「研修を受ける」は英語で?attend training・receive training・take a courseの違い

「研修を受ける」は、英語でまず attend training と言えます。

I attended training for new employees.
新入社員向けの研修を受けました。

研修で知識や技能を教わったことに焦点を当てるなら receive training、決まった講座を受講するなら take a training course も自然です。

この記事では「研修を受ける」の自然な英語表現を紹介します。ただ、目的は表現を一つ覚えることだけではありません。会話中にぴったりの言葉を忘れても、知っている簡単な英語でどう伝えるかまで一緒に考えてみましょう。

「研修を受ける」は英語でattend trainingと表すことを示す職場研修のイラスト

「研修を受ける」は英語でattend training

attend は、会議・授業・式・研修などに「出席する」という動詞です。会社が用意した研修に参加したことを伝えるなら、attend training が分かりやすく自然です。

  • I attended training yesterday.
    昨日、研修を受けました。
  • I have to attend safety training next week.
    来週、安全研修を受けなければなりません。
  • All new employees attend training.
    新入社員は全員研修を受けます。
  • She attended an online training session.
    彼女はオンライン研修に参加しました。

attend の直後には場所や催しを置くため、通常 attend to training とは言いません。attend training と前置詞なしで続けます。

trainingは基本的に数えない

training は「訓練・研修という活動全体」を表すとき、基本的に不可算名詞です。そのため、漠然と「研修を受けた」と言うなら I attended training. とし、a training は避けるのが無難です。

  • I attended training.
  • I received training.
  • I attended a training. △ 一般にはsessionなどを補うほうが自然

一回の研修を数えたいときは、数えられる名詞を添えます。

  • a training session:1回の研修
  • a training course:一定の内容を学ぶ講座
  • a training program:複数回を含む研修制度・プログラム
  • a workshop:参加・実践型の講習会

しゅみすけ(大山俊輔)

training は通常、数えない名詞として使います。attend training は研修に参加する、receive training は指導を受ける側に焦点があります。

attend trainingの発音

attend は後ろの tend を強くして「アテンド」に近い音です。日本語の「アテンド」のように最初を強くせず、at-TEND のリズムを意識します。

training は「トレイニング」に近く、最初の train を強くします。二語なら at-TEND TRAIN-ing と、強い部分を二つ置くと伝わりやすくなります。

なぜ「受ける」がattendになるの?

日本語では、研修・授業・試験・面接などに幅広く「受ける」を使います。しかし英語では、その場面で実際に何をしたのかによって動詞が変わります。

  • 研修に出席した → attend training
  • 知識や技能を教わった → receive training
  • 講座を受講した → take a course
  • 試験を受けた → take an exam
  • 面接を受けた → have an interview / be interviewed

つまり、日本語の「受ける」を一つの英単語に置き換えるのではなく、出席したのか、教わったのか、講座を履修したのかを考えるのがポイントです。

しゅみすけしゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「受ける」だけを見て英単語を探すと迷います。「研修会場に行った」「会社から仕事を教わった」のように、実際にしたことへ分けると英語が作りやすくなります。

receive trainingは「教わる内容」に焦点

receive training は、会社や指導者から知識・技術・指導を提供されたことに焦点があります。やや事務的な響きもありますが、職場ではよく使われます。

  • I received training on the new system.
    新しいシステムについて研修を受けました。
  • New staff receive two weeks of training.
    新人スタッフは2週間の研修を受けます。
  • We received training in customer service.
    接客について研修を受けました。

研修という予定に参加した事実なら attend、そこで指導を受けた事実なら receive と考えると分かりやすいです。

take a training courseは決まった講座を受ける

take a course は、一定のカリキュラムがある講座を「受講する」という自然な表現です。trainingを添えるなら take a training course と言えます。

  • I took a management training course.
    管理職研修を受講しました。
  • I’m taking an online course for new managers.
    新任管理職向けのオンライン講座を受けています。
  • We took a course on workplace safety.
    職場の安全に関する講座を受けました。

take training だけでも使われることはありますが、地域や文脈によって響きが変わります。初心者は attend trainingreceive training、または take a course を使い分けると安全です。

undergo trainingは少しかたい表現

undergo training も「研修・訓練を受ける」ですが、公式な説明や報道、厳しい訓練の文脈で使われやすい、ややかたい表現です。

  • Employees undergo regular security training.
    社員は定期的なセキュリティ研修を受けます。
  • The recruits underwent intensive training.
    新人たちは集中的な訓練を受けました。

日常の英語日記で「今日は会社の研修だった」と言うだけなら、I attended training today. のほうが簡単です。

orientation・onboarding・on-the-job trainingの違い

  • orientation:入社・入学時の説明会。会社のルールや施設を知る導入
  • onboarding:新入社員が職場や仕事に慣れるまでの一連の受け入れプロセス
  • on-the-job training / OJT:実際の仕事をしながら教わる研修
  • I attended orientation on my first day.
    初日にオリエンテーションを受けました。
  • I’m still going through the onboarding process.
    まだ入社後の受け入れプロセス中です。
  • I learned the job through on-the-job training.
    OJTで仕事を覚えました。

日本語の「研修」は範囲が広いため、英語では研修の目的や形式に合わせて言い分けます。

英語日記・独り言ですぐ使える例文

  • I had training all day.
    一日中研修でした。
  • I attended online training from home.
    自宅からオンライン研修を受けました。
  • I learned how to use the new software.
    新しいソフトの使い方を学びました。
  • The training was easy to understand.
    研修は分かりやすかったです。
  • The training was longer than I expected.
    研修は思ったより長かったです。
  • I have another training session tomorrow.
    明日も研修があります。
  • I practiced talking to customers.
    お客様との話し方を練習しました。
  • I learned a lot from the instructor.
    講師からたくさん学びました。

しゅみすけ(大山俊輔)

attend training が出てこなくても、I went to a class for my new job. と言えば、新しい仕事のために研修を受けた状況は伝えられます。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

attend training が出てこなくても、「研修」に対応する難しい言葉を探し続ける必要はありません。研修で実際に何が起きたかを、基本語へ分解します。

何があった?
会社が教えてくれた。

↓ 誰に?
私に。

↓ 何を?
仕事のやり方を。

My company taught me how to do my job.
会社が仕事のやり方を教えてくれました。

研修を受けるをMy company taught me how to do my jobと簡単な英語に分解する図

さらに簡単に、研修で学んだ内容だけを言っても伝わります。

  • I learned how to do my new job.
    新しい仕事のやり方を学びました。
  • My manager showed me how to use the system.
    上司がシステムの使い方を見せてくれました。
  • We practiced how to talk to customers.
    お客様への話し方を練習しました。
  • My company gave me a class about safety.
    会社が安全についての授業をしてくれました。

しゅみすけしゅみすけ(大山俊輔)

「研修」という名詞が出なくても大丈夫です。誰が、何を教えたのか。自分が、何を学んだのか。それを言えば、相手には十分伝わります。

まとめ

  • 研修に出席する:attend training
  • 指導・訓練を受ける:receive training
  • 決まった講座を受講する:take a training course
  • 公式・厳格な訓練を受ける:undergo training
  • trainingは基本的に不可算。1回ならa training session

自然な表現を覚えたら、まず I attended training today. と英語日記に書いてみましょう。忘れたときは、My company taught me how to do my job. のように、起きたことを知っている英語で説明すれば大丈夫です。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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