用区分は完全には一致しません。full-timepermanent は同じ意味ではないため、何が変わったのかを考えて表現を選ぶことが大切です。

この記事では自然な英語表現だけでなく、ぴったりの言い方を忘れたときに、知っている基本語だけでどう伝えるかも一緒に考えます。

「正社員になる」は英語で?まずは結論

  • become a permanent employee:無期雇用の社員になる
  • become a full-time employee:フルタイム勤務の社員になる
  • get a permanent position:期間の定めがない職を得る
  • be offered a permanent position:無期雇用のポジションを提示される
  • be made permanent:正規・無期雇用へ切り替わる

契約社員から、終了日のない雇用へ変わったなら次のように言えます。

I became a permanent employee.
正社員になりました。

I was offered a permanent position.
正社員のポジションを提示されました。

パートタイムからフルタイム勤務へ変わったなら、こちらが自然です。

I became a full-time employee.
フルタイム社員になりました。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「正社員」には、フルタイム、無期雇用、会社の中心的な社員といった複数の要素が重なっています。英語では、その中のどの点を伝えたいのかに分けて考えましょう。

permanent employeeは「雇用期間の定めがない社員」

permanent の基本的な意味は「一時的ではなく、長く続く」です。雇用の文脈では、終了日があらかじめ決まっていない仕事やポジションを表します。

She moved from a temporary position to a permanent one.
彼女は一時的な職から無期雇用の職へ移りました。

After six months, I became a permanent employee.
6か月後、正社員になりました。

He has a permanent position in the sales department.
彼は営業部で無期雇用のポジションに就いています。

日本でいう「契約期間の定めがない正社員」に近い部分を伝えるなら、permanent employeepermanent position が候補になります。

full-time employeeは「勤務時間」が基準

full-time は、主に勤務時間がフルタイムであることを表します。雇用期間が無期か有期かまでは、この語だけでは分かりません。

I work full-time.
私はフルタイムで働いています。

She became a full-time employee last month.
彼女は先月、フルタイム社員になりました。

He has a full-time contract for one year.
彼は1年間のフルタイム契約で働いています。

最後の例のように、フルタイムでも有期契約という働き方はあり得ます。そのため、full-time employee=必ず日本の正社員とは限りません。

permanentとfull-timeの違い

  • permanent:雇用がいつまで続くかに注目
  • full-time:週に何時間働くかに注目

無期雇用かつフルタイムであることを両方伝えたいなら、次のように言えます。

I now have a permanent, full-time position.
今は無期雇用のフルタイム職に就いています。

My contract was changed to a permanent, full-time position.
契約が無期のフルタイム職へ変更されました。

日本の正社員らしい状態を詳しく説明したいときは、一語に押し込まず、条件を二つに分けるほうが正確です。

regular employeeは使える?

regular employee も辞書などで「正社員」の訳として見かけます。しかし、国や会社によって意味が変わりやすく、日常会話では注意が必要です。

regular は「通常の」「臨時ではない」という意味なので、会社の制度内で契約社員・派遣社員などと区別する表現として使われることがあります。一方で、フルタイムか無期雇用かが必ず明確になるとは限りません。

海外の相手に自分の働き方を説明するなら、permanentfull-timeno fixed end date など、具体的な条件を使うほうが伝わりやすいでしょう。

「正社員に登用される」の英語

契約社員やパートタイマーから正社員へ切り替わる場合は、次の表現が使えます。

I was made permanent after a year.
1年後に正社員へ登用されました。

My temporary position became permanent.
私の一時的なポジションが無期雇用になりました。

The company offered me a permanent position.
会社が私に正社員のポジションを提示してくれました。

I moved from a contract role to a permanent position.
契約社員から正社員になりました。

convert を使い、会社側が雇用形態を切り替えることを表す場合もあります。

The company converted my contract position to a permanent one.
会社は私の契約社員のポジションを無期雇用へ切り替えました。

ただし、初心者が自分の経験を話すなら、I got a permanent position. のような簡単な形で十分です。

「正社員を目指す」「正社員として働く」

正社員を目指す

I’m looking for a permanent position.
正社員の仕事を探しています。

I want to get a full-time, permanent job.
フルタイムの正社員になりたいです。

I hope this position becomes permanent.
このポジションが正規・無期雇用になることを願っています。

正社員として働く

I work here as a permanent employee.
ここで正社員として働いています。

I have a permanent, full-time job.
無期雇用のフルタイムの仕事をしています。

まだ契約社員である

I’m still on a fixed-term contract.
私はまだ有期契約で働いています。

My contract ends in March.
私の契約は3月に終了します。

発音のポイント

permanent は、日本語の「パーマネント」のように全部を均等に発音しません。最初の PER を強くし、後半は弱く短く続けます。

employee は最後の音節が強く、em-ploy-EE のようなリズムです。employer は「雇用主」、employee は「雇われる人」なので、語尾にも注意しましょう。

full-time は二つを大きく切らず、ひとまとまりで発音します。

仕事の会話で使える例文

Are you a permanent employee?
無期雇用の社員ですか。

Is this a permanent or temporary position?
これは無期雇用ですか、それとも一時的なポジションですか。

Will this role become permanent?
この職は将来、無期雇用になりますか。

I was part-time, but now I work full-time.
以前はパートタイムでしたが、今はフルタイムで働いています。

My benefits changed when I became a permanent employee.
正社員になったとき、福利厚生が変わりました。

独り言・英語日記で使える例文

I got some good news at work today.
今日は職場でよい知らせがありました。

The company offered me a permanent position.
会社から正社員のポジションを提示されました。

I will start working full-time next month.
来月からフルタイムで働き始めます。

My job is more stable now.
今は仕事がより安定しました。

I am happy that my position is now permanent.
私のポジションが無期雇用になってうれしいです。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

permanent employee が出てこなくても、「正社員」という日本語を英単語一つに変える必要はありません。何が変わったのかを説明します。

働く時間は?

今はフルタイムで働く

I work here full-time now.

仕事の終了日は?

終了日が決まっていない

My job does not have an end date.

以前との違いは?

以前は契約が1年だった

Before, my contract was for one year.

つなげると、雇用状況をかなり正確に説明できます。

I work here full-time now. My job does not have an end date.
今はここでフルタイム勤務をしており、仕事に終了日はありません。

Before, my contract ended every year. Now I can keep working here.
以前は毎年契約が終了していました。今はここで働き続けられます。

どちらにも「正社員」に対応する難しい名詞はありません。それでも、相手が知りたい雇用条件は具体的に伝わります。

正社員になるをI work here full-time now.などの基本語で説明するしゅみすけ式イラスト

しゅみすけ(大山俊輔)

雇用制度の名前は国によって違います。「正社員」の訳語を探すより、「フルタイムで働く」「契約に終了日がない」と条件を説明するほうが、海外の相手には正確に伝わります。

まとめ|「正社員」のどの部分を伝えるか考えよう

無期雇用になったことを中心に伝えるなら become a permanent employee、勤務時間が変わったなら become a full-time employee が使えます。両方なら a permanent, full-time position と具体的に言えます。

表現を忘れたら、I work here full-time now. My job does not have an end date. と説明すれば大丈夫です。日本語の制度名を英語一語へ置き換えず、実際の条件へ分解しましょう。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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