be on the point of doingの意味は?語順とbe about toとの違いを例文解説

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be on the point of doing は、「まさに~するところだ」「今にも~しそうだ」を表す定型表現です。出来事が始まる一歩手前まで来ていることを、少し硬めに描写します。

意味は be about to do とよく似ていますが、後ろの形は異なります。on the point of の後ろには名詞または動名詞を置くため、to doではなくdoingです。この記事では、意味の成り立ち、語順、時制、自然な例文、be about to・on the verge ofとの違いまで詳しく解説します。

be on the point of doingの意味

be on the point of doing = まさに~するところだ/今にも~しそうだです。ある動作や変化が始まる直前の状態を表します。

  • I was on the point of leaving.
    私はちょうど帰ろうとしていました。
  • She is on the point of tears.
    彼女は今にも泣きそうです。
  • The two sides are on the point of reaching an agreement.
    双方はまさに合意に達しようとしています。

日常の予定を気軽に伝えるというより、「境目のすぐ手前にいる」という切迫感や描写性があります。話し言葉でも使えますが、be about to より文章的で、物語、ニュース、改まった説明などでよく見られます。

しゅみすけ(大山俊輔)

ofの後ろなので、動詞はdoingの形にします。be on the point to leaveではなく、be on the point of leavingです。

なぜ「まさに~するところ」になるの?

point には「点」のほか、「ある段階・時点・境目」という意味があります。on the point of は、比喩的に「その出来事が始まる点の上にいる」と捉えられます。

  • on:その位置・地点に接している
  • the point:出来事が始まる境目
  • of doing:何が起こる境目なのか

つまり、まだ出来事は完全には始まっていないものの、その直前まで進んでいる状態です。この「あと一歩」というイメージが、「まさに~するところ」「今にも~しそう」という意味につながります。

語順はbe on the point of+名詞・動名詞

be on the point ofの後ろに動名詞を置く語順とbe about toとの違いを示す解説イラスト

基本の形は次のとおりです。

主語 + be動詞 + on the point of + 名詞/動名詞

動名詞を置く形

  • The train is on the point of departing.
    電車はまさに出発しようとしています。
  • I’m on the point of giving up.
    私はもう諦めそうです。
  • They were on the point of signing the contract.
    彼らはまさに契約書へ署名するところでした。

ここでの of は前置詞です。前置詞の後ろに動詞の意味を置くときは動名詞にするため、leaveではなくleaving、signではなくsigningとなります。

名詞を置く形

動作ではなく、状態や出来事を表す名詞を置くこともできます。

  • The company is on the point of collapse.
    その会社は倒産寸前です。
  • She was on the point of tears.
    彼女は今にも泣き出しそうでした。
  • The discovery brought medicine to the point of a major breakthrough.
    その発見により、医学は大きな飛躍の目前まで来ました。

学習者が使いやすいのは on the point of doing の形です。名詞型には慣用的な組み合わせもあるため、実際に見聞きしたまとまりで覚えましょう。

過去形では「~するところだった」

was / were on the point of doing は、過去のある時点で「まさに~しようとしていた」という意味です。その後、本当に実行したかどうかは、この表現だけでは決まりません。

  • I was on the point of calling you.
    ちょうどあなたに電話しようとしていました。
  • We were on the point of ordering when Mia arrived.
    ミアが到着したとき、私たちはちょうど注文するところでした。
  • He was on the point of quitting, but his manager persuaded him to stay.
    彼は辞める寸前でしたが、上司に説得されて残りました。

when + 過去形を続けると、「まさに~しようとした、そのとき…」という展開を自然に作れます。

  • I was on the point of falling asleep when the phone rang.
    眠りに落ちそうになったそのとき、電話が鳴りました。

be on the point ofとbe about toの違い

be about to:会話で使いやすい

be about to + 動詞の原形 も「まさに~するところ」です。日常会話ではこちらのほうが短く自然です。

  • I’m about to leave.
    今から出るところです。
  • The movie is about to start.
    映画が始まるところです。

on the point of:一歩手前を描写する

be on the point of doing は、ある出来事の境目まで来ている様子を描きます。少し硬く、劇的または客観的な響きが出やすい表現です。

  • The negotiations are on the point of breaking down.
    交渉は決裂寸前です。
  • She looked as if she were on the point of crying.
    彼女は今にも泣きそうに見えました。
表現 後ろの形 主なニュアンス
be on the point of 名詞・doing 一歩手前を描写。やや硬め
be about to 動詞の原形 直前の予定・状況。会話で自然

詳しい基本用法は、既存記事のbe about toの意味・be going toやwillとの違いでも確認できます。

on the verge ofとの違い

on the verge of + 名詞/doing も「~する寸前」を表します。vergeは「端・へり」で、変化の境界へ来ている感覚があります。

  • The team is on the verge of winning the championship.
    そのチームは優勝目前です。
  • The team is on the point of winning the championship.
    そのチームはまさに優勝しようとしています。

多くの文脈で近い意味になりますが、on the verge of は大きな変化や状態に使われやすく、良いことにも悪いことにも使えます。on the point of は、特定の動作が始まる直前を示しやすい表現です。

なお、動詞としての verge onとon the verge ofの違いは別記事で詳しく解説しています。

場面別の自然な例文

日常生活

  • I was on the point of taking a shower when the doorbell rang.
    シャワーを浴びようとしたとき、玄関のベルが鳴りました。
  • The baby is on the point of falling asleep.
    赤ちゃんは今にも眠りそうです。

仕事

  • We are on the point of launching the new service.
    私たちは新サービスをまさに開始しようとしています。
  • The client was on the point of canceling the order.
    顧客は注文をキャンセルする寸前でした。
  • The discussion is on the point of becoming personal.
    議論は個人攻撃になりかけています。

恋愛・人間関係

  • I was on the point of telling him how I felt.
    私は彼に自分の気持ちを伝えようとしていました。
  • They seemed to be on the point of breaking up.
    二人は別れそうに見えました。

旅行

  • We reached the gate just as it was on the point of closing.
    ゲートがまさに閉まろうとしたとき、私たちは到着しました。
  • The plane was on the point of taking off.
    飛行機は離陸直前でした。

日本人が間違えやすいポイント

1.ofの後ろを動詞の原形にしない

  • 誤:She is on the point of cry.
  • 正:She is on the point of crying.
    彼女は今にも泣きそうです。

ofの後ろなので、動詞には-ingを付けます。

2.be about toと語順を混ぜない

  • be about to leave
  • be on the point of leaving

be on the point to leavebe about to leaving は誤りです。2つの型をセットで対比すると覚えやすくなります。

3.「要点」のpointと混同しない

pointには「要点・主張」という意味もありますが、on the point of doingでは「出来事が始まる時点・境目」です。

  • What’s your point?
    何が言いたいのですか。
  • I’m on the point of leaving.
    私はまさに出るところです。

また、There is no point in doing(~しても意味がない)は別の構文です。on the point of doingとは語順も意味も異なります。

簡単な英語で言い換えるなら

この表現がすぐ出てこなければ、次の形で十分に伝わります。

  • be about to do:まさに~するところ
  • almost + 動詞:もう少しで~する/ほとんど~する
  • be going to do … now:今から~する
  • be very close to doing:~する寸前・あと少し

たとえば、I was on the point of giving up.I almost gave up.(もう少しで諦めるところでした)と簡単に言えます。ただし、almost gave upは「実際には諦めなかった」という含みが強く、on the point of giving upはその時点の切迫した状態を描く違いがあります。

「危うく~するところだった」という構文は、come close to doingとalmostの違いも参考になります。

しゅみすけ(大山俊輔)

会話ではbe about toで十分です。on the point of doingは、小説やニュースで見たときに意味が取れ、必要なら少し改まった説明で使えるようにしておきましょう。

まとめ

be on the point of doing は「まさに~するところだ」「今にも~しそうだ」という意味です。pointを「出来事が始まる境目」と考えると、一歩手前のイメージをつかめます。

語順は be on the point of + 名詞/動名詞。ofは前置詞なので、動詞の原形ではなくdoingを置きます。日常会話ではbe about toが使いやすく、on the point ofは直前の状態を少し硬く描写したいときに向いています。

そのほかの英熟語・定型表現は、英熟語・定型表現の親記事から確認できます。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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