
プレゼンや会議の最後に、話した内容を整理して結論へ導きたいときに便利なのが To sum up, … です。
日本語では「まとめると」「要約すると」「結論として」と訳せます。ただ話を終えるだけでなく、聞き手に「ここから大事なポイントをまとめます」と知らせる会話管理の表現です。
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To sum upの意味は「まとめると・要約すると」
To sum up は、それまでに述べた複数の内容を短く整理し、要点や結論を示す表現です。プレゼン、会議、授業、スピーチなどでよく使われます。
To sum up, the new plan will save us time and money.
まとめると、新しい計画によって時間とお金を節約できます。
To sum up, we need better communication between the two teams.
要約すると、二つのチーム間でより良い意思疎通が必要です。
文頭に置くと、聞き手は「ここから結論・要点に入る」と準備できます。
しゅみすけ(大山俊輔)
なぜsum upが「要約する」になる?
sum は名詞では「合計」、動詞では「合計する」という意味です。up には、ばらばらのものを集めて完了させる感覚があります。
数や項目を集めて一つの結果にするイメージから、sum up は「複数のポイントをまとめる・要約する」という意味になります。
Can you sum up the discussion in one sentence?
その話し合いを一文で要約してもらえますか。
To sum upのよく使う形と語順
1.To sum up,+文
最も代表的な形です。冒頭に置いて、まとめや結論を続けます。書くときは通常、後ろにコンマを置きます。
To sum up, the event was successful despite the bad weather.
まとめると、悪天候にもかかわらずイベントは成功でした。
2.To sum up+名詞
「何をまとめるのか」を目的語で示す形です。この場合は「まとめると」という接続表現ではなく、不定詞の「〜をまとめるために/〜をまとめると」に近くなります。
To sum up the report, sales increased but profits fell.
報告書を要約すると、売上は増えましたが利益は減りました。
3.sum+名詞+up
sum up the meeting と sum the meeting up のどちらも可能です。ただし名詞が長い場合は、間に挟まず sum up + 名詞 が読みやすくなります。
Let me sum up today’s discussion.
今日の話し合いをまとめさせてください。
4.sum it up
目的語が代名詞なら、必ず sum it up の語順にします。sum up it とは言いません。
That sums it up perfectly.
それで完璧に要点がまとまっています。
5.To sum it all up
「全部まとめると」と少し強調したいときの形です。
To sum it all up, we’re happy with the result.
すべてまとめると、私たちは結果に満足しています。
To sum upとIn summaryの違い
どちらも「まとめると」ですが、In summary のほうがやや書き言葉的・フォーマルです。報告書、論文、正式なプレゼンの結論でよく合います。
- To sum up, we have three choices.
まとめると、選択肢は三つあります。 - In summary, the data supports our original hypothesis.
要約すると、データは当初の仮説を裏付けています。
会話や口頭発表では To sum up が自然で、文書や改まった説明では In summary が使いやすいでしょう。

To sum upとTo wrap upの違い
To sum up は「内容を要約する」ことに重点があります。To wrap up は「話・会議・作業を締めくくる」ことに重点があります。
To sum up, customer satisfaction has improved.
まとめると、顧客満足度は向上しました。
To wrap up, does anyone have a final question?
締めくくりに、最後の質問がある方はいらっしゃいますか。
要点を再確認するなら To sum up、終了に向けた最後の手続きをするなら To wrap up が自然です。
To sum upとIn shortの違い
In short は「短く言えば」「要するに」という意味です。前の長い話を正式に要約する場合だけでなく、内容を端的に言い直すときにも使えます。
In short, we can’t afford it.
要するに、私たちにはそれを買う余裕がありません。
To sum up は複数のポイントを整理する響きが強く、In short は結論を短く直接伝える響きがあります。
さらに「手短に言えば」をイディオムで表す場合は、in a nutshellの意味とin shortとの違いも参考にしてください。
To sum upは日常会話でも使える?
日常会話でも使えますが、少し整理された説明の響きがあります。仕事の経緯、旅行計画、複雑な出来事などを話した後には自然です。
To sum up, we missed the train, lost our reservation, and had to stay somewhere else.
まとめると、電車に乗り遅れ、予約も失い、別の場所に泊まることになったんだ。
短い雑談で使うと、あえてプレゼンのようにまとめるユーモラスな響きになることもあります。
To sum up, the date was a disaster.
要するに、そのデートは最悪だったの。
仕事・プレゼンで使える例文
会議
To sum up, we’ll launch the product in October and review the results in December.
まとめると、10月に製品を発売し、12月に結果を検証します。
プレゼン
To sum up, our service is faster, simpler, and more affordable.
まとめると、私たちのサービスはより速く、簡単で、手頃です。
報告
To sum up the situation, demand is high but supply remains limited.
状況をまとめると、需要は高いものの供給は依然として限られています。
意見
To sum up my point, flexibility matters more than having a perfect plan.
私の要点をまとめると、完璧な計画より柔軟性のほうが重要です。
授業
To sum up today’s lesson, use the present perfect when the past connects to now.
今日の授業をまとめると、過去が現在につながるときに現在完了形を使います。
日本人が間違えやすいポイント
新しい話題を始める合図にはしない
To sum up は、それまでの内容を要約する表現です。新しい話題へ移るなら Moving on や On another note を使います。
結論だけでなく要点を示す
長い説明のあとに To sum up と言ったのに、さらに細かい情報を大量に加えると、聞き手は締めが見えなくなります。二つか三つの要点に絞ると効果的です。
sum up itは不可
代名詞は動詞とupの間に置き、sum it up とします。
しゅみすけ(大山俊輔)
簡単な英語での言い換え
To sum up が出てこなくても、基本的な表現で伝えられます。
- The main point is …
大事な点は〜です。 - So, we need to …
つまり、私たちは〜する必要があります。 - In simple words, …
簡単に言うと〜です。 - There are three important things.
大切なことは三つあります。 - Here’s what we decided.
決まったことは次のとおりです。
まとめ
To sum up は、それまでの話を整理して「まとめると」「要約すると」と結論へ導く表現です。
- To sum up,+文:ここから要点・結論を示す
- sum up+名詞:〜を要約する
- sum it up:代名詞は必ず中央に置く
- In summary:ややフォーマルな要約
- To wrap up:話や会議を締めくくる
- In short:短く端的に言い直す
長い説明のあとで大切なポイントを残したいときは、To sum up, … に続けて二つか三つの要点を伝えてみましょう。











