
力強い歌声とピアノで世界を魅了してきたアリシア・キーズ。華やかな成功の一方で、周囲の期待に合わせ、自分の一部を隠していた時期があったことも率直に語っています。
やがて彼女は、顔だけでなく、考えや夢、迷いまで「覆い隠さない」と決めました。アリシアの言葉が教えてくれるのは、強さとは不安がなくなることではなく、不安も含めた自分を受け入れること。今回は、自分らしさ・勇気・変化について語った英語の名言を7つ紹介します。
Contents
- 1 アリシア・キーズの英語の名言7選
- 1.1 1. It’s okay to not be okay right now.
- 1.2 2. Change only happens when we educate ourselves.
- 1.3 3. There’s nothing and no one that can stop you from changing the world.
- 1.4 4. I don’t want to cover up anymore.
- 1.5 5. It’s about just being who you are.
- 1.6 6. I want to know who I am and accept every part of that identity.
- 1.7 7. I am frightened and I am fearless.
- 2 アリシア・キーズの言葉から学べること
- 3 今日から使える英語表現
アリシア・キーズの英語の名言7選
1. It’s okay to not be okay right now.
「今は、大丈夫でなくても大丈夫です」
2020年の卒業生へ向けたスピーチで語った言葉です。It’s okay to … は「〜しても大丈夫」。いつも前向きでいようと無理をする前に、今の気持ちをそのまま認める。短い一文ですが、相手にも自分にも使える優しい英語です。
2. Change only happens when we educate ourselves.
「変化は、私たちが自ら学ぶときにだけ起こります」
educate ourselves は「自分たち自身を教育する」、つまり受け身ではなく、自ら知ろうとすること。社会を変えたいと願うだけでなく、まず事実を学び、自分の考えや行動を見直す。その積み重ねが変化を生むと伝えています。
3. There’s nothing and no one that can stop you from changing the world.
「あなたが世界を変えることを止められるものも、人もいません」
stop someone from doing は「人が〜するのを妨げる」。nothing and no one と重ねることで、「何ものにも、誰にも止められない」という強い響きになります。大きな世界だけでなく、自分の身近な環境を変える一歩にも重なる言葉です。

4. I don’t want to cover up anymore.
「もう、何も覆い隠したくありません」
cover up は「覆い隠す」「秘密にする」。ノーメイクで公の場に立つことを決めた際、彼女は顔だけでなく、心や考え、夢、葛藤も隠したくないと語りました。見た目の選択を超え、自分の存在を小さくしないという宣言です。
5. It’s about just being who you are.
「大切なのは、ただ自分自身でいることです」
It’s about … は「大切なのは〜だ」「要は〜だ」という会話で便利な表現です。メイクをするかしないか、どちらが正しいという話ではありません。誰かに「こうあるべき」と決めさせず、自分が心地よい姿を自分で選ぶことが本質です。
6. I want to know who I am and accept every part of that identity.
「自分が誰なのかを知り、そのアイデンティティのすべてを受け入れたい」
every part of … は「〜のあらゆる部分」。自信のある自分だけでなく、迷う自分や弱い自分も含めて受け入れるという言葉です。自己理解は、理想の人物へ作り変わることではなく、すでにある自分を少しずつ発見することなのかもしれません。
7. I am frightened and I am fearless.
「私は怖がっている。そして私は恐れを知らない」
frightened は「怖がっている」、fearless は「恐れを知らない」。一見矛盾する2つを and で結ぶところが、この言葉の核心です。怖さと勇気は反対ではなく、同時に存在できます。怖くないから進むのではなく、怖い自分も連れて進めばいいのです。
アリシア・キーズの言葉から学べること
アリシアのメッセージには、「完璧な自分になろう」という圧力がありません。大丈夫ではない日も、怖がる自分も、自信のある自分も、すべてが同じ一人の人間の中にある。その矛盾を消そうとせず、丸ごと受け入れることで、初めて自分の声が出せると語っています。
英語でも、間違えない自分を演じようとすると言葉が止まります。I’m nervous, but I want to try.(緊張していますが、やってみたいです)のように、今の状態と意思を一緒に伝えてかまいません。「怖い」と「やる」は、同時に成立します。
今日から使える英語表現
- I’m learning to accept myself.(自分を受け入れることを学んでいます)
- I don’t have to hide who I am.(自分らしさを隠す必要はありません)
- I’m scared, but I’m ready.(怖いけれど、準備はできています)
アリシアの声を作品でも楽しみたい方は、声優として出演した「“smash”はどんな意味?映画『Sing 2』で学ぶスラング英語」もどうぞ。ステージへ踏み出す登場人物たちの姿にも、怖さと勇気が同居しています。
出典:「Dear Class of 2020」卒業式スピーチ/The Hollywood Reporter/TIME/『More Myself: A Journey』










