take sides withの意味は?take sides・take someone’s sideとの違いと使い方

take sides withの意味と使い方を解説するアイキャッチ画像

家族や友人、職場の人どうしが対立しているとき、「どちらかの味方をする」は英語でどう言えばよいのでしょうか。

take sides は「対立しているどちらか一方の側につく」、take sides with 人 は「その人の側について味方する」という意味です。ただし、特定の人をはっきり示す会話では take someone’s sideside with someone のほうが自然なことも多くあります。

この記事では、take sides withの意味と語順、take sides・take someone’s side・side withの違い、自然な例文、簡単な言い換えまで整理します。

take sides withの意味を最初に確認

take sides with+人 は、「対立や意見の食い違いで、その人の側につく・その人を支持する」という意味です。

  • Don’t take sides with either of them yet.
    まだどちらの味方もしないで。
  • She took sides with her younger brother.
    彼女は弟の側につきました。
  • Why are you always taking sides with him?
    どうしていつも彼の味方をするの?

単に相手を手伝うのではなく、意見・争い・対立に「こちら側とあちら側」があり、その一方を選ぶ感覚が中心です。

しゅみすけ(大山俊輔)

take sidesは、最初から「争いの構図」が意識される表現です。単に友達を応援するだけならsupportやroot forのほうが自然な場合があります。

なぜ「味方する」という意味になる?

side は「側・陣営」、take はここでは「選び取る」という感覚です。複数形の sides は、対立する複数の立場を表します。

つまり、take sidesは直感的には「複数ある側のうち一つを取る」。そこから「中立でいるのをやめ、どちらか一方につく」という意味になります。

with を続けると、「誰と同じ側に立つのか」を示せます。

  • take sides with the manager:マネージャーの側につく
  • take sides with the customer:顧客の側につく
  • take sides against us:私たちに敵対する側につく

take sides・take someone’s side・side withの違い

take sidesとtake someone’s sideとside withの違いを示す図解

表現 中心となる意味 焦点
take sides どちらか一方につく 中立ではなくなること
take sides with someone その人と同じ陣営につく 対立の中で選ぶ側
take someone’s side その人の味方をする 特定の人を擁護・支持すること
side with someone その人の立場に同意する 意見や判断への支持

take sides:どちらか一方につく

誰の側かを言わず、「一方に肩入れすること」自体を表します。否定形で中立を求める場面によく使われます。

  • I don’t want to take sides.
    どちらの味方もしたくありません。
  • A good mediator shouldn’t take sides.
    優れた仲介者は、どちらか一方に肩入れすべきではありません。

take someone’s side:その人の味方をする

会話では、特定の人を直接目的語にできるこの形がとても自然です。家族・恋人・友人の言い争いなどにもよく合います。

  • You always take your sister’s side.
    あなたはいつも妹の味方をするよね。
  • Thanks for taking my side.
    私の味方をしてくれてありがとう。

side with someone:その人の意見を支持する

sideを動詞として使う形です。意見・判断・決定について「〜側に同意する」と述べるときに簡潔です。

  • The committee sided with the employees.
    委員会は従業員側を支持しました。
  • I have to side with Maya on this.
    これについてはマヤの意見に賛成せざるを得ません。

語順と文法

基本の形は次のとおりです。

  • take sides
  • take sides with+人・集団
  • take sides against+人・集団
  • take someone’s side
  • side with+人・立場

takeは時制に応じて変化します。

  • 現在:take / takes sides
  • 過去:took sides
  • 現在完了:have / has taken sides
  • 進行形:be taking sides

sidesは、take sidesという定型表現では通常複数形です。take a sideも文脈によって使えますが、一般的に「どちらかの味方をする」ならtake sidesをひとかたまりで覚えると安全です。

場面別の自然な例文

仕事

  • As a team leader, I can’t take sides in this dispute.
    チームリーダーとして、この対立で一方に肩入れすることはできません。
  • The director seemed to take sides with the sales team.
    部長は営業チーム側についたように見えました。
  • Let’s hear both sides before taking sides.
    どちらかの側につく前に、双方の話を聞きましょう。

家族・恋愛・人間関係

  • I’m not taking his side. I just think he has a point.
    彼の味方をしているわけじゃないよ。ただ、彼の言うことにも一理あると思うだけ。
  • My parents took sides with my brother.
    両親は兄の側につきました。
  • Please don’t make me take sides between you two.
    二人の間で、私にどちらかを選ばせないで。

学校・友人関係

  • The teacher refused to take sides.
    先生はどちらか一方の味方をすることを拒みました。
  • Most of our classmates sided with Emma.
    クラスメートのほとんどはエマの側につきました。
  • You don’t have to take sides just because they’re arguing.
    二人が言い争っているからといって、どちらかの味方をする必要はありません。

よく使う組み合わせ

  • refuse to take sides:どちらの側にもつくことを拒む
  • not want to take sides:どちらの味方もしたくない
  • be forced to take sides:どちらかの側につくことを迫られる
  • take sides in a dispute:争いで一方に肩入れする
  • take sides against someone:人に敵対する側につく

日本人が間違えやすいポイント

「応援する」すべてにtake sidesを使わない

スポーツチームや挑戦する友人を応援するだけなら、対立で陣営を選ぶtake sidesより、supportroot forが自然です。

  • I’m rooting for our local team.
    地元チームを応援しています。
  • I support her decision.
    彼女の決断を支持します。

withとagainstの向きを混同しない

withは「〜と同じ側」、againstは「〜に対抗する側」です。

  • He took sides with us.
    彼は私たちの側につきました。
  • He took sides against us.
    彼は私たちに敵対する側につきました。

中立を表すなら否定形が便利

「味方しない」を直訳してI don’t support either person.と言うこともできますが、対立で中立を保つならI’m not taking sides.が簡潔で自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

言い争いに巻き込まれたときは、I don’t want to take sides. と覚えておくと便利です。「どちらの味方もしたくない」と角を立てずに伝えられます。

表現が出てこないときの簡単な言い換え

take sidesがすぐに出てこなくても、基本語で十分伝えられます。

  • I support her.
    私は彼女を支持します。
  • I agree with him.
    私は彼に賛成です。
  • I’m on your side.
    私はあなたの味方です。
  • I don’t want to choose between them.
    二人のどちらかを選びたくありません。
  • I want to stay neutral.
    中立でいたいです。

特に会話では、「人を支える」のか、「意見に賛成する」のか、「中立でいたい」のかを分けて言えば、難しい熟語を思い出せなくても正確に伝えられます。

関連表現

まとめ

take sidesは「対立の中で、どちらか一方の側につく」という表現です。誰の側かを示すならtake sides with someone、会話で特定の人の味方をすると言うならtake someone’s side、意見への支持を簡潔に述べるならside with someoneが自然です。

まずは、対立に巻き込まれたときに使える短い一文から覚えてみましょう。

I don’t want to take sides.
どちらの味方もしたくありません。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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