
the last person to doには、「最後に~する人」と「最も~しそうにない人=決して~するような人ではない」という2つの意味があります。
どちらになるかは、順位を話しているのか、その人の性格や可能性を評価しているのかで判断します。この記事では語順、見分け方、自然な例文、the last thingとの違いまで解説します。
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the last person to doの語順
基本の形は次のとおりです。
the last + 人を表す名詞 + to + 動詞の原形
to doが前の人を説明し、「~する人」というまとまりを作ります。
She was the last person to leave the office.
彼女が最後にオフィスを出た人でした。
Tom is the last person to break a promise.
トムは決して約束を破るような人ではありません。
しゅみすけ(大山俊輔)
意味①「最後に~する人」
人が実際に行動した順番を話している場合は、文字どおり「最後に~した人」です。到着、退出、提出など、順序を確認できる動作でよく使います。
I was the last person to arrive at the meeting.
会議に最後に到着したのは私でした。
Who was the last person to use this computer?
最後にこのパソコンを使ったのは誰ですか。
Maya was the last person to finish the test.
マヤが最後にテストを終えました。
He’s always the last one to reply in our group chat.
彼はグループチャットでいつも最後に返信します。
personの代わりに、すでに誰のことか分かっていればthe last one to doとも言えます。
意味②「最も~しそうにない人」
人物の性格・能力・信頼性などを評価する文脈では、「その行動をする可能性が最も低い人」という慣用的な意味になります。自然な日本語では「決して~するような人ではない」と訳すことが多いです。
She’s the last person to judge you.
彼女は決してあなたを決めつけるような人ではありません。
Ken is the last person to ask for help.
ケンはまず人に助けを求めない人です。
My sister is the last person to forget a birthday.
姉は誕生日を忘れるような人ではありません。
He’d be the last person to share your secret.
彼はあなたの秘密を漏らすような人ではありません。
この用法は否定語を使っていませんが、lastが「可能性の順位でいちばん最後」を表すため、強い否定に近い意味になります。
2つの意味をどう見分ける?

| 確認する点 | 最後に~する人 | 決して~しない人 |
|---|---|---|
| 話題 | 実際の順番 | 性格・可能性・印象 |
| よく使う動詞 | arrive, leave, finish, submit | lie, betray, complain, judge |
| 時制 | 過去形が多い | 現在形・wouldが多い |
Lisa was the last person to call me.
リサが最後に私へ電話した人でした。〈電話の順番〉
Lisa is the last person to call without a reason.
リサは理由もなく電話するような人ではありません。〈性格・傾向〉
しゅみすけ(大山俊輔)
would be the last person to doもよく使う
would be the last person to doは、「その人が~するなんてまずない」という仮定的で控えめな言い方です。
I’d be the last person to tell you what to wear.
私はあなたの服装に口出しするような人ではありません。
She would be the last person to quit without saying goodbye.
彼女が別れも告げずに辞めるなんて、まずありません。
ただし、皮肉として使われる場合もあります。声の調子や前後の文脈には注意しましょう。
the last thingとの違い
the last person to doは「人」、the last thing … want to doは「最もしたくないこと」に焦点を当てます。
He’s the last person I want to talk to.
彼は私が最も話したくない相手です。
The last thing I want to do is argue with him.
私が最もしたくないのは、彼と口論することです。
また、the last person I want to seeは「会いたい相手の順位で最後」なので、「最も会いたくない人」という意味です。to seeではなく関係節の形になっている点も確認しましょう。
日本人が間違えやすいポイント
否定文にしてしまう
慣用的な意味のlast自体に強い否定の感覚があるため、通常はnotを足しません。
○ She is the last person to lie.
彼女は決してうそをつくような人ではありません。
「最後の人」をthe latest personと言う
latestは「最新の・直近の」という意味です。順番の最後はthe last personを使います。
不定詞の動詞を過去形にする
主節が過去でも、toの後ろは動詞の原形です。
○ She was the last person to leave.
× She was the last person to left.
簡単な英語で言い換えるなら
慣用表現が出てこなければ、意味を直接伝えれば十分です。
- He would never lie.(彼は決してうそをつきません)
- She is not the kind of person who complains.(彼女は不平を言うような人ではありません)
- I don’t think he would betray you.(彼があなたを裏切るとは思いません)
順番を言う場合は、She arrived after everyone else.(彼女は全員の後に到着しました)とも言えます。
まとめ
- the last + 人 + to doが基本語順
- 実際の順番なら「最後に~する人」
- 人物評価なら「最も~しそうにない人」「決して~するような人ではない」
- 順番か性格・可能性かを見れば意味を判断しやすい
- 難しければwould neverやnot the kind of person whoで言い換えられる
英語の定型表現をさらに学ぶ方は、英熟語・定型表現の一覧もご覧ください。









