try doingの意味は?try to doとの違い・使い方と例文を分かりやすく解説

try doingの意味・使い方とtry to doとの違いを解説するアイキャッチ画像

try doing は「試しに〜してみる」という意味です。困りごとの解決法や、新しい方法の効果を確かめたいときによく使います。

一方、よく似た try to do は「努力して〜しようとする」。doing と to do の違いが分かると、暗記に頼らず自然に使い分けられます。

try doingの意味は「試しに〜してみる」

try+動名詞(V-ing) は、ある行動を実際に行い、その結果を見てみる表現です。「それでうまくいくか、ひとまず試す」というニュアンスがあります。

  • Try restarting your phone.
    試しにスマホを再起動してみて。
  • I tried adding a little lemon.
    試しにレモンを少し加えてみました。
  • Why don’t you try talking to her?
    彼女に話してみたらどう?

すでに行動した過去なら tried doing、提案や命令なら Try doing … がよく使われます。

しゅみすけ(大山俊輔)

try doingは「成功するまで頑張る」というより、「この方法ならどうかな?」と選択肢を一つ実行する感覚です。

なぜdoingで「試しにやる」になる?

動名詞の doing は、行動そのものをひとまとまりの「こと」として表します。そのため try doing は、直訳すれば「その行動を試す」。実際に行動して反応や結果を確かめるイメージです。

料理の味を変えたいなら try adding some salt、アプリが動かなければ try closing it and opening it again のように、具体的な解決策を提案できます。

try doingとtry to doの違い

try doingは方法を試す、try to doは達成を目指すという違いの比較図

中心の意味 焦点
try doing 試しに〜してみる 方法を実行し、結果を見る
try to do 〜しようと努力する 難しい行動の達成を目指す
  • I tried opening the window.
    試しに窓を開けてみた。(開けるという方法を実行した)
  • I tried to open the window.
    窓を開けようとした。(開ける努力をした。開かなかった可能性もある)

ただし、実際の会話では文脈が意味を補うため、境界が完全に機械的とは限りません。まずは「方法を試す=doing」「達成を目指す=to do」を基本にすると分かりやすいでしょう。

日常会話で使えるtry doingの例文

仕事・勉強

  • Try breaking the task into smaller steps.
    その作業を小さな手順に分けてみて。
  • I tried studying in the morning, and I could focus better.
    朝に勉強してみたら、もっと集中できました。

旅行・買い物

  • Try asking at the information desk.
    案内所で聞いてみて。
  • Try using this coupon at checkout.
    会計でこのクーポンを使ってみて。

暮らし・人間関係

  • Have you tried leaving a little earlier?
    少し早めに出てみたことはある?
  • Try listening before you give advice.
    助言する前に、まず相手の話を聞いてみて。

よく使う形と語順

Try doing …:提案する

Try taking a short break.
少し休憩してみて。

Have you tried doing …?:方法を試したか尋ねる

Have you tried resetting your password?
パスワードをリセットしてみましたか?

try not doing …:あえてしない方法を試す

Try not checking your email for an hour.
1時間、メールを確認しないで過ごしてみて。

日本人が間違えやすいポイント

doingの前にtoを入れない

try to doing とは言いません。「試しにする」なら try doing、「しようと努力する」なら try to do です。

try doingは「挑戦」の強さを必ずしも含まない

小さな対処法を試す場面にも自然です。大きな挑戦を強調したいときは take on a challenge などが合うこともあります。

しゅみすけ(大山俊輔)

迷ったら、「もう実際にその方法をやって結果を見るのか?」と考えてみましょう。Yesならtry doingが有力です。

簡単な英語で言い換えるなら

try doingがすぐに出てこなくても、次のように直接言えば通じます。

  • Do this and see if it works.
    これをやって、うまくいくか見てみて。
  • Maybe this will help.
    これが役立つかもしれません。
  • You can also do this.
    こうすることもできます。

関連表現

まとめ

try doing は「ある方法を実際に試し、結果を見る」、try to do は「難しくても達成しようと努力する」が基本です。

Try restarting it.Have you tried asking her? のような短い形から、日常会話に取り入れてみましょう。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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