「仕事を教わる」は英語で?show・teach・train・learn the ropesの違い

「仕事を教わる」は、英語でまず someone showed me how to do the job と言えます。

My coworker showed me how to do the job.
同僚が仕事のやり方を教えてくれました。

知識や技能を継続的に教わるなら teach、会社の研修として指導を受けるなら train、自分が仕事を覚える側に焦点を当てるなら learn the ropes も使えます。

この記事では「仕事を教わる」の自然な英語表現を紹介します。ただ、ぴったりの表現を覚えるだけではありません。会話中に忘れても、知っている簡単な英語で何が起きたかを伝える方法まで一緒に考えてみましょう。

先輩社員から仕事を教わる場面とshow me how to do the jobを示すイラスト

「仕事を教わる」はshow me how to do the job

show someone how to do something は、「実際に見せながらやり方を教える」という基本表現です。仕事の操作・手順・進め方を教わった場面にぴったりです。

  • My coworker showed me how to do the job.
    同僚が仕事のやり方を教えてくれました。
  • My manager showed me how to use the system.
    上司がシステムの使い方を教えてくれました。
  • She showed me how to prepare the report.
    彼女が報告書の作り方を教えてくれました。
  • Can you show me how to do this?
    これのやり方を教えてもらえますか。

日本語では「教える」ですが、英語では目の前で方法を見せるなら show がとても自然です。

show me how to…の語順

語順は、show + 人 + how to + 動詞 です。

  • show me how to use it:私にそれの使い方を見せる
  • show her how to enter the data:彼女にデータ入力の方法を見せる
  • show us how to talk to customers:私たちに接客方法を見せる

how to の後ろには動詞の原形を置きます。how to usinghow to used にはしません。

しゅみすけ(大山俊輔)

teach は知識を教える、show は実際にやって見せる、train は仕事ができるように訓練する感覚です。職場では誰が何をどう教えたかで動詞を選びましょう。

show me how to do the jobの発音

会話では show me がつながって「ショウミー」、how to は速くなると「ハウタ」に近く聞こえます。

SHOW me how to DO the JOB のように、show・do・jobを少し強くするとリズムが作りやすくなります。すべての単語を同じ強さで読む必要はありません。

teach・show・trainの違い

日本語の「教わる」は、英語では教え方によって動詞が変わります。

  • show:実際に見せて、やり方を教える
  • teach:知識・技能を教える
  • train:仕事ができるよう計画的に訓練する

teachは知識や技能を教える

  • My manager taught me how to deal with complaints.
    上司がクレーム対応の方法を教えてくれました。
  • She taught me the basics of accounting.
    彼女が経理の基礎を教えてくれました。
  • He taught me a lot about sales.
    彼は営業について多くのことを教えてくれました。

teach の過去形・過去分詞は taught です。発音は「トート」に近く、teached にはなりません。

trainは仕事ができるように訓練する

  • My supervisor trained me.
    上司が私を指導してくれました。
  • I was trained by an experienced coworker.
    経験豊富な同僚から指導を受けました。
  • They trained me to use the new equipment.
    新しい機器を使えるよう指導してくれました。

train someone to do は「人が〜できるように訓練する」という形です。正式な職業訓練や新人教育に向いています。

しゅみすけしゅみすけ(大山俊輔)

パソコン画面を見せてもらったならshow、考え方や知識を教わったならteach、独り立ちできるよう新人教育を受けたならtrain。日本語の「教わる」一語ではなく、相手が何をしたかを見るのがポイントです。

「教わった」を受け身にしなくてもいい

日本語の「教わる」は受け身のように感じるため、英語でも I was taught… と言いたくなるかもしれません。文法的には使えますが、日常会話では教えた人を主語にしたほうが簡単で自然なことが多いです。

  • I was taught how to use the system.
    システムの使い方を教わりました。
  • My coworker taught me how to use the system.
    同僚がシステムの使い方を教えてくれました。

誰に教わったか分かるなら、My coworker / My manager / She / He から始めれば、難しい受け身を作らずに済みます。

learn the ropesは仕事の要領を覚える

learn the ropes は、新しい仕事や組織の基本的なやり方・要領を覚えるというイディオムです。「誰かに教わる」という行為より、自分が少しずつ仕事を覚える側に焦点があります。

  • I’m still learning the ropes.
    まだ仕事の要領を覚えているところです。
  • My coworker helped me learn the ropes.
    同僚が仕事を覚えるのを手伝ってくれました。
  • It took me a month to learn the ropes.
    仕事の要領を覚えるのに1か月かかりました。

イディオムの由来や show someone the ropes との違いは、learn the ropesの意味と使い方でも詳しく確認できます。

show me the ropesは「仕事の要領を教えて」

show someone the ropes は、「人に仕事・活動の基本的なやり方を教える」という表現です。

  • My senior coworker showed me the ropes.
    先輩社員が仕事の要領を教えてくれました。
  • Could you show me the ropes?
    仕事の基本を教えてもらえますか。

ただし the ropes を忘れたら、Could you show me what to do? で十分です。本シリーズでは、イディオムが出なくても英語を止めないことを大切にします。

仕事を教えてもらうときの質問

  • Could you show me how to do this?
    これのやり方を教えていただけますか。
  • What should I do first?
    最初に何をすればいいですか。
  • Can you do it one more time?
    もう一度やってもらえますか。
  • Could you explain this part again?
    この部分をもう一度説明してもらえますか。
  • Am I doing this right?
    このやり方で合っていますか。
  • What do I do next?
    次は何をしますか。

難しいビジネス英語を使わなくても、show / do / first / next / right などの基本語だけで仕事の確認はできます。

英語日記・独り言ですぐ使える例文

  • My coworker showed me how to use the new system.
    同僚に新しいシステムの使い方を教わりました。
  • I learned how to prepare the weekly report.
    週次報告書の作り方を覚えました。
  • My manager taught me a lot today.
    今日は上司にたくさん教わりました。
  • I practiced the new task with my coworker.
    同僚と新しい業務を練習しました。
  • I’m slowly learning the job.
    少しずつ仕事を覚えています。
  • I asked a lot of questions today.
    今日はたくさん質問しました。
  • I can do the task by myself now.
    今はその業務を一人でできます。

しゅみすけ(大山俊輔)

learn the ropes が出てこなくても、My coworker showed me how to do the job. と言えば、仕事を教わった状況を具体的に伝えられます。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

learn the ropestrain が出てこなくても大丈夫です。「仕事を教わった」ときに実際に何が起きたかへ戻します。

誰が?
同僚が。

↓ 何をした?
私に見せた。

↓ 何を?
何をすればよいか。

My coworker showed me what to do.
同僚が何をすればよいか教えてくれました。

仕事を教わるをMy coworker showed me what to doと簡単な英語に分解する図

教わった内容を具体的に言えば、さらに伝わりやすくなります。

  • She showed me how to use the computer.
    彼女がパソコンの使い方を見せてくれました。
  • He told me what to do first.
    彼が最初に何をするか教えてくれました。
  • We did the job together.
    一緒にその仕事をしました。
  • I watched my coworker and did the same thing.
    同僚を見て、同じようにやりました。

しゅみすけしゅみすけ(大山俊輔)

「教わる」の英単語を探すより、誰が何をしてくれたかを言いましょう。見せてくれたならshow、言ってくれたならtell、一緒にやったならWe did it together.で、その場は十分切り抜けられます。

まとめ

  • 実際に見せて教わる:someone showed me how to do the job
  • 知識・技能を教わる:someone taught me how to…
  • 新人教育・訓練を受ける:be trained / someone trained me
  • 仕事の要領を覚える:learn the ropes
  • 簡単に説明する:My coworker showed me what to do.

日本語の「教わる」をそのまま英語一語へ変えるのではなく、相手が見せたのか、説明したのか、一緒にやったのかを考えると、知っている基本語だけで自然に話せます。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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