
「自業自得」を英語で言うなら、まず覚えたいのは You brought it on yourself. です。「その結果は自分で招いたんだよ」という意味で、自分の行動が悪い結果につながったことを表せます。
ただし、相手を責める響きがある表現も多いため、場面によっては簡単な英語で言い換えるほうが自然です。この記事では、定番表現の違いと、英語初心者でも使いやすい言い方を例文つきで紹介します。
Contents
「自業自得」は英語でどう言う?
| 英語表現 | ニュアンス | 強さ |
|---|---|---|
| You brought it on yourself. | 自分でその結果を招いた | やや強い |
| It serves you right. | 当然の報いだ・いい気味だ | かなり強い |
| You got what you deserved. | 受けるべき結果を受けた | 強い |
| You reap what you sow. | まいた種は自分で刈り取る | ことわざ的 |
| It’s your own fault. | 自分のせいだ | 簡単で直接的 |
You brought it on yourself.:自分で招いた結果
bring something on oneself は、「よくないことを自分自身にもたらす」という表現です。「自業自得」に最も幅広く使いやすい英語ですが、落ち込んでいる相手に言えば冷たく聞こえることがあります。
You ignored every warning. You brought it on yourself.
何度も注意を無視したんだから、自業自得だよ。
I stayed up too late and missed my train. I brought it on myself.
夜更かしして電車に乗り遅れた。自業自得だね。
主語に合わせて myself / himself / herself / themselves と変えます。
- I brought it on myself.(自分で招いた)
- He brought it on himself.(彼の自業自得だ)
- They brought it on themselves.(彼ら自身が招いた)
It serves you right.:かなり強い「当然の報い」
It serves you right. は「そうなって当然」「いい気味だ」に近く、相手への同情がほとんどない言い方です。冗談を言い合える間柄では使えますが、本当に傷ついている人や仕事上の相手には避けたほうが安全です。
You ate my cake, and now yours is gone? It serves you right!
私のケーキを食べて、自分のもなくなったの? 自業自得だね!

You got what you deserved.:受けるべき結果を受けた
deserve は「〜に値する」という意味です。You got what you deserved. は「当然の結果を受けた」という強い評価を含みます。
He cheated in the game and was disqualified. He got what he deserved.
彼は試合で不正をして失格になった。自業自得だ。
なお、deserve はよい意味にも使えます。たとえば You deserve a break. なら「あなたは休むに値する=少し休んだほうがいいよ」です。
You asked for it. / You had it coming. も使える?
どちらも「そうなっても仕方がない」という意味で使われますが、責める響きが強い表現です。
- You asked for it.:自分から災いを招いた
- You had it coming.:前からそうなるのが当然だった
You asked for it. は直訳の「あなたがそれを頼んだ」とは限りません。また、深刻な被害を受けた人に使うと、被害者を責める非常に不適切な言葉になり得ます。軽い失敗や冗談の場面に限るのが無難です。
You reap what you sow.:自分のまいた種を刈り取る
You reap what you sow. は、直訳すると「自分がまいたものを刈り取る」です。日々の行動が将来の結果となって返ってくる、という長い因果関係を語るときに合います。
If you treat people badly, they won’t trust you. You reap what you sow.
人をぞんざいに扱えば、信頼されなくなる。自分でまいた種は自分で刈り取るものだ。
目の前の小さな失敗には You brought it on yourself.、人生や習慣の結果をことわざらしく言うなら You reap what you sow. が自然です。
初心者でも言える簡単な英語
難しい決まり文句が出てこなくても大丈夫です。「自分の行動が原因で、この結果になった」と分けて考えると、知っている単語だけでも伝えられます。
It’s my own fault.
「自分のせいです」。短く、反省をまっすぐ伝えられます。
I forgot to set the alarm. It’s my own fault.
アラームをセットし忘れました。自分のせいです。
This happened because of my choices.
「自分の選択のせいで、こうなりました」。相手を責めず、自分の判断を振り返る言い方です。
I’m behind schedule, but this happened because of my choices.
予定より遅れていますが、自分の選択が原因です。
I caused this problem myself.
「この問題は自分で引き起こしました」。仕事でも意味が明確に伝わります。
I didn’t check the file. I caused this problem myself.
ファイルを確認しませんでした。この問題は自分で引き起こしました。
I should have listened.
「聞いておけばよかった」。忠告を無視した結果なら、これだけで自業自得の気持ちを自然に表せます。
You told me to bring an umbrella. I should have listened.
傘を持っていくよう言ってくれたのに。聞いておけばよかった。
会話ではどう使う?
友達との軽い会話
A: I watched videos until 3 a.m. Now I’m exhausted.
B: Well, you brought it on yourself.
A: I know. I should have gone to bed.
A:午前3時まで動画を見ちゃった。もうヘトヘト。
B:まあ、自業自得だね。
A:分かってる。寝るべきだった。
自分の失敗を認める
A: Why did you miss the deadline?
B: I started too late. It was my own fault.
A:どうして締め切りに遅れたの?
B:取りかかるのが遅すぎたんです。自分のせいです。
「自業自得」と「因果応報」の違いは?
日常会話では重なる部分も多い言葉です。ただ、「自業自得」は自分の行動によって自分が結果を受ける場面、特に悪い結果についてよく使われます。一方、「因果応報」は行いに応じた報いが返るという、より広い因果を表すことがあります。
英語では文脈に応じて、目の前の結果なら You brought it on yourself.、長期的な因果なら You reap what you sow. と使い分けると伝わりやすいでしょう。
よくある質問
「自業自得」を一番自然な英語で言うと?
幅広い場面で使いやすいのは You brought it on yourself. です。自分についてなら I brought it on myself. と言います。
It serves you right. は失礼?
相手に「当然の報いだ」と言い放つ強い表現です。冗談が通じる親しい間柄以外では、失礼・冷淡に聞こえる可能性があります。
仕事で自分の非を認めるなら?
It was my own fault. や I caused this problem myself. が明確です。そのあとに I’ll fix it.(修正します)など、次の行動を添えると建設的です。
まとめ
「自業自得」の定番は You brought it on yourself. です。ただ、英語では表現ごとに責める強さが違います。
- You brought it on yourself.:自分でその結果を招いた
- It serves you right.:当然の報いだ(かなり強い)
- You reap what you sow.:自分のまいた種を刈り取る
- It’s my own fault.:初心者でも言いやすい「自分のせい」
難しいフレーズを無理に使わず、I should have listened. のように「何を後悔しているか」を簡単な英語で言うだけでも、気持ちは十分に伝わります。
ほかの日本語表現も英語にしてみたい方は、「継続は力なり」は英語で?、「百聞は一見にしかず」は英語で?もあわせてどうぞ。
ほかの表現も見る:四字熟語を英語で|意味・例文と簡単な言い換え一覧









