
華やかな「スター」のイメージの奥で、マリリン・モンローは、自分が一人の人間として見られることを強く望んでいました。彼女の言葉を読むと、魅力だけでなく、仕事への情熱、傷つきやすさ、自分らしく生きようとする意志が見えてきます。
この記事では、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)の英語の言葉を、日本語訳と英語学習のポイント付きで紹介します。初心者でも自分の会話に使える簡単な言い換えもまとめました。
名言の出典について:マリリンには、本人の発言として広まったものの出典を確認しにくい言葉が数多くあります。本記事では、1962年のLIFE誌最終インタビューなど記録をたどれる発言を優先し、出典が明確でない定番の2つはその旨を記しています。
Contents
- 1 マリリン・モンローとは?
- 2 マリリン・モンローの英語の名言8選
- 2.1 1. Most people really don’t know me.
- 2.2 2. A sex symbol becomes a thing. I just hate to be a thing.
- 2.3 3. I’m thirty-six years old. I’m just getting started.
- 2.4 4. I want to work. Acting is my life.
- 2.5 5. I am human.
- 2.6 6. Fame will go by.
- 2.7 7. We should all start to live before we get too old.
- 2.8 8. Fear is stupid. So are regrets.
- 3 So do I. / So am I. の文法
- 4 名言から覚えたいコア英語
- 5 初心者でも言える簡単な英語
- 6 他人がつくったイメージより、本当の自分を生きる
- 7 参考資料
マリリン・モンローとは?
マリリン・モンロー(1926–1962)は、アメリカの俳優、モデル、歌手です。本名はノーマ・ジーン・モーテンソン。『七年目の浮気』『お熱いのがお好き』などに出演し、20世紀を代表する映画スターとなりました。
一方で、演技を本格的に学ぶためニューヨークへ移り、自ら製作会社を設立するなど、スタジオが決めたイメージを越えようとした人でもあります。2026年は生誕100年にあたり、最終インタビューの完全版も公開され、スターではなく一人の働く女性としての声が改めて注目されています。
b-cafeには、出演作から英語を学ぶ『七年目の浮気』の記事と『お熱いのがお好き』の記事もあります。名言と映画のセリフを行き来すると、彼女の英語を立体的に楽しめます。
マリリン・モンローの英語の名言8選
1. Most people really don’t know me.
Most people really don’t know me.
ほとんどの人は、本当の私を知らないの。
really は「本当に」。短い文ですが、世間が知る“マリリン・モンロー”と本人との距離が伝わります。
2. A sex symbol becomes a thing. I just hate to be a thing.
A sex symbol becomes a thing. I just hate to be a thing.
セックスシンボルは“物”になってしまう。私は物として扱われるのが本当に嫌なの。
become は「〜になる」、hate to be … は「〜であることが嫌だ」。人ではなくイメージや商品として見られる苦しさを語った言葉です。
3. I’m thirty-six years old. I’m just getting started.
I’m thirty-six years old. I’m just getting started.
私は36歳。まだ始まったばかりよ。
get started は「始める・動き出す」。年齢を終わりの理由にせず、ここから始めるという言い方は、仕事や学び直しにも使えます。
4. I want to work. Acting is my life.
I want to work. Acting is my life.
私は仕事がしたい。演じることは私の人生なの。
want to + 動詞 は「〜したい」。Acting は動名詞で「演じること」です。華やかさよりも、俳優として働くことを求めていた姿が見えます。
5. I am human.
I am human.
私は一人の人間です。
human は名詞なら「人間」、形容詞なら「人間らしい」。たった3語ですが、完璧な偶像ではなく、感情も弱さも持つ人間だという宣言です。
6. Fame will go by.
Fame will go by.
名声はいずれ過ぎ去っていく。
go by は「通り過ぎる・時が過ぎる」。名声を永遠のものとして握るのではなく、一時的なものとして見ていた言葉です。
7. We should all start to live before we get too old.
We should all start to live before we get too old.
年を取りすぎる前に、みんな本当に生き始めたほうがいい。
start to live は「生き始める」、before は「〜する前に」。マリリンの言葉として広く紹介されていますが、初出を確定しにくい表現です。英語としては「いつか」ではなく今を生きよう、という分かりやすい一文です。
8. Fear is stupid. So are regrets.
Fear is stupid. So are regrets.
恐れることは愚か。後悔も同じよ。
こちらも本人の言葉として広く知られる一方、確かな一次出典を確認しにくい表現です。So are regrets. は倒置を使った「後悔もそうだ」。前の文を受けて「〜も同じ」と言えます。
So do I. / So am I. の文法
So + 助動詞・be動詞 + 主語 は、肯定文を受けて「〜もそうです」と表す形です。
- I love movies. — So do I.:私は映画が好き。— 私も。
- I’m nervous. — So am I.:緊張してる。— 私も。
- Fear is stupid. So are regrets.:恐れは愚か。後悔も同じ。
前の文が一般動詞なら do、be動詞なら同じbe動詞を使います。否定文に「私も違う」と同意するときは Neither do I. や Neither am I. です。
名言から覚えたいコア英語
- really know …:〜を本当に知っている
- become a thing:物のような存在になる
- hate to be …:〜であることが嫌だ
- get started:始める、動き出す
- go by:通り過ぎる、時が経つ
- start to …:〜し始める
- So + 助動詞 + 主語:〜もそうだ
特に get started と go by は日常会話でもよく使うチャンクです。単語を一つずつ訳すのではなく、短いかたまりで覚える学び方はbeyondZ Englishでも深掘りしています。
初心者でも言える簡単な英語
- This is the real me. — これが本当の私です。
- I’m just getting started. — まだ始まったばかりです。
- I want to do good work. — 良い仕事がしたいです。
- I’m only human. — 私もただの人間です。
- Time goes by. — 時は過ぎていきます。
- Let’s live now. — 今を生きましょう。
長い名言を再現できなくても、I’m just getting started. なら、転職、英語の学び直し、新しい挑戦など多くの場面で使えます。
他人がつくったイメージより、本当の自分を生きる
マリリンの言葉から見えてくるのは、「美しいスター」だけではありません。人として見てほしい、仕事をしたい、まだここから始めたいという切実でまっすぐな声です。他人が決めた役割に収まらず、自分の人生を自分の言葉で語ろうとした女性でした。
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参考資料
英語でも、“本当の自分”を話してみよう。
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