
モーガン・フリーマンの声には、不思議な力があります。急がず、飾らず、静かに語るだけで、希望や自由という大きな言葉が、長い人生を通ってきた本物の言葉のように聞こえます。
この記事では、本人が俳優について語った言葉と、『ショーシャンクの空に』『最高の人生の見つけ方』『インビクタス/負けざる者たち』『ブルース・オールマイティ』で彼が届けた台詞を合わせて7つ紹介します。本人の発言と脚本上の台詞は明確に区別します。
Contents
- 1 モーガン・フリーマンとは?――静けさに力を与える俳優
- 2 モーガン・フリーマンの英語の名言7選
- 2.1 1. Your desire always as an actor is to hide, to find enough cover. The fear is always that we’ll be seen.
- 2.2 2. Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies.
- 2.3 3. Get busy living, or get busy dying.
- 2.4 4. I hope to see my friend and shake his hand.
- 2.5 5. You measure yourself by the people who measure themselves by you.
- 2.6 6. Forgiveness liberates the soul. It removes fear. That is why it is such a powerful weapon.
- 2.7 7. You want to see a miracle, son? Be the miracle.
- 3 初心者なら、こんな簡単な英語で覚えよう
- 4 代表作と一緒に味わうと、言葉がさらに深くなる
- 5 まとめ|希望は、静かに選び続けるもの
- 6 心に残った言葉を「使える英語」にしませんか?
モーガン・フリーマンとは?――静けさに力を与える俳優
モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)は、舞台からキャリアを築き、数多くの映画で俳優・ナレーターとして活躍してきたアメリカを代表する名優です。人生の後半で世界的な知名度を得た歩みそのものにも、焦らず仕事を続ける強さが表れています。
ネット上には「モーガン・フリーマンの名言」として拡散されながら、原典が確認できない言葉も少なくありません。今回は、PBSで確認できる本人の発言と、作品・役名・脚本家を特定できる映画の台詞を選びました。
モーガン・フリーマンの英語の名言7選
1. Your desire always as an actor is to hide, to find enough cover. The fear is always that we’ll be seen.
Your desire always as an actor is to hide, to find enough cover. The fear is always that we’ll be seen.
Morgan Freeman, interview excerpt reported by PBS NewsHour (2002)
「俳優としていつも願うのは、隠れること、十分に身を覆えるものを見つけることだ。恐れているのは、いつも自分自身を見抜かれることなんだ。」
これは本人の発言です。desire は「強い願い」、cover はここでは役柄という「隠れ場所」。堂々と見える名優が、演技とは自分を見せるより、役の中へ隠れることだと語る逆説が印象的です。
2. Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies.
Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies.
Red reading Andy’s letter in The Shawshank Redemption (1994), screenplay by Frank Darabont
「希望は良いものだ。おそらく何よりも良いものだ。そして、良いものは決して死なない。」
『ショーシャンクの空に』でレッドがアンディの手紙を読む映画の台詞です。maybe the best of things は「おそらく、あらゆるものの中で最高のもの」。ever が否定文の never dies をさらに強くしています。
3. Get busy living, or get busy dying.
Get busy living, or get busy dying.
Red in The Shawshank Redemption (1994), screenplay by Frank Darabont
「必死に生きるか、必死に死ぬかだ。」
これも『ショーシャンクの空に』の映画の台詞です。get busy doing は「〜することに取りかかる、忙しく動き始める」。二つの選択を or で鋭く対比し、ただ時間を過ごすのではなく、生きる側へ踏み出せと迫ります。
4. I hope to see my friend and shake his hand.
I hope to see my friend and shake his hand.
Red in The Shawshank Redemption (1994), screenplay by Frank Darabont
「友に会い、その手を握れることを願っている。」
物語の終盤にレッドが語る映画の台詞です。hope to do は「〜できることを願う」。自由を大げさな成功ではなく、友人に会って握手するという小さく具体的な願いで表しているからこそ、強く響きます。

5. You measure yourself by the people who measure themselves by you.
You measure yourself by the people who measure themselves by you.
Carter Chambers in The Bucket List (2007), screenplay by Justin Zackham
「自分という人間の価値は、自分を手本にした人たちによって測られる。」
『最高の人生の見つけ方』でフリーマンが演じたカーターの映画の台詞です。measure A by B は「Bを基準にAを測る」。財産や肩書きではなく、自分の生き方がほかの人に何を残したかで人生を考える言葉です。
6. Forgiveness liberates the soul. It removes fear. That is why it is such a powerful weapon.
Forgiveness liberates the soul. It removes fear. That is why it is such a powerful weapon.
Nelson Mandela in Invictus (2009), screenplay by Anthony Peckham
「許しは魂を自由にする。恐れを取り除く。だからこそ、それは非常に強力な武器なのだ。」
『インビクタス/負けざる者たち』でネルソン・マンデラを演じた際の映画の台詞です。liberate は「解放する」。許しを弱さではなく、恐れから自由になるための powerful weapon と表現している点が核心です。
7. You want to see a miracle, son? Be the miracle.
You want to see a miracle, son? Be the miracle.
God in Bruce Almighty (2003), screenplay by Steve Koren, Mark O’Keefe and Steve Oedekerk
「奇跡を見たいのか? なら、自分が奇跡になりなさい。」
『ブルース・オールマイティ』で神を演じたフリーマンの映画の台詞です。Be the miracle. は基本動詞 be だけの短い命令文。誰かが世界を変えてくれるのを待つのではなく、自分の行動から始めるという意味です。
初心者なら、こんな簡単な英語で覚えよう
以下は、今回の名言を日常で使いやすくした現代的なやさしい英語への言い換えです。モーガン・フリーマン本人や映画の原文ではありません。
- Don’t lose hope.(希望を失わないで)
- Choose to live.(生きることを選ぼう)
- I hope to see my friend.(友人に会えたらいいな)
- Let go of fear.(恐れを手放そう)
- Start with yourself.(まず自分から始めよう)
難しい単語を使わなくても、hope / live / friend / fear / start の5語で今回の核心は伝えられます。短い文を声に出すと、フリーマンのゆっくりした語り口が、英語のリズムのお手本にもなります。
代表作と一緒に味わうと、言葉がさらに深くなる
希望と自由を描いた『ショーシャンクの空に』、人生の終わりから本当に大切なものを見直す『最高の人生の見つけ方』は、今回の名言と特に強くつながります。
許しとリーダーシップを考えるなら『インビクタス/負けざる者たち』、落ち着いた知性と駆け引きを楽しむなら『グランド・イリュージョン』、世界的危機の中で語る声を聴くなら『ディープ・インパクト』もおすすめです。
まとめ|希望は、静かに選び続けるもの
モーガン・フリーマンが演じてきた人物たちは、簡単に勝利を約束しません。暗い時間が長く続いても、希望を手放さず、友に会う日を思い描き、許しを選び、自分にできる一歩を踏み出します。その静かな選択の積み重ねに、彼の声が力を与えてきたのでしょう。
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心に残った言葉を「使える英語」にしませんか?
b わたしの英会話では、好きな映画や人物の言葉から、日常会話で使える短い英語へ広げられます。初心者の方も、知っている単語から自分の言葉を作れます。
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