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Lucy/恋と仕事に効く英語編集部
映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の原題は、Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald です。
原題を直訳すると「ファンタスティック・ビースト:グリンデルバルドの犯罪」。邦題の「黒い魔法使いの誕生」とは、かなり印象が異なります。
この記事ではタイトル英語に加え、in your shoes、I hope you don’t mind、motion sickness、Knock it off. など、魔法を使わない日常でも役立つ表現を解説します。
・Fantastic BeastsとThe Crimes of Grindelwaldの意味
・「あなたの立場なら」を表すin your shoes
・許可、天気、体調、注意に使える会話表現を学べる
Contents
タイトルを二つに分けて見てみましょう。
Fantastic Beasts は、このシリーズでは魔法動物・魔法生物を指します。The Crimes of Grindelwald は「グリンデルバルドの犯罪」です。
The police investigated the crime.
警察はその犯罪を捜査しました。
He was accused of several crimes.
彼はいくつかの犯罪で告発されました。
邦題の「黒い魔法使いの誕生」は直訳ではなく、グリンデルバルドの台頭を印象的に表した日本独自のタイトルです。英語の birth や born は原題には入っていません。

本作は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』に続くシリーズ第2作です。『ハリー・ポッター』本編より前の時代を舞台に、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーの冒険を描きます。
前作で捕らえられた闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドは、護送中に脱走。魔法族が非魔法族を支配する世界を作ろうと、支持者を集め始めます。
若きアルバス・ダンブルドアは、かつて教え子だったニュートに、グリンデルバルドの動きを追うよう頼みます。ニュートはクリーデンスをめぐる手がかりを追ってパリへ向かい、ティナ、クイニー、ジェイコブらも、それぞれの事情と選択によって事件へ巻き込まれていきます。
第1作の記事は、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で英語学習をご覧ください。

in someone’s shoes は「人の立場に身を置いて」という慣用表現です。相手への共感や助言に使います。
In your shoes, I’d probably refuse too.
私があなたの立場でも、おそらく断るでしょう。
If I were in your shoes, I’d talk to her.
私があなたの立場なら、彼女と話します。
Try to put yourself in his shoes.
彼の立場になって考えてみてください。
I’d はここでは I would の短縮形です。現実には自分が相手ではないため、If I were … や would を使い、現実から距離を取った仮定を表します。
仮定法と通常の条件文を整理したい方は、仮定法と条件文を「現実との距離」で比べた解説も参考にしてください。
すでにしたこと、またはこれからすることが相手にとって迷惑でないか、控えめに伝える表現です。
I hope you don’t mind me asking.
こんなことを聞いても差し支えないといいのですが。
I hope you don’t mind if I open the window.
窓を開けても構わないといいのですが。
I hope you don’t mind, but I invited a friend.
気を悪くしないでほしいのですが、友達を招きました。
許可を事前に明確に取りたい場合は、Would you mind if …? のほうが適しています。I hope you don’t mind. は、軽い断りや配慮を添える感覚です。
鍵を持っている、ドアが開いているなどの状況で、案内を待たず「自分で中に入る」という表現です。
We let ourselves in.
私たちは自分たちで中に入りました。
The door is open, so let yourself in.
ドアは開いているので、自分で入ってきてください。
訪問先で勝手に入ってよいとは限らないため、実際には相手との関係や状況に注意しましょう。
It’s raining cats and dogs. は「土砂降りです」という有名な慣用表現です。
It’s raining cats and dogs outside.
外は土砂降りです。
It’s pouring.
雨が激しく降っています。
現代の会話では、短い It’s pouring. も非常によく使われます。rain cats and dogs は印象的ですが、少し古風・ユーモラスに響くこともあります。

motion sickness は、車、船、飛行機などの揺れによる「乗り物酔い」の総称です。
I get motion sickness easily.
私は乗り物酔いしやすいです。
Do you suffer from motion sickness?
乗り物酔いに悩まされますか?
Do you have anything for motion sickness?
乗り物酔いの薬はありますか?
乗り物ごとの言い方もあります。
I don’t do well on boats.
私は船が苦手です。
I tend to get seasick.
私は船酔いしやすいです。
don’t do well on boats は、病名を使わず「船に乗ると調子がよくない」と柔らかく伝える表現です。
suffer from は、病気や慢性的な問題に「苦しむ」「悩まされる」という表現です。
I suffer from hay fever.
私は花粉症に悩まされています。
She suffers from severe headaches.
彼女はひどい頭痛に悩まされています。
軽い一時的な症状なら、I have a headache. のように have を使うほうが自然なこともあります。
Knock it off. は「いい加減にやめて」「もうやめなさい」という口語表現です。迷惑な行動や冗談を強く止めるときに使います。
Knock it off. I’m trying to concentrate.
いい加減にして。集中しようとしているの。
Hey, knock it off!
ちょっと、やめて!
かなり直接的な言い方なので、仕事相手や初対面の人には注意が必要です。柔らかく頼むなら、次のように言えます。
Could you stop, please?
やめてもらえますか?
Would you mind keeping it down?
少し静かにしていただけますか?
Fantastic Beasts: The Crimes of Grindelwald は、「ファンタスティック・ビースト:グリンデルバルドの犯罪」という意味です。邦題の「黒い魔法使いの誕生」は直訳ではありません。
作品からは、相手の立場を想像する in your shoes、配慮を添える I hope you don’t mind、土砂降りを表す rain cats and dogs、乗り物酔いの motion sickness、強く注意する Knock it off. を学べます。
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